北海道情報誌の編集長も通う 全7品のランチコースがすごかった

特集

冬の北海道を“美味しく・楽しく”遊び尽くす

2017/02/05

北海道情報誌の編集長も通う 全7品のランチコースがすごかった

北海道は食の宝庫。ラーメン、ジンギスカンに、海鮮丼…食べたいものをあげればキリがないが、旅行日数には限りがある…。だったら効率的に北海道を楽しむ術を知りたい! そこで、地元の名店をランチとディナー1軒ずつ、北海道のタウン誌「O.tone(オトン)」編集長にこっそり教えてもらった。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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北海道を代表するタウン誌の編集長が認めた絶品・道産グルメとは…!?

北海道の豊かな土壌が育てた芳醇(ほうじゅん)な道産食材を目当てに、たくさんの人が北海道を訪れる。グルメな店は北海道にあまたあれど、全部制覇することは叶(かな)わない。それならば、ココだけは外せない地元の名店を調査するのみ! 

というわけで、編集部イチの食いしんぼう・編集Mが現地に飛び、北海道のタウン誌「O.tone(オトン)」の編集長に、“マル秘店”を聞き込み! 北海道の絶品グルメを実食レポートします。

\やってきたのはココ! あるた出版/

約30年にわたり北海道のタウン誌を発行し続けている株式会社あるた出版。北海道に根付く、月刊情報誌「O.tone」の編集部がここにある。編集M「札幌の街を愛し続ける編集部で、とっておき情報を聞き出すぞ」
編集M
編集M
「こんにちは~。O.tone編集長に北海道のおすすめのお店を伺いたくて、思わず札幌まで来てしまいました! 編集長はいらっしゃいますか…?」

「O.tone」編集長 平野たまみさん

「編集部へようこそ」と、ニッコリと出迎えてくれたのは平野たまみ編集長
平野たまみさん

平野たまみさん

O.tone編集長

編集M
編集M
「北海道はやっぱり寒いですね(取材当時-4℃)。冬だからこその北海道の魅力ってなんでしょう?」
平野編集長
平野編集長
「そうねぇ~どこにも負けない寒さと雪じゃないかな(笑)? 地元の人間は寒がってウィンタースポーツはあまりしないけれど、道外から来た人にはこの寒さと雪を思いっきり体感してほしい。例えば、雪でしんしんと冷える夜空に輝くスターダストはキレイだし、思い切り酔った時の冷たい外の空気はとっても気持ちいい」
編集M
編集M
「思う存分飲んだ後は、北海道の冷気を感じながらお散歩もいいですね! では平野編集長、本題なのですが…はるばる北海道までやって来たからには、北海道ならではの食を楽しみたいんです。北海道を骨の髄まで知り尽くした平野さんだからこそ知る、“マル秘な名店”をズバリ教えてもらえませんか?
平野編集長
平野編集長
「なるほど。任せてちょうだい。本当は秘密にしておきたいけれど、今日は特別に教えちゃう。1日で北海道をまるごと楽しめるような、とっておきのお店を昼・夜それぞれ紹介します」

【編集長オススメの2軒はコレ】

1.お昼は優雅に「LA BRIQUE」でフレンチ
2.夜はしっぽり「めんめ」で新鮮な魚介に舌鼓

1.編集長推しグルメ 昼編

道外から来た女性大喜び!?
道産フレンチレストラン「LA BRIQUE」

札幌駅から車で約7分、札幌の中心にあるサッポロファクトリーレンガ館の1Fにたたずむ「LA BRIQUE」。「早速いってみよう~!」と意気揚々としてお店へ入る編集M

せっかくの旅行なので、ちょっと贅沢(ぜいたく)なランチはいかが? 北海道の食材をふんだんに利用したフレンチを楽しむことができるのが「LA BRIQUE」(ラ・ブリック)だ。

風合い豊かなレンガの門構えがお出迎え。ラ・ブリックとはフランス語で「レンガ」という意味。店内外のレンガは全て明治9年から積み上げられた歴史的建造物の北海道産レンガをそのまま利用している。

平野編集長
平野編集長
「最近、北海道には小さなフレンチ・イタリアンのお店が増えてきていて、2011年にオープンした『LA BRIQUE』は代表的な存在北海道フレンチというと聞いたことがないかもしれないけれど、北海道はラーメンやジンギスカン、カニだけじゃない。食材がいいので、どのお料理も美味しくて感動すること間違いなし! 北海道の新たな魅力を発見できるお店なの

\Brique Lunch(ブリックランチ)コースをまるごとご紹介/

めったに取材を受けないという「LA BRIQUE」の、誰もが唸る全7品のランチコース(3400円・税別)を余すところなく紹介しちゃいます♪

【1品目】アミューズ・ブーシュ 「フレンチ風タコのフリット」

【1】まずは一口大のオードブルから。函館沖のタコの腕を使用。イカスミを衣にしたフレンチ風のフリット。上には柚子(ゆず)の香りの泡と山椒(さんしょう)が乗っている

口に入れた瞬間、今まで食べてきたフリットとはまったく異なる食感にびっくり。軽やかに“サクッ”と噛めば、何ともいえない“フワッ”とした食感が襲ってくる。最後は“モチッ”タコの柔らかさを感じるとともに、ドバーッと旨味(うまみ)が溢れる。
塩もみしたタコをフレンチ流のお出汁“フォン”とアールグレイの紅茶に漬け込むことで、不思議なほど柔らかな食感が生まれるそう。

【2品目】本日の前菜 「海の宝石」

【2】まるで絵画のような美しい盛り付けに、思わずうっとりしてしまう
“海の宝石”という名前のとおり、ウニやツブ貝、タラバガニなどがキラキラと輝いている! 野菜の下には、根セロリのピューレと、アサリのジュレが隠れているので、下からしっかり混ぜて食べるのがポイント

一瞬で溶けてしまうウニや、コリコリと弾力あるツブ貝、シャキシャキの野菜を混ぜてピューレとジュレで包み込み、贅沢に一口で口に迎え入れたい一品。
さっぱりとした和風のアサリのお出汁の旨味と野菜の甘みは、絶妙なバランスだ。

野菜は札幌市近郊、富良野・美瑛などから仕入れており、有機栽培のものを中心にその日一番美味しいものを提供している。

【3品目】季節野菜のスープ 「北海道産かぼちゃのポタージュ」

【3】ポタージュの上には、ゆり根のフリット、オリーブオイルのムースが添えられている。スープの中には、地鶏のコンフィがゴロゴロと入っていて、食べごたえ抜群のスープだ
編集M「うわ~ごろっとお肉が! 柔らかすぎて口の中でホロホロとろける~」。カボチャのポタージュは口当たりまろやかで、カボチャの濃厚な甘さの余韻に酔える

中に入っている地鶏のコンフィは、今までの概念が覆されるような柔らかさ! その理由は鮮度。新鮮な鶏肉を使っているからこそ実現できる柔らかさだと言う。ゆり根のフリットのねっとりとした食感もポタージュのアクセントに。

季節によっては、菊芋のポタージュも提供しておりこちらもおすすめだ。

【4品目】メイン 「北海道 当別町産・黒豚のロティ」

【4】メインは、5cmはありそうな分厚い黒豚のロティ。ソテーされた北海道産の新鮮な野菜(里芋、スナップエンドウ、ちりめんキャベツ、紫じゃがいも、エリンギ)が添えられている

黒豚のロティは、粒マスタード・お肉の出汁が隠し味の赤ワインベースのソースと、人参本来の甘みを存分に引き出した人参ソースをたっぷり付けて召し上がれ。
メインは、本日の魚料理、クネル(グラタン仕立ての料理)、本日の肉料理の3種類から選べる。定番はクネル、一番人気はお肉料理

自家製のブレッドと無塩発酵バターも一緒に。バターの入荷量が多い時は、黒トリュフの発酵バターがある可能性も。じゅわっととろける柔らかさと口当たりの良い塩気に、もうバターを塗る手が止まらない…!

編集Mは「いっただっきま~~す!」と、お肉を大きくカットして豪快にガブリ!
肉厚でしっかりとしたお肉を一口噛(か)めば、口の中に幸せな肉汁が“じゅわあぁぁ~”と広がる。当別町産の新鮮な黒豚を、シンプルに塩コショウで調理しており、肉本来の自然な甘さを堪能できる。

【5品目】小さなデザート 「コロポックル平飼い有精卵のプリン」

【5】高級卵を使用した絶品プリン。卵の殻をあしらった容器とスプーン置きのニワトリがとってもキュート♡ 上にはピスタチオがちりばめられている、かわいらしいデザート
上の層はキャラメルムース、下の層はプリン。淡いオレンジと黄色のコントラストにテンションMAX!

口に入れれば、たちまち“ふわっ”と溶けてなくなってしまう。この食感の秘密は、新鮮な卵を使い、防腐剤を使わずに調理すること。

【6品目】本日のデザート 「マルキーズショコラとダックワーズ、ベリーのソルベ」

【6】バレンタインを意識した本日のデザート。ベリーのソルベには、北海道・余市町のぶどう果汁ジュースを使用することで酸味を和らげている。心地よい酸っぱさに顔もほころぶ。写真はマルキーズショコラ二人前

食べるのがもったいないくらい、見た目もきれいな一品にうっとり。
マルキーズショコラ濃厚なカカオの香りと苦味、それをうまく緩和させるふわふわのダックワーズ生地。ちょうどよい酸味のベリーのソルベはとっても爽やか。

【7品目】小菓子と食後のお飲み物

【7】最後のお口直しには、色鮮やかでかわいらしい小菓子がやってくる。コーヒー・紅茶からお好きな飲み物を選択可能。写真は小菓子二人前とコーヒー

今日の小菓子のラインナップは、しっとりとした「カヌレ」、香ばしいスライスアーモンドを練り込んだサクサク食感の「メレンゲ」、レモン風味の爽やかな「マカロン」、ジューシーな苺の「パート・ド・フリュイ」(ゼリーのようなもの)。
目でも美味しい締めの小菓子は、絶妙な甘さバランスが計算されている一皿。

編集M「ごちそうさまでした!! 大満足です~!」と大きな声で合掌。3400円という価格で、北海道の地のものをここまで堪能できるとは、東京では考えられないコスパに驚き

期待をはるかに超える料理と優しいスタッフの方々に、心も体も満たされる。
ここでしか食べられない食材と料理に、絶対にまた来たいと思わせる納得の一軒だ。

まだまだ魅力満載の「LA BRIQUE」、3つのこだわりポイントを明かす

\ここがスゴイ!BEST3 No.1/

食材へのこだわりが半端ない! 妥協なき食材調達

地元の方が9割を占める「LA BRIQUE」は、ほとんどがリピーターだと言う。地元民がこぞって通う理由の一つは、北海道産のその日仕入れた新鮮な食材を楽しめること。

キッチンもホールスタッフも、必ず契約農家を直接訪れ現地を視察するというこだわりぶり。きちんと、農産物の育て方や実物を自分の目で確かめるのだ。鮮度が違うと一目瞭然の料理の数々は、お店の努力による賜物(たまもの)だ。

支配人の後藤さん(左)と、料理長の島谷さん(右)。イケメン独身2人が爽やかな笑顔で出迎えてくれる。島谷さんはフランス・東京で合わせて7年の修行を積み、出身地である北海道に戻り「LA BRIQUE」へ
支配人・後藤さん
支配人・後藤さん
「店舗一丸となって、『良い生産者の良い食材を仕入れたい』という思いがあります。しかし、良い食材は競争率が高い。そこで、羊など畜産物は欲しい部位だけを求めるのではなく、一頭丸ごと仕入れることで、良いものを提供してもらっています。
また、と殺してから食事に出すまでのベストな時間を決めています。そのため、冷凍したものをお出しすることはないので、臭みがない美味しいお肉を提供できるんです」
平野編集長
平野編集長
「1番のお気に入りポイントは、毎日新鮮な食材を仕入れているので、その日何が出てくるのかわからないところ。どんな料理が出てくるんだろうと、いつもワクワクしながら待つの。もちろんスタッフの“おもてなし”も心地良いですね」

\ここがスゴイ!BEST3 No.2/

ゆったりとした時を過ごせる、モダンな贅沢空間

平野編集長
平野編集長
「大切な人と贅沢な時間を過ごしてほしい。個室を希望する場合は早めに電話で予約をしてね」
約150年前の北海道産のレンガと、きらびやかなシャンデリア。椅子などの設えは、北欧デザインのテイストをスマートに演出しており、広々とした空間でリラックスして食事が楽しめる

\ここがスゴイ!BEST3 No.3/

併設ワインショップで、自分の好きなワインをお供に♪

「LA BRIQUE」では、自身でワインを選び、持ち込むことが可能。ワイン持ち込みは1人700円。ワインは1本1000円のお手軽なものから置いてあるので、安心して選べるのもうれしいところ。
どれにすれば良いか迷う方は気軽にスタッフに相談してみて。ワイン持ち込みを希望の方は、予約時間の30分前にはお店に到着しておこう。

隣に併設している「札幌ワインショップ カーヴ・ド・ブリック」

オーナーの中村雅人さんを始め、日本ソムリエ協会認定のシニアアドバイザーが厳選したワインをそろえるショップ。約900~1000種類から選べる贅沢なセラー。お土産に1本から梱包・配送可能。6本で配送料無料
平野編集長
平野編集長
「絶対にワインを飲んで帰ってほしい。良心的な価格のワインを取りそろえてあり、安心してワインが楽しめるお店。プラス700円でワインが持ち込めるのも、とても魅力的です」
支配人・後藤さん
支配人・後藤さん
「ワインも農産物と同様に、農家へ直接出向きワインの品質を確かめた上で仕入れているこだわりのものばかりです。お料理に合わせてワインをご提案することも可能ですので、ぜひご相談くださいね」
編集M
編集M
「アルコールが苦手な方は、北海道・余市町産のジュースもありますよ。ぶどう・りんご・梨の3種類があり一杯800円(税別)。これは『LA BRIQUE』専売で作っているもので、ここでしか飲めないもの! 梨が一番人気だそう」

▼Lunch Data▼
時間:11:00~14:00(L.O.)
メニュー:コースのみ。2400円・3400円・5000円の3種類(チャージ料・サービス料込、税別)
※今回のコースは3400円のBrique Lunch(ブリックランチ)コース。全7品。
※季節や入荷状況によって、食材や産地、メニューは変わります。

▼道産グルメData▼
道産食材満足度:★★★
道産子気分度:★★☆
事前予約必須度:★★☆

Yahoo!ロコラ・ブリック
住所
札幌市中央区北2条東4丁目 レンガ館1F

地図を見る

アクセス
バスセンター前駅[8]から徒歩約6分
さっぽろ駅[22]から徒歩約9分
大通駅[27]から徒歩約11分
電話
011-206-8129
営業時間
11:00~14:00(L.O)17:00~21:00(L.O)
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

編集M
編集M
「ランチ大・大・大満足でした。札幌にまた来た際は、必ず行くと誓います! 次は、夜に行くべきお店に向かいますよ~。夜編へ続く!

▼続きの夜編はコチラから▼

取材・文・撮影=Yahoo!ライフマガジン編集部

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