日本最大のターミナル駅・東京駅。観光、帰省、出張など数多くの人が訪れる場所で、どんなお土産が売れているのか!? 今回は改札内最大のショッピングスポット「グランスタ」の売り上げベスト10をお届け!
Yahoo!ライフマガジン編集部
新幹線乗車前にサッと買える! 改札内のエリア「グランスタ」で売り上げ上位10品が登場
東京駅には様々なエリアがあるが、改札内だけで80店舗以上集まる「グランスタ」は駅でも屈指のショッピングスポット。
今年8月30日、改札外の「グランスタ丸の内」に新グルメゾーン・9ショップがオープン。今東京駅でもっともホットな「グランスタ」で販売するお土産の売り上げベスト10を聞いた。では早速、1位から順に発表するとしよう。
グランスタのお土産売り上げランキング BEST10はコレだ!
1位「メープルバタークッキー」(9枚入り864円)
堂々の1位に輝いたのは、メープルシロップの本場、カナダ・ケベック州産のメープルをたっぷりと使用した「メープルバタークッキー」。
サクッとした食感のあとに訪れる、メープルの甘〜い香りが、焼き立てのパンケーキを思わせる。年間600万枚以上も売り上げているのも納得のおいしさだ。
『ザ・メープルマニア』は、5年前に設立された新進気鋭のスイーツブランド。古き良き時代のアメリカをコンセプトに、遊び心と子どものころの冒険心やいたずら心、そして懐かしさを込めたお菓子を提供している。
- 副店長・新井さん
- 副店長・新井さん
- 「会社のご挨拶周り、友だち、親戚へのお土産でご利用いただいています。個人用に買われる方は少ないかもしれません。
お客さまは30代から50代の方が中心。特に女性の方に多くお買い求めいただいていて、全体の8割を占めています」
2位「銀のぶどうのチョコレートサンド<アーモンド>」(12枚入り 1080円)
第2位は、濃密なのに軽やかな味わいがクセになるチョコレートサンドがランクイン。
チョコレートを最もおいしく味わうために考案されたオリジナルのチョコレートナッツ生地に、ミルクショコラとホワイトショコラをサンド。薄さがありながらハードクリスピーな食感の生地は、噛みしめるごとにチョコの味わいやアーモンドの香りが広がるから不思議だ。
年末年始をはじめとする繁忙期は「銀の鈴」まで列が伸びることもあるという、グランスタ屈指の人気店。
チョコレートサンド以外にも、東京ばな奈ワールドから「ただいまのおすすめ東京土産」も販売している。
- スタッフ・箕浦さん
- スタッフ・箕浦さん
- 「東京観光で来られた方が、ここでしか買えない! と言って購入されます。基本的に女性のお客さまが中心ですが、朝だけは別。ビジネスマンの方が多くいらっしゃって、出張土産に24枚入りを買われます。やはり、お土産となると18枚入り、24枚入りがよく売れますね。
いろいろな方に配るという方には12枚入りがオススメ。価格も1080円でお求めやすいです。旅行帰りに新幹線の中でおやつとして食べるからと、8枚入りを買われる方もいらっしゃいますよ」
- スタッフ・羽石江里果さん
- スタッフ・羽石江里果さん
- 「『グランスタ』さんの開業10周年を記念して作った新商品です。抹茶ショコラとホワイトショコラの二層仕立てになっていて、口の中で噛むと抹茶ラテができあがります!」
なんとも画期的なこちらのサンド。新商品なので、チョコレートサンドと一緒に持っていけば喜ばれそうだ。
3位「東京駅限定ワッフル10個セット」(1300円)
ふわっふわのワッフル生地に、チョコや抹茶の定番5種、東京駅限定の5種のクリームをサンドしたワッフルが計10個入ったセット。
味はもちろん、そのお手軽さとお手頃価格で常に上位にランクイン! 駅舎をデザインしたPOPなパッケージも目を惹く。
1991年、神戸にある一級建築士事務所が、建築だけでなくお皿の上の食べ物もデザインしたいという思いから誕生したワッフルケーキ専門店。現在は、商業施設を中心に全国展開している。
- スタッフ・白田真菜さん
- スタッフ・白田真菜さん
- 「オフィス街という場所柄、挨拶周りのお手土産として利用される方が多いです。生菓子が人気であること、手土産なのでふた口で食べられる手頃なサイズがいいと、数多くのお客さまにワッフルセットをご購入いただいています
4位「東京ジャンドゥーヤチョコパイ」(8P 1080円)
ナッツの風味がきいたジャンドゥーヤチョコレートをサクサク食感のパイで包み込んだ銘品。
ひと口食べれば、濃厚なヘーゼルナッツの風味が口中に広がり、濃厚なジャンドゥーヤチョコレートとの余韻にいつまでも浸りたくなる。
150年以上の歴史を持つ『カファレル』の看板商品「ジャンドゥーヤチョコレート」を使って、溶けない商品を作ってほしいというグランスタからの依頼を受けて開発。
2015年の発売後、瞬く間に人気を集め、今では1個単位で計算すると年間130万個も売れるほど。個別包装で配りやすいのも人気の要因だろう。
1826年に創業した、イタリア・トリノの老舗チョコレートブランド。型を使わない独自の製法で作られるジャンドゥーヤチョコレートを使った商品をはじめ、多種多様な商品を展開。世界中のグルメに愛されている。
- スタッフ・佐久間さん
- スタッフ・佐久間さん
- 「幅広い世代の方に人気でお土産需要が高く、『あー、これこれ』と言って、こちらを目指して“指名買い”いただくことが多々あります。
なかには、奥様から渡されたリストを手にしたお客さまもいらっしゃいます。数軒あるうちの一軒にお選びいただいたようで、次に買う店の場所を聞かれることもありますよ」
『カファレル』といえば、てんとう虫のデザインにも代表されるホイルチョコレートでもおなじみ。ヨーロッパでは、てんとう虫が体に止まると幸せがやってくるという言い伝えがある。年始の縁起物として、チョコパイに添えてギフトにしてもいいのでは。
5位「メープルフィナンシェ」(6個入り 1069円)
「メープルバタークッキー」で見事1位を獲得した『ザ・メープルマニア』の人気No.2が、5位に登場!
こちらは、たっぷりのメープルを含ませてカリっと表面を焼き上げたフィナンシェ。高級感を感じさせる焼き菓子だ。
- 副店長・新井さん
- 副店長・新井さん
- 「6個入りと少ない個数があるので、クッキーと一緒に買われる方も多いです。
よく見ていただくとわかるのですが、包装フィルムのイラストがひとつひとつ違うんですよ。ぜひご覧になってください」
細かいところに遊び心を忍ばせる『ザ・メープルマニア』。これもまた多くの人に愛される秘訣なのかもしれません。
6位「メープルバームクーヘン」(2268円)
なんと6位も『ザ・メープルマニア』の商品。
たっぷりのメープルシュガーを使って、しっとり柔らかに仕上げている。表面にかかっているシャリッとした食感のキャラメリゼがなんとも心地よい。
- 副店長・新井さん
- 副店長・新井さん
- 「『メープルバームクーヘン』は、大半の方が贈答品でのご利用です。切り分けるのにもちょうどいいサイズですよ」
- 副店長・新井さん
- 副店長・新井さん
- 「お客さまが飽きないよう、イベント商品を定期的に出しています。おかげさまで好評でして、クリスマス缶は1日500缶売れ、クリスマスを迎える前に完売してしまいました。現在は『メープルギフト』を販売中。年明けには福袋も販売します」
人気店だからといっておごることなく、次々に話題を提供している『ザ・メープルマニア』。この勢いはまだまだ続きそうだ。
7位「スティックワッフル」(10本入り 1388円)
3位にランクインした『ワッフル・ケーキの店 R.L(エール・エル)』の商品がここでもランクイン!
「ワッフルセット」は生菓子だったが、こちらはサクサクした食感の焼き菓子。クッキータイプの生地をスティック状に焼き上げている。チョコやクランチをあしらい、見た目から鮮やか。
常温で持ち運べるので、長距離移動に耐えられるのも強みだ。
- スタッフ・田口さん
- スタッフ・田口さん
- 「もともとが一級建築士事務所だったこともあり、デザインにもこだわっています。味だけでなく、パッケージでもお楽しみいただけると思います」
8位「パンダの旅」(5袋入り 1080円)
パンダをはじめ、東京タワー、雷門など東京の観光名所が描かれたエビせんべい。ひと口サイズで食べやすいのもうれしい。
上野動物園でのシャンシャンの一般公開もあり、ますます注目を集めること必至のグランスタ限定商品だ。
2018年で創業152年を迎える、名古屋の老舗えびせんべい店。店員さんは和装に身を包み、凛としている。
接客で心がけているのが、一期一会を大切にした親切なおもてなし、また来ていただけたいと思っていただけること。丁寧な応対が印象に残る。
- 店長・山田さん
- 店長・山田さん
- 「お客さまで一番多いのは30代の女性。男性ですと、彼女やお子さんがいるご家族への差し上げものとしてお買い上げいただいております。自分用におひとつ買われる方もいらっしゃいますよ」
- 店長・山田さん
- 店長・山田さん
- 「絵柄を気にせず、おいしさや枚数を重視する方だと『東京海老ふらい』を購入されます。10枚入りで1080円なので、出張土産に最適です」
9位「オリジナルアソート」(1944円)
クリーミーなプレーンタイプの「帝塚山フロマージュ」、濃厚かつマイルドな味わいの「カマンベールロワイヤル」など、濃さや味わいが異なるチーズケーキを6種類アソート。
はじめて『FORMA』のチーズケーキを食べるという人はこれを買って、好きな味を見つけるそう。相手の好みがわからない場合のお土産としてもバッチリだ。
大阪・帝塚山に本店を構えるチーズ菓子専門店。宮城県蔵王から、その日入荷した牛乳で作られる無塩のクリームチーズはフォルマオリジナル。
また、チーズケーキは職人がひとつひとつ手作り。それぞれでチーズの配合を変えるなど、こだわりにこだわっている。大阪以外で店舗があるのはこのグランスタ店だけだ。
- マネージャー・松澤さん
- マネージャー・松澤さん
- 「30代〜40代の男性を中心にお買い求めいただいております。女性だと30代の方ですね。おもたせとしてのご利用が多いです」
- マネージャー・松澤友香さん
- マネージャー・松澤友香さん
- 「アソートにも入っているグランスタ限定の『完熟チーズケーキ』は、クリームチーズをたっぷり使ったベイクドチーズケーキ。濃厚なんですが、クセがなく程よい甘さでおいしいですよ」
10位「きんぴらごぼうかりんとう」(340円)
グランスタ開業時から出店し、ともに10年。その間、お店で不動の一番人気を誇るのが「きんぴらごぼう」。
生地にごぼう(ドライ)を練り込み、七味唐辛子をきかせている。かりんとう本来の甘さがきたあとに、ピリッとした辛さが押し寄せる。おやつに限らず、お酒のアテとしてもつまめる。
昔ながらの馴染みあるお菓子を時代にあった味に生まれ変わらせることをコンセプトに提供。
主力のかりんとうは、「きんぴらごぼう」や「ねぎみそ」(1月末までの復刻商品)といった和テイストから、メープル(1月中旬までの東京駅限定)やキャラメルなど既成概念にとらわれない味付けが評判を呼んでいる。
- マネージャー・橋本哲司さん
- マネージャー・橋本哲司さん
- 「きんぴらごぼうだけを求めて、お店にいらっしゃる方がいるほどの人気商品です。単品を10個買われる方もいますよ。
私が今持っているのは、好きな味を3種類詰め合わせられる『3個入り(東京駅セット)』(1160円)。こういった箱商品がお土産として好まれています」
- マネージャー・橋本哲司さん
- マネージャー・橋本哲司さん
- 「きんぴらごぼうを、10周年にしてはじめてテコ入れしました。チョコレートの甘さときんぴらごぼうの甘辛さの組み合わせをぜひお楽しみください」
以上、全10品。スイーツが中心のランキングではあるが、きんぴらごぼう味のかりんとうや、チーズケーキはお酒と合わせても十分に楽しめる。
渡したい相手をイメージして、その人に合ったものを選んでみてはいかがだろうか。
取材メモ/プライベートで仕事で、よくお世話になっている東京駅。特にグランスタは改札内ということもあり、新幹線に乗る直前にお土産や車中で食べる弁当・惣菜を買うことがしばしば。
実は今回紹介した商品も定番だからと敬遠していたものが数多くありました。それぞれでお話を聞き、食べるとその印象は一変。売れているものには理由があるんだと再認識しました。
取材・文=ナンバケン(リベルタ) 撮影=林輝彦