真田だけじゃない!長野県上田市の観光名所をお散歩

特集

大人気!「真田丸」 ゆかりの地の歩き方

2016/03/18

真田だけじゃない!長野県上田市の観光名所をお散歩

上田市のシンボル・太郎山を正面に、風情漂う建物が軒を連ねる柳町。350年以上続く「岡崎酒造」や郷土料理が味わえる店など、地元が誇る名品・グルメに出会える城下町は観光客にも人気。さらにローカル線、上田電鉄別所線に乗って別所温泉へ。足湯に外湯と心和むスポットがいっぱい。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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昌幸が築城時に岩を掘った
太郎山を望む城下町

上田駅からほど近い旧街道(北国街道)に、瓦屋根の日本家屋が連なる街並みが広がる。ここ柳町(やなぎまち)は江戸時代の宿場街として古くから栄えてきた歴史を持つ。古き良き時代を継承する老舗店からこだわりのパンや雑貨を販売する店などが建ち並び、歩くだけでも楽しめる街道になっている。

岡崎酒造

地元の名水を使い昔ながらの手法で作った地酒

柳町でひと際風情を漂わせているのは1665(寛文5)年創業の蔵元「岡崎酒造」。2015年関東信越国税局酒類鑑評会の吟醸部門において最優秀賞を、そして純米部門でも優秀賞を受賞した「信州亀齢(しんしゅうきれい)」を製造している。

創業当時より使用している菅平水系の水と長野県産の米、美山錦とひとごこちを使った清酒はキレがよく芳醇な味わいが楽しめる。

店頭には創業時の写真が飾られている
店内には所狭しと多数の地酒が並ぶ

清酒のほか、現地でしか購入できない梅甘露も絶品。信州小梅を使い長時間丁寧に煮込んだ甘露は、もちろんそのままでも充分美味しいが、ヨーグルトやアイスに合わせるとまた違った味わいが楽しめる。お土産には梅甘露も忘れずに。

店舗販売限定の梅甘露900円(250g)
いつものアイスやヨーグルトに混ぜると一気に高級スイーツに!

店内では以前使用していた木樽のほか、明治時代の画家・川船水棹(かわふねみさお)が描いた花鳥の天井画や、同家に代々伝わる江戸時代後期のひな人形も展示しているので、ぜひ見学してほしい。

岡崎酒造

住所:長野県上田市中央4-7-33
電話:0268-22-0149
アクセス:JR、しなの電鉄、上田電鉄上田駅お城口から徒歩15分
営業時間:8:30~17:30
定休日:なし
駐車場:あり

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

木楽歩

丈夫な真田紐と六文銭の手作りストラップ

六文銭のストラップと真田紐を扱うのは、長野県産の木材をメインに使用した木製アイテムを販売するショップ「木楽歩(コラボ)」

六文銭は真田家の家紋であるが、真田紐とは信繁と父・昌幸が高野山に配流された際、生活費を稼ぐために編んだといわれている紐で、刀のツカ紐・下げ緒や鎧、荷紐などに使用されていたとされる。

六文銭のストラップは500円~
真田紐1本2500円

店内には料理店で見る木製の品書きなど珍しいアイテムもいっぱい。温かみのあるインテリアや器、ストラップなど、お気に入りを探してみるのもおもしろい。

店内には地元の主婦が日替わりでシェフとなる「コラボ食堂」もある

木楽歩

住所:長野県上田市中央4-7-27
電話:0268-75-6017
交通:JR、しなの鉄道、上田電鉄お城口より徒歩17分
営業時間:10:00~17:00 ※コラボ食堂は11:30~16:00(ランチは14:00まで)
定休日:不定
駐車場:あり

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

隠れ家 えん

ニンニクの甘辛タレが絶妙の「美味だれ焼き鳥」

上田市の名物グルメの一つ、美味(おい)だれ焼き鳥が、「木楽歩」の裏に店を構える居酒屋「隠れ家 えん」で味わえる。美味だれとは、ニンニク醤油で作ったタレのこと。

「隠れ家 えん」では、長野県産のリンゴのすりおろしを合わせた特製ダレを使っており、パンチのあるニンニクの風味のあとに、リンゴの上品な甘味が感じられるタレを堪能できる。手作りの特製ダレは1パック500円で購入も可能。

オープン時(10:00)から美味だれ焼き鳥を食べられるのは周辺エリアで同店のみ。店内のテーブル席のほかテラス席もある
やきとり盛り合わせ1000円(7本)

隠れ家 えん

住所:長野県上田市中央4-7-27
交通:JR、しなの鉄道、上田電鉄お城口より徒歩17分
電話:0268-75-6019
営業時間:10:00~21:00(LO20:45)
定休日:木曜

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

真田家の隠し湯ともいわれる温泉郷・別所温泉

上田駅から別所温泉までは上田電鉄別所線で約30分。千曲川に架かる赤い橋梁を渡り、のどかな田園地帯を走る沿線は、鉄道ファンにも人気が高くアニメ映画「サマーウォーズ」にも登場している。別所温泉駅では和服姿の駅長さんがお出迎えしてくれるのも旅行者としてはテンションがあがる。そしていよいよ温泉街へ。

北向観音参道。土産店、温泉まんじゅう販売店などが並ぶ
無料の足湯「大湯薬師の湯」。ほかに2か所ある

石湯

「真田太平記」に登場する外湯

別所温泉には外湯が3か所あり、その内の一つ「石湯」幸村隠しの湯として知られている。池波正太郎の歴史小説「真田太平記」に登場した湯で、作中で幸村と女忍者のお江が結ばれる場所として描かれている。入浴料はなんとたったの150円。早朝から地元の人々でにぎわう大衆温泉だ。

「真田幸村公 隠しの湯」の標石は真田太平記の作者、故・池波正太郎氏の筆
自然の岩をそのまま浴槽にしていたことが名の由来で、改装した今でも大きな岩が残っている

石湯

住所:長野県上田市別所温泉1641
交通:上田電鉄別所線別所温泉駅より徒歩10分
電話:0268-38-5750(別所温泉財産区)
営業時間:6:00~22:00(最終入館21:30)
定休日:第2・4火曜
料金:150円

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

別所エスプレッソ

温泉街に佇む小さなカフェ

旅館やホテルなどが建ち並ぶ一角に、レトロながら都会的な雰囲気のあるカフェ「別所エスプレッソ」がある。ここは東京のカフェで働いていたオーナー・星野杉仁さんのお爺さんが土産物屋を経営していた建物で、5年前に星野さんがエスプレッソバーとして店を開いたという。店内には当時の看板などがレイアウトされていて、どこか懐かしさを感じる空間。

店内から焙煎のいい香りが漂う

コーヒーは生豆の産地、農園を厳選し、紀州備長炭の遠赤外線を使った少量焙煎。エスプレッソから自家製の濃厚黒蜜を使った、黒みつマキアートなどがそろうほか、信州産ラズベリーのアフォガードといったスイーツも。湯上りにほっとひと息つけるカフェで、くつろぎのひと時を過ごしてほしい。

※1~3月はお休み。4/1(金)からは通常営業

フレンチプレスで淹れたスペシャルコーヒーは全10種

取材メモ/柳町は行灯が灯る夕刻もオススメ。 昼とは違う風情がまたいい雰囲気です。上田市での宿泊は別所温泉がイチオシ。キレイな星空を眺められますよ。

取材・文=CRAING、撮影=岩堀和彦、宮川朋久

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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