ホワイトデーのお返しに。花束の選び方を専門家に聞いてみた

特集

「ありがとう」と一緒に贈りたいホワイトデーギフト

2018/03/07

ホワイトデーのお返しに。花束の選び方を専門家に聞いてみた

「今年のホワイトデーは花束を贈りたい。でも、花束ってやっぱりどこか恥ずかしい…」そんな悩める男性たちの背中を押してもらうべく、フローリストの前田有紀さんにインタビュー。前田さんが以前働いていた自由が丘の花屋「ブリキのジョーロ」で、花束の魅力から花選びのポイントまで、お話を聞いた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

今年のホワイトデーは心を込めて花束を贈ろう

フローリストの前田有紀さん

「男性が思っている以上に、女性は花束をプレゼントされるとうれしいものです」。

そう話すのは、豊富な花と緑の知識を持つフローリストの前田有紀さん。

花束選びに悩む人たちに向け、花束の魅力や花選びのコツを語っていただきながら、実際に花束を作ってもらった。

\この方に教えてもらいます/

テレビ朝日の元アナウンサーで、現在はフローリストとして活躍中の前田有紀さん。「自然を感じられること」をテーマにした多彩な作品で注目を集めている

ーーライターのひぐちです。ホワイトデーは妻に花束を贈りたいのですが……。

前田有紀さん
前田有紀さん
「応援しますよ! 花束を贈ることで、より気持ちが伝わることってあると思います。お花屋さんでは、お客さまがどんな相手に、どんな気持ちを伝えたくて花束を贈るかをヒアリングするんです。例えば、相手を元気づけたくて花束を贈る方には、心が温まるような、明るい色のお花や花材を選びます。お客さまのエピソードによって、お花屋さんは選ぶお花を変えるんですね。そんなちょっとした違いで、気持ちがより届くといいなと思います」
「花束に気持ちを込めてプレゼントするのって、とてもステキなことですね」(前田さん)

ーー花束といえば、やっぱりバラですよね? どうしてもこのバラが恥ずかしくて……。

前田有紀さん
前田有紀さん
「バラはステキなお花なので、どうか恥ずかしがらずに贈っていただきたいのですが……(笑)。実際にバラを贈るのを恥ずかしがる男性は多いですね。(店内を見渡しながら)お花屋さんには多種多様なお花と緑があります。その中から、自分がウキウキするものを選んでプレゼントすると喜ばれると思いますよ」
「お花には人の心を癒やしたり、パワーを与えてくれたりと、さまざまな効果があります」(前田さん)

ーー花束選びの参考にしたいのですが、あまり予算がない場合はどうしたらいいでしょう?

前田有紀さん
前田有紀さん
一輪を巻いたものや、二、三輪を束ねたものでも気軽な気持ちで渡すのには十分。香りが楽しめるスイートピーヒヤシンスもオススメです」
「リーズナブルに楽しみたい方は、相手の好きなお花を選んだり、好きな色に合わせたり。本数が少なくても、そこに意味をもたせてあげるといいですね」(前田さん)

ーーでは、ちょっとリッチな花束にしたい場合はどうしたらいいでしょう?

前田有紀さん
前田有紀さん
「偶然通りかかったお花屋さんで出来上がった花束を買うのもいいですが、リッチな花束を贈るなら、オシャレなお花屋さんでオーダーメイドするのがオススメです。注文する際は、スタッフさんにイメージを伝えて、さまざまな草花を合わせてもらいましょう。そうすれば、自分の発想では作れないような、そのお店こだわりの花束を作っていただけます」
「オーダーメイドの花束は、5000円〜受付しているところが多いです。オーダーメイドのためにお花を仕入れる必要があるので、最低でも花束を受け取る3日前には注文しましょう」(前田さん)

それでは、いよいよ前田さんに花束を作っていただいた。

\前田さんの手作り花束がこちら/

前田さんの手作り花束(7200円)

【花束選びのココがポイント】
1.今が旬! 季節の花をセレクト
2.グリーン多めで恥ずかしさを軽減
3.ユニークな花で会話のきっかけを

1.今が旬! 季節の花をセレクト

「チューリップはいかがでしょう?」(前田さん)

ーーステキな花束を作っていただきましたが、一番のポイントを教えてください。

前田有紀さん
前田有紀さん
旬のお花を入れることです。八百屋さんや魚屋さんに旬の野菜や魚があるように、お花屋さんにも季節のお花があります。花束を作るときは、スタッフさんに相談して季節のお花を入れると、贈られた方も季節を感じられると思います。この花束の季節の花はチューリップです」
チューリップを贈れば、相手に春の訪れを感じてもらえそう

ーーこのチューリップは色鮮やかでキレイですね。

前田有紀さん
前田有紀さん
「はい。チューリップは色々なカラーがあるので、緑と合わせやすくてオススメです。チューリップの花言葉は『博愛、思いやり』。思いやりのある優しい女性にピッタリですが、男性女性関係なく、この花言葉を添えて日頃の感謝を伝えるといいでしょう」

2.グリーン多めで恥ずかしさを軽減

「ユーカリの色はスモーキーグリーン。どんな色味のお花ともよく合います」(前田さん)

ーー「花束を持ち運ぶのさえ恥ずかしい」というシャイな人もいると思うのですが、対策はありますか?

前田有紀さん
前田有紀さん
「そんな方は、グリーンを多めに入れるといいでしょう。花束を買うときに、お花だけを選ぶ方もいますが、グリーンを入れることで、より自然な雰囲気になります。これなら『花束を持っているぞ!』という恥ずかしい気持ちが薄れると思います(笑)。今回はユーカリを入れてみました。清涼感のあるいい香りがして、見た目もかわいいですよ」
「枝が幾つにも分かれたユーカリは、お花と合わせると自然な雰囲気になります」(前田さん)

ーーユーカリは使い勝手がよさそうですね。

前田有紀さん
前田有紀さん
「そうなんです。ユーカリの花言葉は、 『再生、新生』。オーストラリアで自生するユーカリは、たくましくて丈夫な植物です。年度の節目やこれからスタートを切る人に、力強く寄り添ってくれそうですね」

3.ユニークな花で会話のきっかけを

「このお花はプロテア。こうして逆さにして飾ると、ドライフラワーとしても楽しめます」(前田さん)

ーーこのプロテアはどんな花なんですか?

前田有紀さん
前田有紀さん
「アフリカから届いたお花です。見た目がとってもユニークなので、花束を贈ったあとに、会話のきっかけになると思いますよ」
プロテアの大きな花びらはインパクト大

ーープロテアはあまり馴染みがない花ですが、どんな花言葉があるんですか?

前田有紀さん
前田有紀さん
「プロテアの花言葉は、『豊かな心、王者の風格』。勝負事や新しい挑戦をしている人にふさわしい、パワーが感じられるお花です。相手を励ましたいときにオススメです」
「ちなみにこの野菜はロマネスコといいます。花束にユニークな草花などを入れると会話が弾みますよ」(前田さん)

今回ご紹介した花屋はこちら

ブリキのジョーロ

自由が丘駅から徒歩約7分のところにあるブリキのジョーロ。店には豊富な種類の切り花観葉植物が並び、外には本格的なガーデンが。花や緑を愛する人たちの憩いの場となっている。

そんなブリキのジョーロの2号店が、2018年3月16日(金)、湘南T-SITEにオープン。湘南の海をイメージした青を基調にしたディスプレーがポイントの注目のショップだ。

店の外には広々としたガーデンがある

ーー前田さんは以前、ブリキのジョーロさんで働いていたそうですね。どんなお店なんでしょうか?

前田有紀さん
前田有紀さん
常に新しいことにチャレンジしているお花屋さんです。例えば、お店のディスプレーは、いつも同じではなく、定期的に配置換えをしています。オーナーが日本各地の農家さんに出向いて、新しい商品を探したり、仕入れているのも魅力です。いつ訪れても新鮮な感動が味わえる、そんなお店だと思います」
1階は切り花を中心にディスプレー
階段を上がり2階へ
2階は観葉植物がメイン

ーーでは、ブリキのジョーロさんならではの楽しみ方を教えてください。

前田有紀さん
前田有紀さん
外のガーデンはとてもステキなので見ていただきたいです。ガーデンでは苗を育てているんですよ。店内では、多種多様な切り花や観葉植物を販売しています。花瓶やポット、土など必要なものは全てそろっているので、トータルで楽しめるのもポイント。お気に入りのお花や緑を探してみてください」
「みなさんが日常的に、自然に花束を贈り合うようになれば……。これ以上うれしいことはありません」(前田さん)

ーー前田さんのアドバイスのおかげで花束を贈ることができそうです! ありがとうございました‼︎

前田有紀さん
前田有紀さん
「どういたしまして(笑)。私もときどき友人に花束を贈るのですが、『久しぶりに花束をもらった! すごくうれしい』と喜ばれます。だから、みなさんも気軽に花束を贈ってもらいたいです。恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみてください!
Yahoo!ロコブリキのジョーロ
住所
東京都目黒区自由が丘3-6-15

地図を見る

アクセス
自由が丘駅[正面口]から徒歩約6分
九品仏駅[出口]から徒歩約8分
奥沢駅[出口1]から徒歩約13分
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/子どもの頃から「自然」に憧れ、高校生のときにモンゴルへ旅に出たという前田さん。取材を通して、そんな前田さんの草花への愛情や情熱がひしひしと伝わってきました。前田さんのアドバイスを参考に、今年のホワイトデーは花束を贈りたいと思います!

取材・文=樋口和也(シーアール) 撮影=福田栄美子

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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