名古屋発! 個性あふれる“漢(おとこ)のハンバーグ”3選

特集

みんな大好きハンバーグ!今すぐ食べたい東名阪の名店9軒

2018/03/10

名古屋発! 個性あふれる“漢(おとこ)のハンバーグ”3選

大人も子供もみんな大好きなハンバーグ。名古屋は味に対して保守的といわれるが、個性あふれるハンバーグの名店が数多くある。専門店や洋食店、ダイニングバーなど、店のジャンルによって味はさまざま。今回は、地元ライターが実際に食べ歩いて見つけた中から、本当においしかったオススメ店をご紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

食べ歩いて出会った名店の味

肉汁がたっぷりで、フワフワ食感のハンバーグが注目を集めている。ナイフを入れると、肉汁がジュワッと溢れ出す様は「絵」になるので、テレビの影響が大きいのだと思う。たしかにおいしいのだが、私が求めたのは、それとは真逆のハンバーグ。
適度な歯ごたえがあって、スパイスで引き出された肉の味がガツンと広がる、いわば“漢(おとこ)のハンバーグ”だ。食べた人は思わず、「ハンバーーーグ!!」と絶叫したくなる逸品を紹介しよう。

\私がご案内します!/

永谷正樹

永谷正樹

フードライター

\漢のハンバーグ3選はこれだ!/
1.名古屋めしとの最強コラボ!「和魂洋食 朋」(昭和区折戸町)
2.但馬牛の熟成肉を贅沢に使った激旨ハンバーグ『shiosai』(栄4丁目)
3.ご飯がすすみまくる!おかず度MAX!『キッチン はせ家』(東区泉1丁目)

1.「和魂洋食 朋」

黒毛和牛の旨みがつゆに染み出す
味噌煮込みハンバーグ

「和魂洋食 朋」の「味噌煮込みハンバーグステーキ」

昭和区折戸町の住宅街に佇む「和魂洋食 朋」。“洋食”とあるが、定番から変化球まで28種類ものハンバーグが揃う専門店だ。これほどの種類があれば、お気に入りの一品が必ず見つかるだろう。

店は国道153号線から1本入った、昭和区折戸町の住宅街の中にある

店は6年前に和食出身の藤本幹人さんが開店させた。和の技法を採り入れることでここまで種類が増えたという。

店主の藤本幹人さん

「いろんな味を楽しんでいただけたらと思って作ったんですけど、ソースはオマケだと思うんですよ。めざしたのは、何もつけなくてもそのままでおいしいハンバーグです。だから、食材には相当こだわりました。正直、原価率は高いです(笑)」と、藤本さん。

「朋のペッパーハンバーグステーキ」(180グラム・1340円)は、夜限定のメニュー

藤本さんのこだわりは、ムチャクチャ気になるが、まずはハンバーグを食べてみたい。定番のメニューをリクエストして作っていただいたのが、多くの客が注文するという「朋のペッパーハンバーグステーキ」(180グラム・1340円)。
その名の通り、ブラックペッパーをきかせたソースがかかっている。ナイフでカットして、ハフハフしながら口へ運ぶ。
スパイスの刺激がかなり強めだが、ハンバーグそのものの味は負けていない。藤本さんが言う「ソースはオマケ」という意味がわかったような気がした。

ご飯はもちろん、ビールやハイボールにもよく合う

「ハンバーグに使う挽き肉は、宮崎県産の黒毛和牛と愛知県産の豚です。やはり、脂の口溶けがまったく違います。次に出すメニューは、かなり変化球ですが、この挽き肉ならではの味が楽しめますよ」(藤本さん)

「味噌煮込みハンバーグ」(180グラム・1340円)。昼は150グラムで1030円(ライス、味噌汁、漬物付き)

それが、この「味噌煮込みハンバーグステーキ」(180グラム・1340円)。市内のハンバーグ専門店や洋食店でも味噌仕立てのソースを使ったハンバーグを見かけるが、あくまでもデミグラスソースがメインで、味噌は隠し味程度なのだ。
しかし、これは見た目もさることながら、味も味噌煮込みうどんそのもの。

卵に絡めて食べてもおいしい

ハンバーグをカットすると、封じ込められていた旨みがつゆに染み出す。時間が経つにつれてつゆのベースとなる鰹節と肉の旨み、そして豆味噌のコクが混ざり合ってメチャクチャ旨くなる。それもハンバーグのクオリティが高いからこそ楽しめるのだ。

ハンバーグを食べた後も楽しめる

名古屋では、味噌煮込みうどんと一緒にご飯を注文するのが常識。この「味噌煮込みハンバーグステーキ」には無料でご飯が付く。
が、いくらご飯に合うからといって、一気に食べてしまっては行けない。少しだけ残しておいて、ハンバーグを食べ終えた器に投入してリゾットにして締めるのだ。もう、これが悶絶するほど旨い!
もはやこれは変化球と呼ばせない。名古屋ハンバーグ界の新たな定番にしたい!

Yahoo!ロコ和魂洋食 朋
住所
愛知県名古屋市昭和区折戸町2-20

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アクセス
吹上(愛知県)駅[2]から徒歩約9分
御器所駅[1]から徒歩約14分
川名駅[1]から徒歩約15分
電話
052-734-8285
営業時間
火~金 11:30~14:30,17:00~23:00 土,日 17:00~23:00
定休日
毎週月曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

2.「shiosai」

口に広がる熟成香がたまらない!
「熟成肉手ごねハンバーグ」

「shiosai」の「熟成肉手ごねハンバーグ」

おいしいハンバーグが食べられるのは、何も専門店や洋食店ばかりではない。中区栄4丁目にハンバーグを目当てに多くの客が訪れるダイニングバーがあるという。しかも、巷のものとは完全に一線を画した究極のハンバーグとの呼び声も高いらしい。

能登産の塩で味わうメニューが豊富に揃う

それが栄4丁目、通称“女子大小路”にある雑居ビルの2階にある「shiosai」だ。オープンしたのは3年前。
オーナーを務める鹿肝(しかん)崇さんの故郷である石川県・能登産の塩や金沢産の醤油を使い、肉や魚介、野菜の旨みを引き出した料理が揃う。

オーナーの鹿肝崇さん

「料理に合わせて8種類の塩を使い分けています。ハンバーグには能登産の海塩、珠洲(すず)塩を添えています。このままだと少しえぐみがありますが、肉と合わせると旨みを引き立ててくれるんです」と、オーナーの鹿肝さん。

「熟成肉手ごねハンバーグ」(150グラム・1680円)

これが自慢の「熟成肉手ごねハンバーグ」(150グラム・1680円)。その名の通り、熟成肉を使っているのだが、そんじょそこらのモノではない。
東京・田園調布にある名店「中勢以」(なかせい)から仕入れる但馬牛の挽き肉のみを使用しているのだ。熟成肉ならではの味と香りを楽しめるように、つなぎは少なく、味付けも薄め。

熟成肉ならではの濃厚な旨みと香りが堪能できる

ナイフを入れて断面を見ると、肉の密度が高いことがわかる。口に入れると、熟成香がふわっと広がって、その余韻までもがおいしい。思わず、遠くを見つめて浸りきってしまったほど。
熟成肉だけに、しっかりとした肉の旨みもハンパない。そのまま食べてもメチャ旨だが、前出の「珠洲塩」のは、やや甘めの金沢産の醤油「ヤマト醤油」をつけて食べても美味しい。

「みかわ豚のサルシッチャハンバーグ」(150グラム・1380円)。添えてあるのは、肉の味や香りを引き立てる炭塩。

ハンバーグは2種類あり、もう一つがこの「みかわ豚のサルシッチャハンバーグ」(150グラム・1380円)。
もともと、カルボナーラを作る際、ベーコンの代わりに使っていた自家製のサルシッチャ(ソーセージ)をハンバーグにアレンジした一品だ。

「つなぎは一切使っていません。フェンネルや唐辛子、コショウなどで味付けしてありますから、ジューシーな食感とともにスパイシーな味と香りが広がります。『熟成肉手ごねハンバーグ』の両方が味わえる『ハンバーグ2種盛り合わせ』(2880円)も用意しています」(鹿肝さん)とか。グループでシェアして、2種類を食べ比べても楽しい。

Yahoo!ロコ熟成肉鉄板ダイニング shiosai しおさい
住所
愛知県名古屋市中区栄4-4-4栄メッツビル2A

地図を見る

アクセス
栄(愛知県)駅[12(栄駅)]から徒歩約4分
栄町(愛知県)駅[9B(セントラルパーク南側)]から徒歩約6分
矢場町駅[6]から徒歩約8分
電話
052-212-7657
営業時間
火~木、日、祝日、祝前日: 17:00~翌0:00 (料理L.O. 23:30 ドリンクL.O. 23:30)金、土: 17:00~翌4:00 (料理L.O. 翌3:30 ドリンクL.O. 翌3:30)
定休日
口コミ・写真など

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3.「キッチン はせ家」(東区泉1丁目)

ご飯をかっ喰らいたくなる
魅惑のデミソースが味の決め手

キッチン はせ家」の「ハンバーグランチ・デミソース」

ハンバーグと一緒に食べたいのは、ご飯?それともパン? “漢のハンバーグ”なら迷わず前者だろう。私なんぞは、思いっきりご飯を掻き込みたいがためにハンバーグを注文している。名古屋市東区にご飯のおかず度MAXのハンバーグを出す店がある。

「キッチン はせ家」の外観。お昼時には行列ができることも

それが東区泉1丁目にある「キッチン はせ家」。1963(昭和38)年に創業した純喫茶『純喫茶 はせ』がルーツだ。
当時から熱々の鉄板でいただくスパゲティが人気で、わざわざ遠方から訪れる客も多かったそうだ。

チーフの小川正雄さん

「今もそうですが、スパゲティに使うミートソースは、牛すじと香味野菜をじっくりと煮込んだ自家製なんですよ。昔からハンバーグにもこのソースを使っているのですが、17年前に私が店を継いだときに、もっとソースに合うようにレシピを変えました」と、チーフの小川正雄さん。もう、見るからにおいしいモノを食べさせてくれるオーラを放っている(笑)。

「ハンバーグランチ・デミソース」(1000円)。ご飯は小盛と並盛、大盛でも値段は同じ

熱々の鉄板でジュージューと旨そうな音を立てながら運ばれてきたのが「ハンバーグランチ・デミソース」(1100円)。
ハフハフ、フーフーしながら口に入れると、ガツン!とパンチのきいたスパイスの刺激とともに肉の旨みが口の中で大暴れ。それを静めるためご飯を思いっきり頬張るも、またハンバーグが食べたくなる。って、無限に食べられるぢゃないかっ!

デミソースを纏った粗挽き肉の食感がクセになる

「肉は、牛8に豚2の割合で粗挽きにしてありますから、肉々しい食感に仕上がっています。食べ応えがあるように、やや濃いめに味付けをしました。時間が経つと、デミグラスソースにとろみが出てきて、また違った味わいになります」(小川さん)

ハンバーグを目玉焼きの黄身に絡めて食べるとさらに激ウマ!また、添えられたナポリタンスパゲティやインゲンがデミグラスソースと混ざり合うと、おかず度が増すから不思議。正直、これほど完成度の高いハンバーグ定食は出会ったことがない。

「鉄板スパゲティ・ミートソース」(800円)も店の名物

こちらは、ハンバーグのデミソースを使った「鉄板スパゲティ・ミートソース」(900円)。濃厚でコクのあるソースが極太麺に絡みまくり。
トッピングはゆで卵とグリーンピースのみとシンプルだが、これ以上は何もいらないほどソースのレベルが高い。
ハンバーグは、13時半頃には売り切れてしまうこともあるそうなので、お早めに!

Yahoo!ロコキッチンはせ家
住所
愛知県名古屋市東区泉1-21-1

地図を見る

アクセス
高岳駅[1]から徒歩約4分
久屋大通駅[2(久屋大通駅)]から徒歩約7分
栄町(愛知県)駅[7A(セントラルパーク)]から徒歩約7分
電話
052-971-3192
営業時間
月~土 11:00~14:30※なくなり次第閉店
定休日
毎週日曜日、祝日、毎月第3土曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/いやぁ、どの店も本当においしかったです! 記事を書いているときもそれぞれの味の記憶が蘇ってきて、無性に食べたくなりました。空腹時にこの記事を読むのは大変キケンです。って、最後に書いても意味がないですね(笑)。

取材・文・撮影/永谷正樹

【まだある名古屋グルメ】

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