昼も夜も大盛況。好吃!大阪の町中華3名店

特集

味自慢の町中華、行っておきたい東名阪の名店9軒

2018/03/11

昼も夜も大盛況。好吃!大阪の町中華3名店

「今日、何食べようか…」と思い悩んだときに、まずハズれないのが町の中華料理店。個性豊かなのに安定感があって、お財布にも優しい庶民の味方。そんな町中華を大阪で探索、数ある名店の中から、地域の人々から熱烈な支持を受ける好吃(ハオチー、おいしいの意)3店を厳選して紹介します!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

今回、紹介する町中華はこの3軒!
1.辛さ、熱さ、旨さの極限! 四川・広東メニューの雄「双龍居」(天満)
2.そびえ立つ唐揚げの山を攻略せよ! 「大洋軒」(福島)
3.This is 町中華! 予約の取れない高架下の老舗「ひげ」(梅田)

1.双龍居(天満)

辛さ、熱さ、旨さの極限! 四川・広東メニューの雄

定番ながら奥の深い中華料理といえば、麻婆豆腐

JR天満駅から歩いて5分ほど。「天下の台所」大阪を象徴する市場として栄える天満市場のすぐ近くにあるのが双龍居です。四川や広州の多彩な料理が並ぶ菜譜(メニュー)の中から、今回はボリュームたっぷりな「麻婆豆腐」に「牛肉の四川風煮込み」の辛旨二品を紹介します。

店構えはなんともゴージャス

店主はもともと、北京の有名ホテルなどで修行を積んだ料理人。こう書くと、町中華というよりは高級中華料理店のようですが、こじんまりとした居心地の良いスペースやメニューの価格帯は紛れもなく庶民的です。

\麻婆豆腐(700円)/

辛さと清涼感を併せ持った「麻婆豆腐」(700円)

ランチでも人気の高い麻婆豆腐が、サラダボウルと見紛う深鉢で登場です。鼻の頭に汗をかくほど辛いのに、花椒の香りと痺れは清涼。熱々の餡をまとって、喉の奥にするりと抜ける豆腐は、はかないほどスムーズな喉越しです。この一瞬で通り過ぎる複雑な食感と味をもう一回楽しみたくて、どんどんスプーンが進みます!

双龍居・蒋敏(ショウビン)さん
双龍居・蒋敏(ショウビン)さん
「花椒の香りがいいでしょう? うちでは、中国から輸入したスパイスを使っているんですよ。中華料理にはやっぱり中国の食材がよく合うんです。もちろん、スパイスだけじゃなくて、食材や烏龍茶なども中国のものです。一味違う本場の味をお腹いっぱい楽しんでくださいね」

\牛肉の四川風煮込み(1100円)/

肉と野菜のハーモニーが絶妙な「牛肉の四川風煮込み」(1100円)

続いてテーブルに運ばれてきたのは、牛肉の四川風煮込み。ぶつ切り唐辛子が浮かぶ餡がスライスした牛肉に絡んで、ご飯やお酒にぴったりです。土鍋の底には柔らかく煮込まれたキャベツが敷かれており、肉の旨味と辛い餡の中で、野菜の甘さが引き立ちこれまた美味!

中華麺と合わせると反則的なおいしさです

とろみのある餡があふれる牛肉の四川風煮込みですが、食べ進めていくと、餡が余ってしまいます。しかしご安心を。うれしいことに、このメニューには玉子麺がセットで付いてくるんです! 食べ進めた後に土鍋に残った餡に絡めて食べると、旨さもひとしお。最後の一滴までおいしく食べさせるお店の配慮がうれしいですね。

素材へのこだわりがおいしい中華を生む秘訣です

双龍居の味の秘密は食材へのこだわり。麻婆豆腐のスパイスはもちろん、煮込みに使われる牛肉も、旨味を逃さないようよう写真の通り塊から切り落としていくそうです。地域の人々に親しまれる町の中華料理店なのに、さりげなく本格的。
お腹いっぱい、リーズナブルに中華料理を楽しむなら、ぜひ双龍居へ!

Yahoo!ロコ双龍居
住所
大阪府大阪市北区池田町10-11 辰巳ビル1F

地図を見る

アクセス
天神橋筋六丁目駅[1]から徒歩約5分
天満駅[出口]から徒歩約6分
扇町(大阪府)駅[1]から徒歩約7分
電話
06-6358-8808
営業時間
11:30~14:00/17:00~23:30[日・祝] 11:30~14:00/17:00~23:00
定休日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

2.大洋軒(福島)

そびえ立つ唐揚げの山を攻略せよ!

中華の唐揚げは、カリッとした皮が特徴

大阪市福島区には、唐揚げの山があるのだそう。その名も「からあげマウンテン」。この山に出会えるのは、福島駅からすぐ、昭和40年の老舗中華料理店「大洋軒」です。2代目となる店主が、父親から受け継いだ伝統の唐揚げが地元の人々に愛されています。

いかにも町中華という佇まいです

カラフルな佇まいの大洋軒。店の前のメニュー看板にも大きく、「からあげマウンテン」の文字。山盛りに盛られたそのビジュアルと、780円というリーズナブルな価格(ランチタイムはさらに100円引き)に期待が高まります。

\「鶏のからあげ定食」(780円)/

「鶏のからあげ定食」780円、通称「からあげマウンテン」

注文して待つこと数分で登場した「鶏のからあげ定食」。皿の上には女性の拳ほどもある大きな唐揚げがゴロゴロ。特徴的なのはその香りです。ごま油の香りがふわりと立ち上がり、食欲を誘います。

箸でつまむと肉汁があふれるほど

一口噛んで驚いたのはそのジューシーさ。エッジの立った衣を歯が越えると、肉汁が口の中にほとばしります! しっかり揚がっているのに、あくまでも柔らかな肉質。実はこの唐揚げ、一度度低温で揚げた後、余熱で火を通し、次に高温で衣にクリスピー感を出し、さらにごま油とねぎで炒めて香りを出すという非常に手間をかけたものなんです。おいしい唐揚げ作りを追い求めた先代と、それを守る現店主のこだわりに脱帽です。

「太洋軒」代表取締役・宮崎さん
「太洋軒」代表取締役・宮崎さん
「コンフィのように低温でじっくり揚げることで、お肉が柔らかくなるんです。こうした低温調理や2度揚げの手法は、近年では多くのお店が始めていますが、大洋軒では、創業当時から行っています。先代のオーナーは、自分の経験と舌だけでこの方法を考えついたんですよ!」

\「皿うどん」(660円)/

長崎仕込みの「皿うどん」(660円)

唐揚げと人気を二分する、大洋軒のメニューがこの皿うどん。店主はもともと長崎の出身で、皿うどんも本場仕込み。店内で作る揚げ麺は油の切れも良く、これだけでもつまみになりそうです。特筆すべきはそのボリュームで、野菜の量は400g、皿の大きさはなんと31cm。

「伝統の製法だけでなくて、愛情がいっぱい入ってますから」と語る、代表取締役の宮崎さん

地元に根ざした町中華の大洋軒ですが、その評価は福島・大阪を越えてすでに全国へと波及しています。実際に、2017年の「からあげグランプリ」では全国の強豪を抑えて見事金賞を受賞! 今では各地からこの店の味を求めて人々が集い、唐揚げ定食は毎日150食を売り上げるのだとか。お腹が空いたら福島へ、50年続く老舗が守り継ぐ、「からあげマウンテン」登頂に挑戦してみては?

Yahoo!ロコ大洋軒
住所
大阪府大阪市福島区福島5丁目13-1 上翔ビル1F

地図を見る

アクセス
福島(大阪環状線)駅[出口]から徒歩約1分
福島(大阪府・阪神線)駅[西出口1]から徒歩約1分
新福島駅[1号出口]から徒歩約1分
電話
06-6458-6377
営業時間
【平 日】11:30~14:00/17:00~23:00【土曜日】11:30~14:00
定休日
毎週日曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

3.ひげ(梅田)

This is 町中華! 予約の取れない高架下の老舗

町中華の真髄を感じさせる、飾らないおいしさ

阪急電鉄梅田駅の北側、線路の高架下に予約なしではなかなか入れない中華料理店があります。その名はひげ。この店では、なんの変哲もないように見えて、一品一品に感動がある、驚きの定番中華が味わえるんです。

「ひげ」の営業時間は17時〜24時。開店と同時にお客が集う

お店の外観は、いかにも町の中華料理店といういでたちです。店頭に掲げられているメニューもオーソドックスなものがほとんど。しかし、だからこそ期待できるんです。奇をてらわず、時代を経て多くの支持を集める味を確かめに、いざ入店です。

\「炒飯」(650円)/

ザコザコと豪快に中華なべを振る音が聞こえて、テーブルに現れたのは想像通りのビジュアルの炒飯。しかし口に入れれば、特製チャーシューに使われる八角のほのかな香りにうっとりとします。繊維の奥まで味のしみた甘辛いチャーシュー、食感を残したレタスも心憎い限り。細やかな心遣いが当たり前の炒飯を、想像の上をいく逸品へと押し上げています。

「ひげ」店主・中島さん
「ひげ」店主・中島さん
「特にこだわりがあるわけじゃないんだけど、もう50年近く、お客さんにおいしいものを食べてほしくて頑張ってきたからね。これからもお酒も料理もしっかり楽しんでもらって、たくさんの人に笑顔になってほしいね」
夜だけで100人前は出るという人気メニュー「餃子」(1人前300円※写真は3人前)

続いてはお店の名物でもある「餃子」(1人前300円)をいただきます。薄めの皮と小ぶりなサイズは、大阪餃子の定番。1人前は7つで、餃子好きは一人で3人前をペロリと平らげるといいます。なんでも、近隣のOLが「餃子部」を作りこの店の餃子に惚れ込んでいるのだとか。

ビ、ビールをください…!

羽はあくまでもパリパリ、16種類もの素材を使っているという餡はにんにくを効かせて香り高くしっとり。小さな餃子の中に、味・香り・食感の緩急が詰め込まれています。味付けもしっかりとしており、タレ抜きでも十二分においしい。これはご飯にも、もちろんビールとも相性抜群です!

中華料理を引き立てるお酒といえば紹興酒。「ひげ」でももちろん取り扱っており、その味にハマるお客も多いそう

町中華といえば、仕事帰りやちょい飲みの強い味方です。ひげにもビールや焼酎がそろっていますが、ここで選びたいのは紹興酒。店内には4種類が用意されているので、料理や予算に合わせてオススメを聞いてみましょう。50年近いキャリアを持つ優しげな店主が、最適な料理と紹興酒の組み合わせを教えてくれるはず。お酒も料理も飾らず、しかし絶品。まるで武芸の達人のような料理が味わえるひげ。訪れる際は、くれぐれも予約を忘れずに。

Yahoo!ロコ中華料理 ひげ 梅田支店
住所
大阪府大阪市北区芝田1-6-11

地図を見る

アクセス
梅田(阪急線)駅[フェイスティブコート口]から徒歩約3分
梅田(地下鉄)駅[5(御堂筋線梅田駅)]から徒歩約4分
大阪駅[御堂筋北口]から徒歩約5分
電話
06-6375-5581
営業時間
17:00-24:00
定休日
毎週日曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

カウンターではのんびりと、テーブルではワイワイと、お店に行くシチュエーションによって楽しみ方も様々な大阪の町中華は、懐かしくておいしい庶民の天国です。「今日、何食べようか…」そうつぶやいたら、町中華の合図。お財布を握って、大阪の3名店へ出かけましょう!

取材・文=鷲巣謙介 撮影=古賀亮平

この記事を書いたライター情報

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