並んでも食べる価値あり!味噌を極めた新潟「こまどり」の一杯

2018/03/31

並んでも食べる価値あり!味噌を極めた新潟「こまどり」の一杯

キャベツやモヤシは40キロ以上。麺はおよそ400~500玉。これは新潟市西蒲区にあるラーメン店「こまどり」が1日に仕込む食材の量。平日でも入れ代わり立ち代わり訪れるお客さんで80席は埋まり、週末ともなれば、開店前から列をなす光景も珍しくありません。その人気の秘密に迫ってみました。

月刊新潟Komachi

月刊新潟Komachi

研究を重ねて進化する濃厚味噌のパイオニア

お店の場所は新潟市西蒲区

そのまま飲むにはやや濃厚なスープに食感を残すように炒められた大量の野菜、プリっと弾けるような極太麺。

これだけでも十分に個性は光っていますが、ここに別皿で供される割りスープを添えたことで「こまどり」のラーメンは新潟5大ラーメンの一角・割りスープ付き味噌ラーメンとして知れ渡るようになりました。

味噌ラーメン(760円)

「先代である父がラーメン屋で味噌ラーメンの提供をスタートしました。その後、2店舗目を岩室温泉街に出店。宿泊客の来店が増え、食べなれない味に『しょっぱい』と感じる人も多かったみたいです。そこで、好みの濃さに調節できるようにスープをやかんに入れて準備していたのが始まりのようです」と語るのは2代目の渡辺光昭さん。

鍋を豪快に振って味噌ラーメンの野菜を炒める渡辺さん。強火で一気に火を入れていく

薄味にしてしまうのは簡単です。でも、濃い口が好きなお客さんもいます。

どうすれば、どちらにも満足してもらえるかを考えた末に生まれたのが、このアイデアだったのです。

割りスープ付き味噌ラーメンの誕生

数ある味噌ラーメンの中で割りスープが付くのはこれだけ

つけ麺が普及した今でこそ割りスープは珍しくはありません。当時にしては目新しく、斬新でした。以来、割りスープ付き味噌ラーメンを目当てに訪れるお客さんが多くなり、移転して出前をやめてもこのスタイルが受け継がれています。

調理場には8種のみそダレがスタンバイ!

調理場には、すでにブレンド済みの8種のみそダレが準備されている

新潟の赤みそを軸に、岐阜や北海道、愛知など全国から選び抜いたみそを独自の配合でブレンド

このタレに動物系ダシを加えた力強いスープに合わせる自家製麺は、3日寝かせてモチモチの食感に仕上げています。

数種類の小麦粉をブレンドし、約3日間寝かせた自家製太麺は、スープに負けない存在感

「特にみそにはこだわっています。今でも全国からさまざまなみそを仕入れて、よりおいしくなるように日々配合を研究しています。並んでくれているお客さんのことを考えると手が抜けません」。(渡辺さん)

店の歴史を物語る味のある木札。写真は調理場を見られるカウンター席

看板の味噌らーめんのほかにも、7種のみそらーめんがあり、それぞれにブレンドを変え、さらに細麺、平打ち麺、太麺と合わせる麺を使い分けるこだわりぶり。

ゴマの風味が香り立つごまだれ味噌ラーメン

ごまだれ味噌ラーメン(860円)には平打ち麺を使用

割りスープ付き味噌ラーメンのパイオニアとして愛されている味を守り、さらに進化させていく努力こそが「こまどり」を今も支えているのです。

Yahoo!ロコラーメン こまどり
住所
新潟県新潟市西蒲区竹野町2454-1

地図を見る

アクセス
巻駅[出口]から徒歩約32分
電話
0256-72-2827
営業時間
[月~金] 11:00~14:30/16:30~21:30[土] 11:00~21:00[日] 11:00~19:00
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

Komachi MAG.

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