アンジャッシュ渡部がオフを利用して、ときに自らアポ取りし、行きたい店を気ままにハシゴする姿を追った脱力系密着番組『渡部の歩き方』。そんな“食べ歩きの達人”である渡部が、番組で訪れた名店をご紹介。今回は、長崎にあるフレンチの名店を目指す!
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シェフ一人で全てを切り盛りするフレンチで見えたこと
芸能界のグルメ王・渡部さん曰く、「長崎でリサーチすると必ず最初にあがってくる店。長崎だったらここ、という店」。期待に胸を膨らませて向かったのは、長崎駅からクルマで10分、フレンチの名店「1er cru(プルミエ・クリュ)」だ。
迎えてくれたのは、料理からサーブまで、全てを一人で切り盛りするシェフの深田伸治さん。兵庫の出身だが、ホテルの立ち上げで長崎に来て、「自分でお店を開けるときは地方で」という流れから、長崎で店を始め、16年が経つという。
ではさっそく、いただきましょう。
シャンパーニュで喉を潤し、料理を待つこと数分。まず出てきたのは、本日のアミューズ「1er cruの卵焼きとアンチョビのチュイル」。「お寿司屋さんのギョク(玉子)をイメージしました」(深田さん)。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「うん。おいしい。ゴマがエッセンスになって、ゆっくり味が開ける感じ。チュイルも香ばしくてちょうどいい」
本日のアミューズ2品目は、「真鯛のまつかさ」。4日目の長崎五島の甘鯛を少しの塩で軽く水分を出して旨味を凝縮したもの。鱗を立たせて下の部分は衣をつけて揚げてある手の込んだ逸品だ。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「う〜ん、同じ個体とは思えない! 別でくっつけたみたい。パリパリとフワフワと食感のギャップもすごい」
続いて、「五島産のうちわ海老」。殻から外して身をたたいて海の塩と和えたもの。もう一つは、うちわ海老の頭とミソ、殻を野菜や魚の骨と一緒に煮詰めて作った海老クリームコロッケ。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「バランスがいいね! 海老の甘みとキャビアの塩気とコリアンダーのハーブ系の味と。コロッケも、海老ミソがうまいね〜!」
お次は、「五島産 天然鮑」。「天然の黒鮑の上品な香りを残すために瞬間的にだけ蒸しあげています」(深田さん)
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「これすごい、見事ですね! 絶妙な食感が」
続いて、「北海道産 真鱈の白子」。生食用を取り寄せ、1日軽くマリネした後に温めるような温度で火を通して膜を張らせたこちらも手の込んだ一品。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「うわぁ〜、おいしい。これもしっかりと濃厚ですね、すごい」
「8日目 天然ヒラメ」。五島のヒラメを使用し、1日マリネしたのち、8日間寝かせたものだ。ヒラメのエンガワ、五島産ウニと一緒に。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「しっかり旨味が出てますね」
さらには、「渡邊牛 内モモ」。静岡の黒毛和牛を長崎のしめじ、なめたけ、たらの芽、ハコベ、ローズマリーを散らして。ソースは発酵黒にんにくとブイヨンで。
- 渡部さん
- 渡部さん
- 「甘い。いやぁ、赤身なのにこの甘さ、すごいですね。これは一歩間違えるとパサついちゃうもん。おいしい」
最後は、「苺のミルフィーユ」でシメ。
料理を堪能し、さらにシェフとのやりとりを通じ、「こういうことなんだよな〜。食+αなんだよね、僕のグルメの原点は」と、お腹も心も満たされたグルメ王であった。
〜グルメ王の食べ歩きは、まだまだ続く〜
(次回更新は、4月25日を予定)
おまかせコース15000円(税別)
※予約時に苦手なもの・アレルギー等、相談あれば対応可能
『渡部の歩き方 グルメ王の休日』
全国の名店をひたすら食べ尽くすだけのグルメ旅に密着
アンジャッシュ渡部が月イチで行く、地方の名店一人旅に同行。地上波では紹介できない彼の聖域にカメラが入る。静岡、神奈川、鹿児島、広島、岡山、熊本、小田原、富山、仙台、青森、佐賀、長崎編を配信中!