名古屋に来たら必ず食べたい! 駅周辺「きしめん」の名店5選

名古屋に来たら必ず食べたい! 駅周辺「きしめん」の名店5選

2018/04/04

数ある名古屋グルメの中でも、なめらかでつるんっとした独特な舌触りとのどごしが魅力の「きしめん」。一般的なうどんとは異なり、幅が広く薄いのが特徴だ。
そんな名古屋が誇るきしめんを、それぞれ自慢の味で楽しみたい! と思う人のために、名古屋駅周辺の5つの名店をピックアップして紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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うまい! 安い! 早い! 三拍子そろった人気のきしめん店はコチラ!

いずれも名古屋駅からすぐの好立地! 駅に降り立ったら、まっすぐGO!!
・宮きしめん
・きしめん よしだ
・きしめん亭
・驛釜きしめん
・住よし

熱田神宮に縁「宮きしめん 駿 KITTE名古屋店」

名古屋駅に直結している「KITTE名古屋」の地下1階。名古屋駅の南にある「グローバルゲート」には「ささしま店」がある

1923年創業。発祥の地である熱田神宮の宮司さんに「宮」の字をもらって命名された、由緒正しい老舗。2018年3月現在、東海三県に9店舗展開していて、「駿」のように創業者一族の名がつけられているところもある。
上質な小麦粉と軟水、塩から作られた麺は、添加物不使用で、厚みがあってもっちりしているのが特徴。
つゆには赤と白の2種類があり、赤はカツオベースの出汁に本醸造の醤油を使用した、名古屋らしいコクのある味わいに。そして、白は昆布ベースの出汁に白醤油を使って、さっぱりとした味わいに仕上げている。

「宮きしめん」(780円)

「宮」の字が書かれたかまぼこがトレードマークの温かい麺。年間を通して提供されている

定番商品の「宮きしめん」は赤つゆで、肉厚でジューシーなシイタケと、甘すぎない油揚げがそのおいしさを引き立てている。2種類のつゆで堪能できる「赤白きしめん食べ比べ」(1180円)というメニューも用意されている。一品料理の天むすや味噌カツと一緒に、名古屋の味を楽しむのもおすすめ!

店舗ごとにオリジナルメニューがあり、こちらではイタリアンと融合させた商品を提供している。きしめんを薄さや食感が似ているフィットチーネに見立てて作ったカルボナーラなどが、仕事やショッピングの合間に利用する女性客に好評! 昔ながらの味を守る一方で、時代のニーズに合わせて進化を続ける点も魅力の一つと言えそうだ。
夜は居酒屋としての一面もあり、様々な種類のお酒のシメにきしめんを味わうこともできる。

カウンター席とテーブル席があり、きしめん屋というより居酒屋のよう。女性一人でも、ふらっと立ち寄りやすい雰囲気!

「赤つゆには辛くて濃いイメージがありましたが、あっさりしていて、一口目から出汁の風味や香りを感じられます! もちもちした中にしっかりとコシがある麺で、噛みごたえ抜群!」(ライター桑山)

名古屋一の老舗「きしめん よしだ エスカ店」

名古屋駅の新幹線口、西口駅前広場の地下に広がる「エスカ」。ここの南側に店を構える

1890年に中川区荒子で創業した、名古屋一の歴史をもつ、きしめん屋の名店。創業当時から保存料・添加物不使用にこだわり、選び抜いた国産の小麦粉と塩、水のみで作った自家製麺が特徴だ。昔ながらの手打ち製法を機械で再現。店内では、大きな釜で茹で上げた生麺を味わえる。毎日作られている出汁は、国産のムロアジやソウダガツオなどからとったもので、香りや風味、コクの力強さや濃さが魅力だ。

「えびおろし」(1200円)

コシがありつるっとしたきしめんと、揚げたての天ぷらの組み合わせが最強!

年間を通して1番の人気商品は、エビやカボチャ、ナス、大葉の天ぷらが贅沢にのった冷たい麺。こだわりの麺と出汁、サクサクした衣の天ぷらを同時に味わえる。
社長の吉田孝則さんが力を注ぐのは、麺だけではない。野菜は農協から直接仕入れる徹底ぶり! 「きしめん屋のくせに!」と言われるほど、おいしくて良質なものを提供している。

このほか、健康志向の女性やサラリーマンに人気の「ごま酢」(950円)もおすすめ! ゴマのまろやかさと酢の酸味が効いていて、新感覚の味を楽しめる。

店内は落ち着いた雰囲気。1人でもグループでも来やすい!

「商品名は『えびおろし』だけれど、エビ以外の天ぷらも入っているのがうれしい! 口当たりがなめらかな麺なので、どんどん箸が進みます!」(ライター桑山)

見た目に迫力! 「きしめん亭 エスカ店」

同じくアクセス抜群の「エスカ」に立地。北側にあるのが「きしめん亭」

尾張名古屋の地で創業し、90年ほどの歴史をもつ。初代社長が、名古屋から銀座や大阪などへきしめんを広めた第一人者と言われている。創業当時から、麺は国産の小麦粉100%と天然塩、水で作っていて、保存料や添加物は使用していない。
かつをぶしなどからとった一番出汁のみで作ったつゆは、赤や白、カレー、味噌などバラエティ豊か! たまり醤油を使用している赤はコクがある一方、白醤油を使っている白はさっぱりとした関西風が楽しめる。

「なすおろしきしめん」(950円)

きしめんの上に、どどん! と長ナスが丸2本! 迫力満点! これは冷たい麺だが、温かい麺も年間通して提供

赤つゆにコシの強い麺、そこに素揚げした熱々の長ナスが加わった人気商品。添えられた大根おろしとショウガにより、油っぽさを抑えたさっぱりとした味わいに。本音を言うと原価ギリギリ…だそうで、経営努力に頭が下がる思いだ。
また、こだわりは、器にも! 特注の美濃焼で、1つ5千円〜2万円する高価なものを使用している。一般的な器の1.5倍ほどで、大人の顔がすっぽり入ってしまうくらい! そのインパクトにインスタ映えを狙って来店する客も多いそう。

きしめん以外にも名古屋めしに力を入れていて、赤味噌のおでんや手羽先、味噌カツなどのメニューが豊富。「エスカ」で味噌おでんが食べられるのは、ここだけ!

カウンターにはズラーッとお酒が! 種類が多く、昼飲みもできちゃう!

「赤つゆが麺だけでなくナスにも染み込むので、ナスの旨味がより味わえます。食べ応えもしっかり! 大きなナスにかぶりつくのが、クセになりそうです!」(ライター桑山)

アクセス抜群でリピーター多数! 「驛釜きしめん」

名古屋駅のコンコース内。新幹線の改札口からほど近い場所にあるので、わかりやすい!

2015年12月にリニューアルオープンして、店名が「驛釜きしめん」に。「きしめん よしだ」の製麺所「吉田製麺」で作っている国産小麦粉100%の生麺を使用。注文が入るたびに店内の大釜で茹でているので、常にできたてが提供される。
つゆは、国産の昆布やムロアジ、サバ、カツオなどからとった濃いめの出汁を、旨味成分が多いたまり醤油とブレンドしているのが特徴。

「きしめん」(650円)

これぞ、THEきしめん! 麺の上で花がつおが踊っている!

定番の温かい「きしめん」は、もちもちでコシのある麺と甘みのある油揚げ、出汁のバランスがちょうど良い相性。冷たい麺を楽しみたい人には、「ころきしめん」(650円)が用意されている。
午前7時〜10時まで、ミニ麺とご飯がセットになっているモーニングメニューがある。出勤や出張前に立ち寄るサラリーマンに人気!

2018年4月16日からは、メニューがリニューアル! お財布にやさしい定番商品に特化した形に生まれ変わるそう。

白い壁には、小さくてカラフルなタイルが散りばめられている。明るくてオシャレな雰囲気!

「たまり醤油の味が口いっぱいに広がった後、出汁の香りにふわ〜っと包まれます! 口の中で味わいが二度変化する感覚がたまりません!」(ライター桑山)

スピード勝負の立ち食い! 「きしめん 住よし 新幹線下りホーム店」

JR名古屋駅の東海道新幹線下りホームの店舗。新幹線、在来線の各ホームにあるので、利用しやすい! JR東海 提供

名古屋のきしめん屋の中でも知名度が高い「住よし」は、国鉄時代の1961年にJR名古屋駅の在来線に店を構えたのが始まり。2018年3月現在、新幹線ホームに3店、在来線ホームに6店と、名古屋駅構内に合わせて9店舗が展開されている。
他店と異なるのは、立ち食いであること! とにかく回転が速いので、出張や旅行の合間の利用もスムーズ! 効率の良さを追求して、冷凍麺が使用されている。

「かき揚げきしめん」(520円)

リーズナブルな価格の人気商品! そして、立ち上る湯気と、大きくて具だくさんのかき揚げが、食欲を刺激する… JR東海 提供

ソウダガツオやムロアジからとった出汁をベースにしたつゆ、そして熱々のきしめんの上に、かき揚げがのせられている温かい麺。かき揚げにはエビや玉ネギ、ニンジンが入っていて、食べ応え抜群でサクサク! 在来線ホームでは、これらの天ぷらが揚げたてで味わえる。

このほか、「牛肉きしめん」(620円)に「かき揚げ」(170円)をトッピングした商品が、ひそかにリピーターを増やしている。季節限定品、そして店舗によってはオリジナルメニューもあるので、各ホームを巡ってみるのも楽しそう!

「見た目は濃いめのつゆだけれど、味わってみると薄めでさっぱりとしています。麺が柔らかいので、ファストフードのような感覚でスルスルと口に運びやすい! 小腹が空いている時や隙間時間に気軽に立ち寄れるので、おいしく、かつ短時間できしめんを味わいたい人におすすめです!」(ライター桑山)

一口に「きしめん」と言っても、麺や出汁、トッピングは店舗ごとに個性が光る逸品ばかり! 5つの店舗はいずれも名古屋駅周辺にあるので、順に訪れてみるのも新たな発見につながるはず!

取材メモ/5店舗にお邪魔させていただいて、それぞれの店舗のこだわりや味はもちろん、きしめんのコシやもちもち感、おいしさに改めて気づかされました! 名古屋の人だけでなく県外の人にも、旅の目的の一つとして、この魅力的な味わいを楽しんでほしいです!

取材・文=桑山栞(SOL+LUNA)、撮影=今枝貴(SOL+LUNA)

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