地元で長く愛される洋食&喫茶店! 福岡で人気の老舗グルメ5選

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福岡に行ったら外せない! 人気ローカルグルメまとめ

2018/05/03

地元で長く愛される洋食&喫茶店! 福岡で人気の老舗グルメ5選

一般に“新しいもの好きが多い”とされる福岡だが、ちょっと街を見渡せば数十年も昔から地元民に愛され、親しまれ続けるお店も数多く存在している。今回はそんな歴史あるお店の中から、福岡市中心部の“老舗グルメ”を5つピックアップ!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

半世紀以上の歴史を誇る喫茶や洋食など、福岡市中心部で営業を続けるお店の中から編集部が厳選した“老舗グルメ”5軒を紹介!

【おすすめはこちら!】
1. ブラジレイロ(福岡市博多区)
2. グルメ風月 天神コア店(福岡市中央区)
3. 釜めしビクトリア(福岡市中央区)
4. レストラン達(福岡市中央区)
5. 琥珀館(福岡市博多区)

1. ブラジレイロ(創業1934年)

福博の文化サロンとして人気だった 現存する福岡最古の喫茶店

ミンチカツレツ(990円)。チキンとポークの合い挽(び)き肉を使用。表面はサクサク、中はふんわり仕上げる。1日15食限定

ブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が日本にコーヒーを広めようと建てた店「ブラジレイロ」がルーツ。創業当初は東中洲の湖畔にあり、火野葦平や原田種夫といった作家らが通う“福岡・博多の文化的サロン”としてにぎわっていたという。1951年、戦争の影響で現在の場所へ移転した。

看板メニューは「自家焙煎のコーヒー」「手作りの洋食」。特徴的な形状で話題の「ミンチカツレツ」や、特製ドミグラスソースで煮込む「ハンブルグステーキ(1110円~)」といった洋食メニューの提供は11:00からで、すべてサラダやコーヒー付き。昼どきの早い時間で売り切れとなる場合もあるので注意しよう。

ガトーショコラ(390円)、クラシックブレンド(500円)。ケーキはすべて手作り。「クラシック~」は創業当時からあるブレンドで、まろやかな味わい

\この人に聞きました!/

中村久美子さん
中村久美子さん
中村久美子さん
「洋食にセットになる『マイルドブレンド』や、ブラジレイロのスタンダード『クラシックブレンド』など7種あるコーヒーは、赤外線と反熱風で自家焙煎した豆で淹(い)れる自慢の一杯です。トーストなどの軽食や、手作りのケーキもご用意していますよ」
大博通りから一本入った“冷泉公園通り”にある。レトロモダンな趣きのある外観が目印だ
1階はカウンター席をメインに、その背面にはテーブル席も設ける

※5/3(祝)~6(日)は店休日

Yahoo!ロコブラジレイロ
住所
福岡県福岡市博多区店屋町1-20

地図を見る

アクセス
呉服町(福岡県)駅[1]から徒歩約2分
中洲川端駅[7]から徒歩約5分
祇園(福岡県)駅[2]から徒歩約5分
電話
092-271-0021
営業時間
月~金 10:00~20:00 土 10:00~19:00
定休日
毎週日曜日、祝日
口コミ・写真など

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2.グルメ風月 天神コア店(創業1949年)

50年近く、働く男たちの胃袋を満たす鉄板焼き専門店

ビーフバター焼き(写真はMサイズ・1080円)、パンorライス、スープ付き。スパゲティの上にビーフソテーを盛り付けてあり“豪快”

1949年、戦後間もない福岡市・天神に誕生した喫茶店、「風月 西鉄街本店」を前身とする洋食店。当時は珍しい「お冷や」のサービスを取り入れるなど、福岡の飲食業界をけん引してきた名店のひとつ。県内に2店舗展開しており、「広川サービスエリア店」でも同じメニューを味わえる。

1970年代に誕生した「ビーフバター焼き」は、約50年にわたって天神で働く人々の胃袋を満たしてきた看板メニュー。ほか「風月ハンバーグ」(1350円)、「牛さがりカットステーキ」(1400円)といった、食べ応えのある鉄板料理が中心だ。

レバーステーキ(900円)、ライスorパン付き。食感のいい国産豚レバーを使用し、レバーが苦手な人にも好評

\この人に聞きました!/

チーフの内山 享さん
チーフの内山 享さん
チーフの内山 享さん
ビーフバター焼きにかかせない和風ソースは自社工場で手作り。玉ねぎとショウガ、ニンニクといった香味野菜を使う製法も当時から変えていません。味付けがしっかりしているので、ご飯との相性も抜群です」
天神エリアに建つビルのなかでも歴史の古い、天神コアの地下1階
喫茶時代の面影を残す店内。カウンター席に座れば、目の前で調理するシェフを見られる
Yahoo!ロコグルメ風月 天神コア店
住所
福岡県福岡市中央区天神1-11-11 天神コアB1F

地図を見る

アクセス
天神駅[11]から徒歩約1分
西鉄福岡駅[北口]から徒歩約2分
天神南駅[3]から徒歩約4分
電話
092-721-6666
営業時間
月~日 11:00~20:00
定休日
不定休
口コミ・写真など

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3. 釜めしビクトリア(創業1954年)

60年以上続く、福岡の釜飯専門店の先駆け的存在

そぼろ釜めし(930円)。砂糖と醤油(しょうゆ)で煮込んだ鶏ミンチと、手作業による細やかな炒り卵をトッピング。創業時から現在まで人気No1メニュー

1954年、福岡市天神の商店街・新天町にオープン。当初は1階が喫茶店、2階が釜飯店としてスタートしたが、程なくして釜飯人気に火が付き、1957年ごろには現在の釜飯専門店というスタイルに落ち着いたという。

「めんたい釜めし(930円)」「えび釜めし(900円)」など、自慢の釜飯は全11種。鶏ガラベースのダシで1人前ずつ炊き上げるご飯は、具材をトッピングすることを前提にあっさり目に仕上げている。「竹の子釜めし(950円、春限定)」などの季節限定メニューがあるほか、プラス容器代(100円~)で持ち帰りにも対応

鶏のソップがけ(930円)。奄美大島の郷土料理・鶏飯をヒントに考案。醤油に漬け込み炙り焼きした鶏胸肉や青じそなどを釜で炊いた白米にのせ、鶏ガラスープをかけて食べよう。スープはおかわり自由

\この人に聞きました!/

代表取締役の加藤康裕さん
加藤康裕さん
加藤康裕さん
「店内の様子を見ながら複数のコンロで調理することで、できるだけ少ない待ち時間で炊きたての釜飯を提供できるよう気をつけています。15:00までは釜飯にサラダなどが付くお得なランチセット(1080円~)もありますよ~」
入口横には食品サンプルが並び、どこか懐かしい雰囲気。釜飯のほか、洋食メニューもあり
ホテルのロビーをイメージした店内はすべてテーブル席。写真は1階の様子
Yahoo!ロコ釜めし ビクトリア
住所
福岡県福岡市中央区天神2-7-144

地図を見る

アクセス
天神駅[2]から徒歩約1分
西鉄福岡駅[ソラリア口]から徒歩約3分
赤坂(福岡県)駅[5]から徒歩約5分
電話
092-771-4081
営業時間
月~日、祝日、祝前日: 11:00~20:00 (料理L.O. 19:30)
定休日
12月31日、1月1日
口コミ・写真など

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4.レストラン達(創業1965年)

本物の味を提供し続けて50年以上の歴史を誇る洋食店

ビーフシチュー(単品4212円)、サラダ付き。濃厚なソースととろける肉を頬張る瞬間は至福のひと時。コース(5724円)もある

初代オーナーの篠原達(たつ)さんが1965年に立ち上げたのは、“本物の味”を身近に楽しめる洋食店。創業より53年、食材と真剣に向き合ってきた篠原安之シェフが手がけるひと皿と、達さんが大切にした“おもてなし”を心待ちに、3代続いて来店する家族も多い。

常連が幻の逸品と呼ぶ「ビーフシチュー」は、仕込みに1カ月を要する上に、1~2週間で品切れとなる。「お待たせしましたビーフシチュー」の旗が看板横ではためく時が、メニュー登場の合図だ。

和風ハンバーグ(160g1512円)、サラダとライスorパン付き。「ちょっとお高め」と感じるかもしれないが、その味は価格以上

\この人に聞きました!/

シェフの篠原安之さん
シェフの篠原安之さん
シェフの篠原安之さん
「創業当初から食材、調理法に関して妥協したことはありません。料理がおいしいのは当たり前のこと。この店を50年以上支えてきたのは、お客さま一人ひとりに欠かさず声をかける“達さんの人柄”です。常連の大半が彼女のファンだと思います」
どこか懐かしさを感じるレトロなたたずまい。地下1階へ下りて行くと現れる
高級感が漂う落ち着いた店内は特別な人を招きたくなるはず
Yahoo!ロコレストラン達
住所
福岡県福岡市中央区 天神3-16-1 HIWAKAビルB1

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アクセス
天神駅[7]から徒歩約3分
西鉄福岡駅[北口]から徒歩約5分
赤坂(福岡県)駅[5]から徒歩約9分
電話
092-751-7302
営業時間
11:00~15:00、16:30~21:00
定休日
毎週月曜日
口コミ・写真など

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5.琥珀館(こはくかん・創業1983年)

昭和へタイムスリップしたかのような昔ながらの喫茶店

めんたいオムライス(860円)。ふくやの明太子(めんたいこ)を混ぜ合わせたホワイトソースがたっぷりかかる。中身は明太ピラフ

木をふんだんに使った店内に、昭和レトロな雰囲気が漂う「琥珀館」。喫茶店を開くことが夢だったという先代が、奥さんの坂野輝子さんと1983年に開店させた。BGMは、ビートルズなど1950~1960年代にヒットしたオールディーズ。まるで時が止まっているかのような心地よい空間が、今も幅広い層の地元民に愛されている。

メニューを見ると、オリジナルのブレンドコーヒーを始めとするドリンクや、手作りの洋食がズラリ。調理は、店主の娘さんが担当する。“川端ぜんざい”からヒントを得て作られた「あんこ珈琲」という、創作ドリンクもこの店のウリだ。

あんこ珈琲(570円)。エスプレッソが入ったカップの底にはつぶあんが。餡のほどよい甘味とコーヒーの苦味が絶妙にマッチ

\この人に聞きました!/

店主の坂野輝子さん
坂野輝子さん
坂野輝子さん
「11:00~14:00は、パスタやカレー、日替りメニューに、ドリンクとスープが付くランチサービスを行っています。どれもボリューム満点とお客様に好評です。土曜と祝日は、モーニングメニューも! ホットサンドやシナモントーストなどが登場しますよ」
上川端商店街を抜けたキャナルシティバス停近くに建つ
カウンター席後ろの本棚には、膨大な数の漫画が並ぶ。タウン誌や新聞など雑誌類もあり
Yahoo!ロコ琥珀館
住所
福岡県福岡市博多区上川端町1-6

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アクセス
祇園(福岡県)駅[3]から徒歩約4分
中洲川端駅[5]から徒歩約6分
呉服町(福岡県)駅[1]から徒歩約10分
電話
092-281-7578
営業時間
月~金 11:00~21:00 / 土祝 9:00~21:00
定休日
毎週日曜日
口コミ・写真など

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取材メモ/長く愛されるお店って、味はもちろんですが、店の雰囲気やスタッフの人柄も関係してくるんですね。今回セレクトした5店は、そのどれもが素晴らしかったです。みなさんも実際に足を運んで、その魅力を体感してみてください!

取材・文=廣田祐典、浅原麻希、小島加奈子(以上、シーアール) 撮影=高尾正秀

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