今年くるのは鯛ラーメン! 彦摩呂さんオススメ専門店の3杯

特集

2016年注目のトレンドグルメ

2016/04/29

今年くるのは鯛ラーメン! 彦摩呂さんオススメ専門店の3杯

特集冒頭の彦摩呂さん×はあちゅうさんの対談で、彦摩呂さんが「今年流行る!」とオススメしていた鯛ラーメン。鮮魚の“鯛”を使ったラーメンを総称して鯛ラーメンと呼ぶ。高級食材のイメージが強い鯛を使ったラーメンとは一体どんな味? 対談中に名前の挙がったタイプの違う鯛ラーメンを食べてみた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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1.真鯛らーめん 麺魚

鯛の魅力を余すところなく味わえる
鯛感満載のラーメン屋さん!

JR錦糸町駅の南口から10分ほど歩いていくと、大都会東京に突如出現した巨大魚ならぬ壁一面に描かれた尾頭付きの鯛の絵が、視界にダイレクトに飛び込んでくる。これはなんだかおめでタイ。と、思わずダジャレも飛び出してきてしまうほどの立派さ。

インパクト抜群の鯛がお出迎えしてくれるのが、1軒目のお店「真鯛らーめん 麺魚」だ。今年1月にオープンして以来、瞬く間に毎日行列ができるようになった人気店である。

この鯛を見物しにわざわざ訪れるお客さんもいるとのこと。東京の新名所になる日も近いかも

お店に一歩足を踏み入れると、さっそく魚を焼く香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。そして目の前には再び鯛、鯛、鯛。店長がお店のために揃えたというこだわりの鯛グッズが至るところに飾られている。

そんな鯛たちに背中を押されるように、お店の看板メニューである「真鯛らーめん」を注文。

カウンターの上に優雅に佇む鯛のオブジェ
厨房ではまさに鯛を焼いている最中だった。匂いだけでご飯三杯くらいはいけそう

独自の仕入れルートがあるからこそ実現!真鯛をたっぷり使ったラーメン!

真鯛らーめんのスープは愛媛県宇和島産の真鯛の中骨を使用。以前築地の割烹料理屋さんで修行していた店長だからこそ確保できる、独自のルートから仕入れたものだ。

鮮魚独特の生臭さを消すため、下処理をしっかりとした後炊いて作りあげる。なんと1人前のラーメンを作るのに鯛2匹使うという。ラーメンに入れる油も鯛から抽出した鯛油を使用しているので、まさに鯛たっぷりラーメンである。

鍋の中で鯛のうまみがグツグツと…

麺や具材にもこだわっている。一見お蕎麦にも見える麺は、北海道産小麦100%の石臼挽き全粒粉麺。このラーメンに合うよう作られたものだ。

具として使われる焼いた鯛のほぐし身は、スープと同様宇和島産の真鯛。トッピングする直前にバーナーで炙り、香ばしさを出す。

そして焼豚は三元豚の旨味をギュッと閉じ込めるため、10時間ほどかけて真空低温調理。その後桜チップで燻製にしている。

ファイヤー!鯛の炙った香りがなんとも言えない〜
麺だけ見ると、ここは蕎麦屋かと錯覚してしまう
具材も一つ一つ厳選したもの。小松菜は生産者から直送される西船橋産を使用
鯛油とスープをどんぶりに投入!
桜のように色づく特製焼豚、最後に風味付けに柚子もトッピングして…真鯛らーめんの完成!
「真鯛らーめん」(800円)。どんぶりの中から鯛がこんにちは、と覗いているよう。ここにも鯛への愛が感じられる

見よ! 鯛油が輝く鯛エキスたっぷりのスープを! 一口いただくと、思わず「鯛だ!」と叫んでしまうほど、鯛の味が濃く出たスープである。鯛そのものを食べているような気持ちだ。

そのスープを生かす小麦の香り高い和風麺。そして炙った鯛のほぐし身と焼豚の燻製香がオーケストラのごとく見事なハーモニーを奏でている。少し食べたところで、上に乗った柚子をスープに溶かせば鯛と柚子の風味がマッチし、また一味違った美味しさを演出してくれる!

「真鯛らーめん雑炊セット」(1000円)

真鯛らーめんはもちろん単品としても美味しくいただけるが、雑炊をセットにすれば2倍楽しめる! 食べ終わった後のスープを鯛のほぐし身が乗ったご飯にかけ、仕上げにワサビもライドオン。ラーメンの旨味が染み出たスープをご飯が吸って美味。セットで注文するお客さんも多いそう。

店長推薦のもう一品も注文。「鯛油そば(スープ付き)」(700円)。鯛油を使った汁なしそばは醤油と鯛油が混ざり合ってなんとも香ばしい〜
半分ほど食べたところで、鯛のスープを投入。汁なしと汁ありをダブルで楽しめるので欲張りさんにオススメだ
店主の橋本さん

成人病予防にも良いとされる“魚”から作ったラーメン。その中でも旨味成分のイノシン酸やグルタミン酸が豊富な鯛に着目して真鯛らーめんを考案した店主の橋本さん。お年寄りも増えるこれからの高齢化社会に向け、長く愛される健康的でヘルシーなラーメン作りを心掛けているという。そんな店主のこだわりと真鯛への愛が感じられるお店だ。

真鯛らーめん 麺魚

住所:東京都墨田区江東橋2丁目5-3
電話:03-6659-9619
営業時間:11:00〜
スープ売り切れ次第終了
定休日:月曜

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

2.鯛塩そば灯花

「鯛の旨味だけを味わってほしい」
女性人気抜群の上品鯛ラーメン店!

次に訪れたのは、四谷三丁目から曙橋に向かって歩いていく途中にある「鯛塩そば灯花」だ。こちらのお店は近くにある「塩つけ麺灯花」が昨年4月にオープンさせた2号店である。なんとYahoo! JAPANの「第7回最強の次世代ラーメン決定戦!」1位にも輝いた行列のできる大人気店だ。

すっきりシンプルな外観
お店の前の大きな提灯が目印

“和”をイメージして作ったというお店は、一見ラーメン屋さんには見えない、おしゃれな和食屋さんのような作り。白を基調とした明るい雰囲気なので、1人ラーメンにはまだ抵抗のあるウブなラーメン好き女子にも入りやすい。

このカウンターが全員女性のお客さんになる時もあるそう

お店一押しの「鯛塩そば」を注文。出てきた瞬間、ラーメンという概念を覆す上品なビジュアルに衝撃が走る!黄金色に輝くスープは覗き込めば器の底も見えるほど澄み切っていて美しい。使っている材料はなんと塩、水、そして宇和島産の鯛の中骨という、まさに鯛100%スープである。

「鯛塩そば」(800円)。中央に浮かぶのは可愛い梅の形をかたどった梅麩

スープをレンゲにすくい一口いただくと、またまた衝撃が走る! 上品な優しい塩味の中にも、鯛の旨味がしっかりと口の中に広がっていくのだ。その日の朝に〆た新鮮な鯛の中骨とそこに付いた身だけを使うことで、生臭さを徹底的に排除した、鯛の旨味だけを抽出したスープを生み出した。店主のこだわりが詰まったラーメンだ。

麺や具材もこの澄んだスープに合うように考えられており、細部にまで店主・髙橋さんの気遣いを感じる。

「鯛茶漬け(並)」(¥370)。まずはご飯とお刺身をそのまま食べて…

もう1つ、このお店に来たらぜひ食べて欲しいのが、「鯛茶漬け」である。サイドメニューでありながら鯛の炊き込みご飯と鯛のお刺身にゴマだれがついているというゴージャスなもの。昼・夜それぞれ15食限定の大人気メニューなので、ありつけたらかなりラッキーだ。

そのあと鯛スープかけてお茶漬けにしてさらさらいただこう
店主の髙橋さん。毎日200匹の鯛を使ってスープを作っている

もともとサラリーマンをしていた店主が好きなラーメンを追求していった結果、「鯛塩そば」にたどり着いた。高級食材の鯛を使っていても、安くて美味しいラーメンを提供することを信条に、仕入先の工夫や、材料のロスを減らすなどの努力を続けている。鯛の旨味だけを味わってほしいという店主の思いから誕生した「鯛塩そば」は、さらなる美味しさに向かい、今も日々進化を続けている。

取材・文=秋山ももこ(mogmog gizmocchi)

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