ケーブルカーの高尾山駅を降りた目の前にあった名物売店「香住」がリニューアルし、商業施設「高尾山スミカ」として生まれ変わりました。オープン間もないこの施設が気になる! ということで、編集部は店長を直撃。その全貌を詳しく教えてもらいました!
Yahoo!ライフマガジン編集部
ご飯、お土産、小休憩……etc. こだわりを詰め込んでパワーアップ!
高尾山を登ったことがある人ならば、ケーブルカーの高尾山駅を降りたところにあった「香住」はご存じのことでしょう。大人気の「天狗焼」などをはじめとするお土産が売っていたり、腹ごしらえできるそば処があった、昔ながらの佇まいの売店です。では、その「香住」がリニューアルを経て、2018年4月1日に「高尾山スミカ」としてオープンしたことは知っていますか?
もともとが昭和53年に建てられた建物だっただけに、ピカピカに輝く姿は新鮮。ケーブルカーの駅舎に隠れて全貌が見えませんが、新店舗は地上2階建て、延べ床面積は約358平方メートルに。噂によればなかなかのパワーアップを果たしているそうです。さっそく店長の小泉さんを訪ねてきました。
\お話を聞いたはこの人!/
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「ようこそ! 高尾山スミカへ。今日は新しくなったこの施設の全貌をご紹介いたします」
1階にお土産とそば処、2階にカフェと展望台を新設!
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「今回、建物の耐震対策も兼ねてのリニューアルだったのですが、骨組みだけを生かす形で大きく生まれ変わりました。お土産店やそば処は、以前は区画が壁で区切られており、お客様が行き来するためには一度外に出ないといけませんでした。それらがリニューアルによってすべてが繋がったのは大きな変化なのではないでしょうか」
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「そば処では、数種類の地酒をご用意しておりますので、帰りがけに一杯飲んでいただくこともできるんです。また、2階に新しくオープンした『スミカテーブル』というカフェでは、こだわりのコーヒーもお出ししているので、ゆったり休憩したい方にはこちらをおすすめしたいですね」
また、屋上には展望台も新たに設置。天狗のうちわをモチーフとしたモニュメントは新たな写真スポットになりそうな予感です。空が澄んでいれば東京湾、房総の山々まで見渡せますよ。
新しいお土産をチェックすべし!
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「高尾の山はさまざまな生き物が宿る場所であることから、『人々と生き物が行き交う山のターミナル』というのが当店のコンセプトです。なのでお土産も、高尾山がある八王子や地元・高尾にこだわった商品を発信しているんです。例えば、新しく加わった『お薬湯のみ』は薬王院で行われたお護摩修行の灰を釉薬に混ぜて焼成したもので、八王子市在住の陶芸家岩瀬健一さんに制作していただいています」
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「その他にも、新たらしいお土産を沢山ラインナップしています。高尾登山電鉄のオリジナルグッズも新登場していますので、ぜひ注目していただきたいですね!」
もちろん高尾山名物「天狗焼」「高尾山チーズタルト」は健在です!
- 小泉さん
- 小泉さん
- 「以前から人気の天狗焼とチーズタルトもご用意しております。天狗焼は多いときには1日に4000個以上も売れる人気商品。新店舗になって売り場も拡大しております。また、チーズタルトは季節限定のタルトも販売しますのでお楽しみに!」
リニューアルによってただ綺麗になっただけでなく、より利用しやすく、魅力的に進化した「高尾山スミカ」。高尾山の新たなスポットとして、その魅力を発信するスペースにもなっているのが印象的でした。ここにしかないものが沢山あるので見所は沢山。登山後に訪れるなら、ケーブルカーの時間には余裕を持って行動することをおすすめします!
取材・文=石井 良 撮影=野口 彈
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