名古屋に来たら絶対食べたい!絶品「ひつまぶし」5選

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2018/05/09

名古屋に来たら絶対食べたい!絶品「ひつまぶし」5選

数あるなごやめしの中でも人気抜群のひつまぶし。1膳目はそのまま、2膳目は薬味とともに、3膳目はお茶漬けで、と3通りの食べ方が楽しめるのが人気の理由だ。行列の絶えない名店から2018年にオープンしたばかりのニューフェイスまで一挙紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ひつまぶしの極意は焼き方とタレにあり!

タレは店ごとに秘伝のレシピを持っている。写真は「あつた蓬莱軒本店」

ひつまぶしとは、その名のとおり、おひつに入ったウナギのまぶしご飯。「ひつまぶし」の商標を取得している「あつた蓬莱軒」には、出前時に丼が割れないように大きなおひつを用いたこと、ウナギとご飯をバランスよく食べられるようにウナギを細かく切ってご飯と混ぜたこと、などがひつまぶしの由来として伝わっている。ウナギは蒸さずにバリっと焼き上げる地焼き。醤油やみりんなどの醸造業が盛んな愛知県らしく、タレには深いコクがある。この焼き方とタレが、ひつまぶしのおいしさのポイントなのだ。

\紹介するのはこの5店/
1.明治6年創業「あつた蓬莱軒本店」
2.受け継がれる職人技「炭焼 うな富士」
3.アクセス便利「しら河 名駅店」
4.豪華絢爛「ひつまぶし名古屋備長 金シャチ横丁店」
5.ダシに工夫あり「鰻う おか冨士」

1.明治6年創業「あつた蓬莱軒本店」

別名「蓬莱陣屋」とも呼ばれる。立派な松が目印

熱田神宮の門前町として栄えた宮宿で、明治6年に創業した「あつた蓬莱軒本店」。ひつまぶしといえば一番に名前が挙がる名店だ。趣のある料亭で庭を見ながら極上のひつまぶしを味わう、まさに至福の時! 「あつた蓬莱軒」は本店のほか2店舗あり、どの店舗でも同じ味を楽しめる。

靴を脱いでくつろげる座敷席のほか、イス席もある

ウナギは新鮮なうちに数秒でさばき、串に刺して地焼きに。140年以上継ぎ足して使っている秘伝のタレに2度くぐらせて、テリよく仕上げる。

「ひつまぶし」(3600円)。トチの木をくり抜いたおひつにご飯を詰め、細かく刻んだウナギをのせる

さらに、ほかにもぜひ味わいたい名物メニューをご紹介。ウナギと同じタレで焼いた「肝焼」は、肝特有の苦味とコクがたまらない! ダシをたっぷりと内包した「うまき」はふわっと柔らかく、食べると口の中にダシがジュワッと広がる。持ち帰りもできるので、名古屋みやげにいかが。

「肝焼」(左・950円)と「うまき」(右・950円)

2.受け継がれる職人技「炭焼 うな富士」

巨大なテントが目印!

名古屋市昭和区にある「炭焼 うな富士」は1~2時間待ちは当たり前という超人気店。そのため、店前には待合用のテントが設置され、オープン前から行列ができる。

店内はテーブル席のみ。ピーク時は相席になることもある

ウナギは1匹300gを超えるような太いウナギが基本。職人気質だった先代から技を受け継いだ若い衆がウナギをさばき、串に刺す。串刺しひとつをとってもどこに刺すかの見極めが難しく、浅すぎても深すぎてもダメ。何度も繰り返し、体で覚えるのだとか。

炭は2種類を混ぜて使用。灰が少なく、火力が安定するように調整している

ウナギ自身の脂で炙られ、皮目はバリっと香ばしい。キレのあるタレを1度漬けで焼くため、あっさりとした味わいになる。持ち帰り弁当の「ひつまぶし」(3870円)もあり、時間がない人はこちらもオススメ。

「ひつまぶし」(4320円)。肉厚のウナギに大満足!

3.アクセス便利「しら河 名駅店」

名古屋駅の北側のあるグルメビル「アクロスキューブ」の1階

「しら河」は、尾張の名工にも選出された料理長が腕を振るう名古屋屈指の料亭「大森」によるウナギ店。ウナギといえば高価な印象が強いが、ここでは比較的リーズナブルにひつまぶしを味わうことができる。名古屋市内に4店舗あり、中でも一番新しい名駅店は2017年4月にオープン。

個室が充実。名古屋駅からすぐなので、県外からもアクセスしやすい

一番人気は「しら河のひつまぶし」。お茶漬けにしてもおいしく食べられるように、カリッと強めに焼き上げる。ダシはアツアツをかけてほしい、との思いから、お茶漬けを食べるタイミングで持ってくるのがしら河のスタイルだ。通常のひつまぶしは量が多い、という人のために、少なめの「ミニひつまぶし」(1730円)も用意。気軽にひつまぶしを楽しめるようになっている。

「しら河のひつまぶし」(2450円)。お吸い物は別料金というシンプルさもうれしい
お茶漬けのダシには、隠し味としてほうじ茶を加えている

ひつまぶしは、弁当も好評。駅弁感覚でひつまぶしを味わうのもいい。ウナギを焼き上げるのに時間がかかるので、できれば事前に電話予約をしておこう。

持ち帰り用の「ひつまぶし」(2450円)。ダシ(162円)は別売り

4.豪華絢爛「ひつまぶし名古屋備長 金シャチ横丁店」

江戸時代の商家をイメージした純和風建築が連なる一角にオープン

2018年3月にオープンしたばかりの「金シャチ横丁」は、多くの観光客で賑わう名古屋の新名所。名古屋城の正門近くにある義直ゾーンには、伝統的な名古屋名物を扱う店が集まっている。ここに、ひつまぶしの名店として軒を連ねるのが「ひつまぶし名古屋備長」だ。

竹籠のようなデザインのランプシェードがステキ

ウナギの個体ごとに焼き加減を見極め、たまり醤油を使ったタレにくぐらせて外はパリッと、身はサクッと焼き上げる。名古屋だけでなく東京や大阪にも出店しているが、金シャチ横丁店ではここでしか食べられない驚きの限定メニューを味わってみたい。その名も「金シャチひつまぶし」。ウナギの上に金箔を散りばめた、何とも豪華な一品!

「金シャチひつまぶし」(7128円)。ウナギを折り重ねて盛り付ける贅沢ぶり!

持ち帰り専用メニューも、ここにしかないオリジナルメニューを発見。「鰻いなり」は、細かくしたウナギを混ぜたご飯に、酢に漬けたレンコンとワサビをのせて、大きな揚げで巻いたものだ。新たななごやめしとして要チェック!

「鰻いなり」(1404円)。何個でも食べられそうな、さっぱりとした食べ応え

5.ダシに工夫あり「鰻う おか冨士」

リニューアルした御園座が入る「御園座タワー」の1階にオープン

2018年1月にオープンした「鰻う おか冨士」は、先ほど紹介した「炭焼 うな富士」ののれん分け。名古屋で飲食店を多数手がけるかぶらやグループがオープンさせた注目の新店だ。オープンに当たって、調理スタッフはウナギの目利きからさばき方、串刺し、焼き方まで徹底的に仕込まれている。

和の情緒が漂う落ち着いた空間

焼き方やタレは「炭焼 うな富士」から継承しつつ、新たな工夫もプラス。お茶漬けに使うダシには、ベーシックなカツオと昆布に、ハマグリを加えている。ひつまぶしや丼に付く椀物も、肝吸いではなくハマグリのお吸い物だ。

「限定肝入り 上 ひつまぶし」(5450円)。大きな肝焼きは存在感あり!

インパクトの強いウナギに負けず、ハマグリの風味が見事に調和した新たなひつまぶしのおいしさに感動! 「うなぎの枕」など、「炭焼 うな富士」伝統のオリジナルメニューも楽しめる。

ウナギをかまぼこにのせて蒸した「うなぎの枕」(1本2000円)。写真の蒲焼きのほか、白焼きもある

取材メモ/伝統あるひつまぶしにも、新しい風が巻き起こっているようです。どんどん進化し、多様化するなごやめしに期待大!

取材・文=大川真由美 撮影=川島英嗣

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