彦摩呂×はあちゅう「2016年トレンドグルメ対談」(後編)

特集

2016年注目のトレンドグルメ

2016/04/29

彦摩呂×はあちゅう「2016年トレンドグルメ対談」(後編)

食レポしたお店は1万2000軒以上! 泣く子も黙るグルメレポーターの大御所・彦摩呂さんと、食べることが大好きなカリスマブロガーで作家のはあちゅうさんの初対談、後編スタート!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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トレンドグルメ⑤
時代は、進化系ジビエ料理

彦摩呂 そや、僕が去年に引き続き今年も気になるんは「ジビエ料理」ね。

はあちゅう あ、私も好きです。

彦摩呂 おいしくて低カロリーで高タンパク。処理の仕方によっては臭くなっちゃうから、まだ敬遠する人もいるけど、環境問題のためにも僕は食べた方がええと思うねん。特に、「炉とマタギ」は、ジビエ焼肉が食べられるんやけど、猪や赤身の鹿のロースなんかも脂が全然なくてヘルシーで、焼いても固くならなくて美味しかったわ〜。

2015年にオープンしたジビエ専門レストラン「Nico Chelsea」は、ワインに合うジビエ×フレンチが楽しめる。詳細は以下リンクでチェック!

トレンドグルメ⑥  
人気店続々!
クラウドファンディング飯

はあちゅう 私が最近注目しているのは、クラウドファンディングを通じて誕生したお店です。

彦摩呂 インターネットで、資金を集める“クラウドファンディング飯”やね! 

はあちゅう はい。彦摩呂さん、広尾にある、会員制の馬肉専門店「ローストホース」ってご存知ですか?

彦摩呂 馬専門?

はあちゅう はい、一度連れて行っていただいたことがあるんですけど。元々は渋谷で馬肉店をやっていた方が「会員にだけに本当に美味しい馬肉を食べさせる場所を作りたい」という思いから、クラウドファンディングで資金を集めて、作ったお店なんです。

食通の間で超話題の会員制ジビエ料理専門店「ローストホース」は、クラウドファンディングサービス「Makuake」を通じて誕生した
馬の様々な部位がいただける

はあちゅう クラウドファンディングで出資した人だけが会員になれるシステムなんですけど、「著名人でさえ、入店した時に会員になるのを断られた」っていう嘘かホントか分からない噂が会員の中で話題になって。いまでは会員でもなかなか予約がとれないほどの人気店になっているみたいです。

彦摩呂 ほぉ〜。それは、すごい!

「ローストホース」

東京都港区南麻布(詳細非公開)
電話番号 非公開
最寄り駅 広尾駅

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

教えて彦摩呂さん!
テレビの食レポにおける、本音のさじかげんって!?

心の中で「僕は嫌いやけど!」と叫ぶ

——ところで、はあちゅうさんは情報番組のコメンテーターをやられたりとテレビの仕事も増えてきていますが、この機会に、彦摩呂さんに聞いてみたいことはありませんか?

はあちゅう たくさんあります! 私はテレビで本音を発言することは難しいってよく感じるんですが、彦摩呂さんはいかがですか?

彦摩呂 そういえば昔、偉大なる先輩・島田紳助さんに、「彦摩呂は料理をマズい!と言え」と言われたわ〜。料理のロケに行ってるのに、そんなん、よう言わんわと思ったけど、「自分の主観でモノを言うようにならないと視聴者に信用されなくなるから」と力説されてて、深いなぁ〜と思ったよね。

はあちゅう へぇ! 料理が美味しくない時は実際、どうされているんですか?

彦摩呂 いまどき、マズイ店を探す方が難しいやん? でも、たまに地方ロケで郷土料理を食べると、「うわぁ〜」っていうのがあんねんな(笑)。そんな時は「好きな人にはたまりませんね〜! お酒好きはコレ、好きでしょうね〜〜〜!」と。「僕は嫌いやけど!」って心で叫びながらコメントすんねん(笑)。

食レポーターの微妙な表現の違いに注目すれば、本音が分かるかも⁉︎

はあちゅう 私も、ブログでは「◯◯って誰かが言ってました」という表現で、うまく逃げてます(笑)。

彦麻呂 うんうん。「インパクトありますね〜!」とか、見た目に言及するにとどめて、“美味しい”っていう言葉は一切使わないよね。ブログでも批判的なこと書くと、読者からのリアクションがすぐ飛んでけぇへん?

はあちゅう それは、もう、ダイレクトに(笑)。私の場合、美味しくないお店の場合は「行きました」とは書くんですけど、「美味しかったです」とは書かなかいですし、一切情報をSNSに載せないこともあります。月額制で有料記事を購入してくれている方向けのオンラインメディアで、「ちょっとこの店は塩辛かったです」みたいな本音をこぼすことがあるくらいで…。

彦摩呂流、食レポの流儀!

「彦摩呂さんのおかげで、行ってみたいお店がまた増えました」(はあちゅう)

彦摩呂 そのバランス感でバッチリやと思う。テレビの何が怖いっって、編集するのは自分やなくてディレクターさんやから、一度収録現場で発言してしまったら、もう後は撮った人のもんで、基本は発言がダダ流しやんか。

はあちゅう はい。だから私、やっぱり生放送が好きで。発言が変な風に切り取られないからなんですよね。ベテランのタレントさんになると、「どこがオンエアで使われるかな?」と頭の中で組み立てられる方が多いですよね。

彦摩呂 その通り。僕はテレビで料理を魅せるために、自分なりの流儀を考えたんよ。例えばトンカツはロースの端っこは脂身だけなんで、左から3切れ目を必ずお箸で持ち上げるとか。サンドイッチは、歯形が付いちゃうから食べる前に断面を見せるとか。ほかにも、入店する時に暖簾をくぐったら、しばらく暖簾を持っとかないと後ろのカメラさんのレンズの前にベロ〜ンってなっちゃうから、気を付けてる。

はあちゅう さすが…。彦摩呂さんと食べ物のお話をしてると、食べたばかりなのにお腹が空いてくるから不思議。彦摩呂さんは、きっと食べ物の世界からやってきたんだ。今日、そんな確信めいた想いが芽生えました(笑)

彦摩呂 ほほほ。はあちゅうさん、今日はいろいろトレンドを教えてくれて、ありがとな〜。

取材・文=城リユア(mogmog gizmocchi)撮影=川野結李歌

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