日光の新旧お土産合戦! おなじみの定番土産に新興勢力が挑む

特集

【特集】初夏の日光へプチトリップ!

2018/05/25

日光の新旧お土産合戦! おなじみの定番土産に新興勢力が挑む

観光地として多くの人が訪れる日光。街を歩けば、お土産に最適な商品がそこかしこに。老舗を中心とする定番はもちろん、ここ数年でオープンした新興勢力も勢いがあり、選ぶのに迷ってしまうほどだ。今、日光のお土産市場は群雄割拠。新旧合戦の火蓋が切って落とされた!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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日本屈指の門前町に集中
ここで買わなくてどこで買う!?

有数の名所を有する日光を代表するのが、世界遺産「日光の社寺」。その道中にある東西の門前町には魅力的なお土産がそろっている。せっかくなら、家族や親戚、職場の同僚にお土産を買っていきたいところ。ここでは厳選の5品をご紹介する。

まずは定番から。合戦らしく、いざ参ろう。「我こそは、定番なり。美味に覚えのある者よ、手合わせ願う!」

日光の社寺にほど近い一帯は「門前町」と呼ばれている。このあたりは良質なお土産の宝庫。買うべき商品がたくさんあるから、目移りすること必至!

\新旧の日光土産はこちら!/
【定番】
1.『西洋料理 明治の館』の「ニルバーナ」
2.『日光名物 御膳湯波 元祖 海老屋長造』の「さしみ湯波」
3.『日光カステラ本舗 本店』の「金箔入り特撰日光カステラ」
【新興勢力】
4.『日光ぷりん亭』の「日光ぷりん」
5.『人形焼みしまや』の「三猿」

【定番】1.『西洋料理 明治の館』の
「ニルバーナ」(L3000円、S1800円/税抜き)

上質なチーズのコクと酸味を存分に味わえる至高の逸品

「ニルバーナ」のLサイズ。直径21cmの大きなホールだ

JR日光駅から車で10分弱走った先にある一軒の洋館。元は日本で初めて蓄音機を製造・販売した貿易商・F.W.ホーン氏が明治後期に建てた別荘。現在は西洋料理が食べられるレストランとして営業している。そこに併設されたテイクアウトショップで買えるのが、看板商品のチーズケーキ「ニルバーナ」だ。

明治の面影を色濃く遺していることから、平成18年に登録有形文化財に登録された

「ニルバーナ」は、デンマーク産の高級クリームチーズをはじめとする厳選素材を使ってしっとりと焼き上げられる。約40年前の創業以来、ずっと変わらぬ伝統の味だ。濃厚なチーズの風味と、レモンが香るサワークリームの酸味が絶妙のバランス。その味わいはまさに至高と言えよう。

口の中でスッと溶けていくほどのしっとり感。ひと口食べれば、その口溶けの良さがわかる
高級感のある箱。様々なシーンの手土産に利用できる。賞味期限は7日間
スタッフの坂井洋子さん。「季節限定のパウンドケーキもオススメです」
スタッフ・坂井洋子さん
スタッフ・坂井洋子さん
「『ニルバーナ』とは、仏教用語で最も優れたものという意味なんですよ」

そのネーミングからも自信のほどが窺える。そして、食べればその商品名に納得のおいしさ。いやはや、参った。

レストランでは1ピース500円(税抜き)で提供。新緑の季節はテラス席で食べるのも気持ちいい

約4年前には、ニルバーナをレアに仕上げた「ニルバーナ レア」を発売。スプーンがスッと入るほどの柔らかさで、口に入れるとクリーミーな味わいが口中に広がる。ヨーグルトを加えることで、少し酸味をつけているのもポイント。底にあるソフトサンドとの調和もお見事だ。

チーズケーキの生のおいしさが味わえる「ニルバーナ レア【オリジナル】」(500円/税抜き)。賞味期限は3日間
テイクアウトショップの店内。「ニルバーナ」は、東武日光駅前の店舗や山の上レストラン、宇都宮の東武百貨店でも購入可能
Yahoo!ロコ西洋料理 明治の館
住所
栃木県日光市山内2339-1

地図を見る

アクセス
東武日光駅[出口]から徒歩約26分
日光駅[出口]から徒歩約29分
電話
0288-53-3751
営業時間
月~日 11:00~19:30
定休日
無休
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

【定番】2.『日光名物 御膳湯波 元祖 海老屋長造』の
「さしみ湯波」(1188円〜/2本入〜)

明治から続く元祖“湯波”の味を刺身で堪能

「さしみ湯波」。写真は約1本(1人前)。特製のつけダレが付いてくる

日光といえば、“湯波”(日光ではこう書く)も名産のひとつ。創業以来、同じ場所で営業を続けているこちらは、1872年(明治5年)に「元根御湯波所」の看板を受け継いだ湯波の製造販売処。

店頭には「元根御湯波所」と刻まれた看板が飾られている。これは「元祖 日光湯波」という意味だ

創業当時から続く湯波づくりの技と味を堪能できる「さしみ湯波」は、まずそのまま食べて大豆の風味と旨味を味わうべし。次に特製のつけダレにつけていただこう。ダシの効いためんつゆを思わせる味がなんとも爽やかだ。

「わさび醤油をかけてもおいしいですし、黒蜜をかければデザートにもなりますよ」とは、7代目の森慧一さん。

箸ですくいあげると破れそうになるほどの薄さ。これぞ老舗の成せる技
保冷ケースに入れてくれるので持ち運びも安心。消費期限は製造日を含む3日

「若い人に本物の“湯波”を知ってもらいたい」という思いから、湯波の種類も多種多様。

「巻湯波のふくませ煮」は、隙間なく密に巻かれた「揚巻湯波」をふっくらと炊き上げた一品。ひと口噛めば、しっかりとした歯応えのあとに昆布とカツオをベースにしたダシがジュワッと染み出す。温めるだけで食卓の一品になるので、近隣の住民にも好評だ。

「巻湯波のふくませ煮」(2個入り648円)。ほか、6個入り、12個入りがある。調理の必要がないため、手間をかけさせない贈答品として重宝されている
明治に創業以来、同じ場所で営業を続けている

【定番】3.『日光カステラ本舗 本店』の
「金箔入り特撰日光カステラ」(大2600円)

東照宮陽明門を思わせる豪華絢爛さ

「金箔入り特撰日光カステラ」。食べやすいように1本を10切れにカット。黒を基調とした包装紙もかっこいい。賞味期限は約10日〜2週間

日光土産の定番として幅広い層から支持を集めているのが『日光カステラ本舗』の「金箔入り特撰日光カステラ」。日光東照宮のきらびやかな陽明門をイメージし、表面には金箔がビッシリ。金箔は、穴の空いた竹筒からふるいのようにして落として貼っているというから恐れ入る。

駐車場スペースも完備。日光・鬼怒川で宿泊した翌朝、チェックアウト後すぐ買いに来る人も多いとか

アカシア蜂蜜を使用した通常のハニー味よりも卵黄(竹鶏ファームたまご)を3割増やした「特撰カステラ」は、徳川家康公400年式年祭を記念して販売。噛むと歯がスッと入るほどしっとりした食感で、程よい甘さがちょうどいい。

金箔は石川県のものを使用。食べているとき指に金箔が付いたが、それだけでなんだか贅沢な気分になれた
「金箔入日光カステラ 抹茶味」(大1730円)。カステラはどれもおみくじ付き。日光東照宮のお膝元ならではの遊び心がニクい。こちらも賞味期限は約10日〜2週間

若い人に人気なのが「抹茶味」。全長37kmにも及ぶ日光杉並木をイメージしており、京都産抹茶の風味と苦味が絶品。甘さ控えめなので、男性への贈り物としても喜ばれそうだ。

スタッフの八木澤華羅(きゃら)さん。「2017年3月に発売した、特撰チョコレートカステラもぜひ!」
スタッフ・八木澤華羅さん
スタッフ・八木澤華羅さん
「抹茶味やチョコレートカステラは、生クリームやバニラをのせても、おいしいですよ」

八木澤さんから“ちょい足し”のアドバイスもいただいた。そう、『日光カステラ本舗』の魅力は商品だけにあらず。本店では、来店時にコーヒーを無料で提供。カステラの試食もできるというから、うれしい限り。「ゆっくり商品を選んでほしい」という思いが、丁寧なおもてなしにつながっている。

カステラは、日光市内ではここ本店のほか、磐梯日光店、西参道店、東武日光駅前店。宇都宮市のとちぎグランマルシェ店の4店舗でも購入可能
Yahoo!ロコ日光カステラ本舗本店
住所
栃木県日光市本町1-8

地図を見る

電話
0288-53-6171
口コミ・写真など

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【新興勢力】4.『日光ぷりん亭』の
「日光ぷりん」(1個380円)

開店1年弱で累計10万個売れた、日光の新名物

右から「日光ぷりん」(1個380円)、「乙女ぷりん」(1個400円)。かわいいデザインも魅力的。賞味期限は3日以内

和菓子が大多数を占める日光のお土産市場に、彗星の如く現れた「日光ぷりん」。2017年7月にオープンするやいなや、大ブレイク。土・日は行列ができる盛況ぶりで、1日1000個も売れるそう。

こちらの人気を受けて、周辺で洋のスイーツ店が立て続けにオープン。「良い店が店を呼ぶ」とはまさにこのこと

すべて手作りのプリンは、通年5種と季節の1種の計6種。1番人気の「日光ぷりん」は、地元・大笹牧場の牛乳と日光産の卵を使用。日本では希少なブラウンスイス牛乳の濃厚なコクとほのかな甘みが特徴だ。

生クリームが入っているので食感がなめらか。底のカラメルは甘めながらさらりとしているので、最後までくどくなく食べられる。

スプーンですくうと、なめらかな質感がわかる
いちごの果実が入った「乙女ぷりん」も定番の1種

2番人気は「乙女ぷりん」。「日光ぷりん」より卵黄を多く使い、食感をしっかりさせた「日光クラシカルぷりん」がベース。甘酸っぱい「なつおとめ」のコンフォートと絡めて食べても、プリンの味が負けない絶妙のバランスを保っている。

お土産に最適な「にゃんにゃんセット」(6個入り2200円)。日光プリン2個、乙女ぷりん、クラシカルぷりん、みたらしぷりん、珈琲ぷりん各1個が入っている
左から店長の加藤さん、スタッフの大出さん、菊池さん、大鷲さん。「プリンは6種類に加えて、月替わりのプリンやSLが走る日限定の『SLぷりん』(380円)もあります」

ほかにも、ソフトクリームやコーヒーといったイートインや食べ歩きできるメニューもそろえている。なかでも「ハーフぷりんソフト」は、10cmを超えるソフトクリームがのり、見た目のインパクト大。生乳を使っているから非常にミルキーで、見た目以上に重くなくペロッと食べられる。

「ハーフぷりんソフト」(1個380円)。注文後、プリンの上にソフトクリームをのせて提供する
大正ロマンをイメージし、日光彫を活かした内装に。イートインスペースも完備している
Yahoo!ロコ日光ぷりん亭
住所
栃木県日光市上鉢石町1017

地図を見る

アクセス
東武日光駅[出口]から徒歩約17分
日光駅[出口]から徒歩約20分
電話
0288-25-6186
営業時間
月~日 10:00~16:00
定休日
不定休
口コミ・写真など

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【新興勢力】5.『日光人形焼 みしまや』の
「三猿」(1個130円)

「三猿」(1個130円)。個売りになっているので、ぜひ「見ざる、言わざる、聞かざる」で買っていただきたい。賞味期限は3日間

趣ある家屋に「日光彫」「人形焼」と書かれたのれん。くぐった先の正面に見えるのが、日光彫で作られた盆や引き出しなどを販売する『三島屋』。その隣にあるのが『日光人形焼 みしまや』だ。

120年前に建てられた新潟の古民家を移築。街道沿いでもひと際、目を惹く

2014年に開店したこちらでは店名の通り、人形焼を販売。「三猿」「椿」「詰め合わせ」の3種類あり、すべて日光にゆかりのあるものがモチーフ。その細かな描写に日光彫の技が垣間見える。見た目のかわいさも相まって、日光土産の新定番として人気を集めている。

「椿」(1個100円)。これもまた美しい。こちらも賞味期限は3日間
三猿に加え、日光東照宮や眠り猫が入った「詰め合わせ」(1箱1300円)

素材はすべて国産。生地に使われる卵は地元・栃木県の「磨宝卵」(まほうらん)で、小麦は北海道産。もっちりとした皮は、じんわりと甘味が感じられる。その秘密は尾瀬のハチミツ、広島産もち米飴などを使っているから。

そこに、北海道上川産の小豆「しゅまり」と、最高級の白ザラ糖で作られる餡の上品な甘さが加わり、目でも舌でも楽しめる上質な人形焼ができあがる。

赤紫色の鮮やかな餡。上品な香りが口いっぱいに広がる
店主の中山圭一さん。「人形焼をやりたい!って家族にプレゼンしたら通ったんだよね」とやさしい笑顔で語ってくれた
店主・中山圭一さん
店主・中山圭一さん
「皮に(山椒を)練り込んだ『山椒入り』もあります。日光の名産でもある山椒は辛味が強く、酒のつまみで買われる方もいますよ」

それはおいしそう!と買って帰ろうとするも、予約が必要ということであえなく断念。また日光に来る理由ができた。

店内で手焼きしているとあって、甘く芳ばしい香りが漂う
Yahoo!ロコみしまや
住所
栃木県日光市石屋町440

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アクセス
東武日光駅[出口]から徒歩約7分
日光駅[出口]から徒歩約10分
電話
0288-54-0488
営業時間
月~日 09:00~17:00
定休日
毎週木曜日
口コミ・写真など

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ご紹介した商品の箱が大集合! あなたはどれをあげる?

日光のお土産は、定番、新興勢力、それぞれに個性があった。新店がオープンすれば、老舗は伝統を守り続ける。お互いが切磋琢磨するからこそ、日光のお土産市場は活性しているのだろう。それ故、旅行者はどれを買って帰るか迷うはず。渡す相手をイメージして買うべきものを決める。勝ち負けのない日光お土産合戦、これからも長きにわたり続くことだろう。

取材メモ/さすが世界遺産のある町。取材の移動ですら散策気分でウキウキ♪ 取材先では、どれもおいしくて、つい家族用のお土産を買ってしまいました。また、ゆっくり観光しに来たいなぁ(山椒入りも買いたいし!)。

取材・文=ナンバケン(リベルタ) 撮影=五十嵐航太郎

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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