幻想的なホタルの光は、初夏の風物詩。宮城県内でも毎年6月下旬頃から観察に適したシーズンが始まります。ホタル名所の一つ、登米市東和町では「源氏ボタルアイス」なるものが販売されているらしい…!?
仙台放送 ビズプロ
フタを開けてびっくり!アイスの衝撃的な中身とは…!?
謎に包まれたアイスの正体を探るべく編集部が向かったのは、「源氏ボタルアイス」が販売されている道の駅「林林館 森の茶屋」。
ホタル?それともハチ…?そんな疑問を解消すべく、今回は特別に店長の千葉恵一さんと、製造元である石巻市の老舗和菓子店「風月堂」の佐藤恵昭(よしあき)社長にお話を伺うことができました!
- ビズプロ編集部
- ビズプロ編集部
- そもそも、なぜホタルのアイスを作ろうと思われたのでしょうか…?
- 佐藤社長
- 佐藤社長
- 弊社ではササニシキアイスをはじめ、全国の特産品を使ったアイスを製造・販売しています。これまでアワビやウニ、みそラーメンなど140種類以上のアイスを考案してきました。ある時、林林館の駅長から「ホタルのアイスを作ってほしい」と言われて。夜をイメージしたゴマアイスの上に、チョコレートで線描きしたホタルと金粉を乗せたものを作ったのが始まりです。
- ビズプロ編集部
- ビズプロ編集部
- これは完全にホタルですね!!なぜトッピングを変えてしまったのですか?
- 佐藤社長
- 佐藤社長
- お客さんから「ゴキブリを乗せているのか」という声をいただきまして…(笑)これじゃだめだ、もう少し可愛くしようと2年前にハチのチョコプレートに変えたんです。
- ビズプロ編集部
- ビズプロ編集部
- ハチと言ってしまっていますが…!?
- 佐藤社長
- 佐藤社長
- いいえ、ホタルです!
- 千葉さん
- 千葉さん
- 私達もデザインが変更になった事を知らなかったんですよ。Twitterで話題になっているのを見て初めて知りましたから(笑)
その美味しさにハマる人続出!
突っ込みどころ満載の「源氏ボタルアイス」、たちまちメディアやSNSで話題になり、一時は1日300個売れるほどの人気に!
気になる味はというと、もちろんホタル味ではなく濃厚な黒ゴマアイスなのでご安心を。ゴマアイスは風月堂自慢のフレーバーでもあり、独自の技術でゴマのえぐみを出さないようにしているのだとか。砂糖の代わりにハチミツを使用しているので、自然の甘さを実感出来ます。
ユニークな見た目と味で、多くのお客さんのハートをがっつり掴む「源氏ボタルアイス」を購入出来るのは、林林館だけ!
源氏ボタルアイス以外にも登米市の特産品を使った「舞茸アイス」や「ごんぼ(ごぼう)アイス」など個性的な味のアイスクリームが売っていますので、観光がてらチェックしてみてくださいね♪
※2018年6月19日 ビズプロに掲載
仙台放送 ビズプロ
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