路地裏の静かなカフェで出会う、キラキラの自家製デザート。

2018/08/11

路地裏の静かなカフェで出会う、キラキラの自家製デザート。

茅ヶ崎駅からすぐの『すずの木カフェ』。ごはん系からデザート、飲み物に至るまで、どれも厳選の素材を使って丁寧に作られている。人気のパフェは、ソースまで自家製だ。パフェ好きなら、途中下車しても食べにいってほしい。

海の近く

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見た目から楽しくて、うれしくなるデザートを。

「30~40年前に、どこの街にもあったような喫茶店をやりたかったんです」と店主の吉村千絵さん。茅ヶ崎駅からほど近い、中華料理店が並ぶ路地にひっそりとある『すずの木カフェ』は、オープンして9年。昼休みにランチを食べる人、または午後のひとときをコーヒー片手にくつろぐ人と、それぞれの目的で人々が過ごす街中のカフェだ。ただし、食事メニューもデザートも飲み物も、通常の喫茶店レベルをはるかに超えたものばかり。とくに人気のケーキタルトパフェなどの甘いデザート類は、材料ひとつひとつが、すべて店で調理されている。

店内は、壁面がアートギャラリースペースとしても利用されている。お気に入りの作品に出会えるかも?

トッピングやソースまで自家製のパフェ

「大学卒業後、料理学校に入り、東京とフランスで料理を学んだ後、国内とフランスでサービスの仕事と料理人の修業をしました。その経験から、デザートはコースの一部門としての発想で作っていますね。カフェ定番のチーズケーキチョコレートケーキも、味わいが違うと思います」。ケーキだけでなく、人気のパフェひとつとっても、アイスクリームはもちろん、トッピングのグラノーラ、ブラウニー、フルーツソースも全部自家製。さらに冷たいドリンクの素となるコーディアルシロップや、黒糖ベースのコーラまで作っているとか。手作りバンザイ!

タルトは季節ごとに旬の果物で作られる。こちらはフレッシュな苺とコンフィチュールを混ぜて、しっかりと焼いたもの。苺のシーズンが楽しみだ

「うちのパフェはいたってシンプルですけど、ひとつずつ材料を丁寧に作ることで、ちゃんとした一品になる、そんな考え方でやっています。料理人の思考なのか、いろいろ組み合わせるのが好きなんですよね。初夏におすすめの紅茶の『ティーゼリー』は、そのまま出してもおいしいんですけど、季節の果物のほかに、アイスクリームとグラニテ、フルーツコンポートのシロップをかけて出しています。これが出てくるとちょっとうれしい感じ?グラニテがキラキラしていて、見た目も楽しいんじゃないかと思って作っています」。
季節ごとに果物の種類が変わるタルトも、しっかりと材料を焼きしめるタイプ。パティスリーのタルトが《よそゆきの味》としたら、これは《家庭の味》?そういえばこの店の料理も、家庭料理を思わせる。

フレンチをベースにした、素朴で家庭的なごはん

食事メニューはヨーロッパの家庭料理をイメージして作られている。週替わりランチは1,250円(ドリンク付き、税込)

「週替わりのランチは、ごはんと相性が良く、フランスやヨーロッパの家庭で食べられているようなものをイメージした料理を出しています。肉と野菜を組み合わせた煮込み料理やブレゼ(蒸し料理)が多いですね。毎週茅ヶ崎の『伊藤農園』から届く有機野菜の顔ぶれを見ながら、メニューを決めています」。
もうひとつのランチ、カレーも週替わりで内容が変わるので、これも楽しみ。また、7月からは、新たにベジランチがランチメニューに加わった。
「ベジタリアンやヴィーガン対応メニューの需要が、最近増えています。とくにベジタリアン向けではなく、誰でもおいしく食べられ、しっかり調理した野菜料理をお出ししたいと思っています」。
ラインナップにベジランチが加わり、選ぶのに悩む時間が増えそうだ。

取材・文=海の近く編集部 撮影=八幡宏

すずの木カフェ

住所:神奈川県茅ヶ崎市元町4-32
アクセス:茅ヶ崎駅北口から徒歩約2分
北茅ヶ崎駅出口から徒歩約11分
電話番号:0467-82-3411
営業時間:11:30~18:00
定休日:日・月

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

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2016年4月創刊、葉山から湯河原まで、相模湾沿いの暮らしを楽しむための月刊フリーマガジン。毎月ひとつのテーマのもと、どこよりもディープに海辺の《オイシイモノ》を紹介しています。

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