東京で100年以上醤油造りを続ける─近藤醸造/あきる野市

東京で100年以上醤油造りを続ける─近藤醸造/あきる野市

2018/11/05

東京郊外を流れる清流秋川。緑豊かな多摩の山裾、澄んだ空気とおいしい水、自然豊かなこの地は醤油造りに適しているようです。秋川が流れる地下水を使って麹を仕込み、国産大豆と国産小麦を1年かけてじっくり発酵・熟成。昔ながらの醤油(しょうゆ)造りに励む「近藤醸造」を紹介します。

ショッパー

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実は貴重な国産丸大豆醤油

3代目社長近藤功さんが代々伝わる醤油造りの粋を集めて造りあげた「五郎兵衛醤油」。うま味成分を多く含んでいる

1908年(明治41年)創業の近藤醸造は、五日市街道沿いにあり、蔵の隣にはショップも併設。現在の社長は4代目近藤寛さん。看板醤油は天然醸造「キッコーゴ丸大豆しょうゆ」。容器にもこだわりビンを使用し、ラベルは「五」のロゴを創業者の近藤五郎兵衛さんが担ぐというデザインで、味わいがあります。

100年以上使い続けている地下水

蔵の自慢は、国産大豆と小麦と100年以上使い続ける木桶と地下水。日本の大豆の自給率は約5%ですが、そのほとんどが納豆や大豆を直接加工するメーカーに納入されます。そのため国産丸大豆醤油の国内流通割合は、わずか0.2%ほどという貴重品。そのうえ、木桶にすみつく微生物により、醤油本来の豊かな風味と深い味わいと香りが育まれています。

地元のこどもたちにも東京の醤油を伝えていく

多摩産材が心地よい店内。スタッフ皆で貼った床板には、人と人の絆を感じます

あきる野市の小学校の社会科見学を受け入れておよそ30年。近藤寛さんは「うちの蔵を見て醤油のすばらしさを知ってもらえれば、その良さが伝わっていくと思います」と頼もしい。一般の蔵見学会は、年2回開催される直売会で実施されています。

もろみ蔵の前に立つ4代目社長近藤寛さん

食べてみたい醤油スイーツ

ショップを改装したのは、直接蔵を見て商品を手に取ってほしいから。その商品は、昔ながらの醤油をはじめ調味料などどれも魅力を放つ。最近注目されている醤油スイーツはジェラート、チョコレート、飴(あめ)、かりんとうなど。醤油の良さを再発見できるこの蔵にぜひ足を運んでみては。場所は、東京都あきる野市山田733の1。フリーダイヤル0120・009659

地域新聞ショッパー社

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