パワーチャージで散策へGO! 浅草で食べられる朝ごはん3選

パワーチャージで散策へGO! 浅草で食べられる朝ごはん3選

2018/08/17

せっかく浅草を訪れたのだから、めいっぱい堪能したい! …と言っても、朝から楽しめる場所は限られている。そこで、おしゃれなカフェでおいしい朝ごはんを食べるのはどうだろう? 元気がでる浅草の朝ごはんを3件紹介する。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

散策前の朝ごはんでエネルギー補給を忘れずに

朝ごはんには、身体を目覚めさせ、空っぽになったエネルギーを補給する効果があるそうだ。浅草散策に行くなら、必要なパワーを朝ごはんでチャージしてから出かけよう。そうすれば、元気な一日を送れるはず。そこで、最高においしい特別な朝ごはんを求めて早朝の浅草を訪れた。

エネルギー源の朝ごはんは何にする?

元気になれる朝ごはんスポットはここ

1. 日本伝統のパワーフードがオーガニックに進化『MISOJYU』
2. 浅草にほど近い町・蔵前で海外旅行気分に浸る朝『Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE』
3. トーストとコーヒーのシンプルモーニングで目覚める『FEBRUARY CAFE』

1.『MISOJYU(ミソジュウ)』

日本伝統のパワーフードがオーガニックに進化

朝ごはんセット(8時半~11時)は、みそ汁とおにぎりに煮卵、お新香が付いて600円(税抜)

朝ごはんにみそ汁と米を食べたいが、朝から自分で用意するのは少々めんどうだ。しかし、浅草においしいみそ汁とおにぎりが食べられる店があるという情報を入手。

期待に胸をふくらませ、『MISOJYU』へ向かった。

みそ汁の具材は日替わり。この日はなめらかな豆腐、モロヘイヤ、そして油揚げが入っていた

ここで食べられる朝ごはんは、おにぎりとみそ汁がセットの「朝ごはんセット」。

注文すると、運ばれてきたみそ汁の椀の大きさにびっくり! みそ汁が主役になっている。それに反して、おにぎりはやや小ぶりだが、みそ汁の具材がたくさん入っているので、満足できそうだ。

好みのおにぎりをチョイスできる。選んだのは、ゆかりと大葉がさわやかな「うめ」

みそ汁は、ふんわりと香るダシとあっさりした味がやさしく、朝にぴったり。普通のみそ汁がこんなにウマいとは! ウマさの秘密をブランドディレクターのエドワード・ヘイムズさんに聞いてみた。

アーティストや旅人を彷彿させる風貌のエドワード・ヘイムズさん。おいしい食材があると聞くと、ふらりと出かけて行くそうだ
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「日本中からおいしい食材を見つけて、使っているんです。有機味噌を使っているんですが、今後は越前の味噌屋と一緒に味噌を作ろうとしています。お米についても専門家に相談していて、MISOJYUのオリジナル食材を開発しようと思っているんですよ」
使う食材ひとつひとつにこだわりがある
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「日本ではスープがメインになることはないけれど、みそ汁だって具材によってはメインディッシュになるんです」

そんなみそ汁も食べてみたい。ということで、11時以降に提供している通常メニューも食べさせていただいた。

ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁セット1380円(みそ汁・おにぎり・小鉢2種・お新香・水出し緑茶付き)。単品は880円(税抜)

一品目は、一番人気という豚汁だ。マイルドな角煮と大きめにカットされた野菜がたくさん入っており、食べ応えがある。朝ごはんのみそ汁よりも、ダシがよく効いている。

ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「ダシは、あごだしですね。ダシも味噌も具材によって少しずつ変えているんです。それから、外国の方でも抵抗なく食べられるみそ汁もありますよ。例えば、トマトを使ったこのみそ汁は、ポトフみたいでしょう」
まるごとトマトとほろほろ牛スネのみそポトフセット1380円。単品は880円(税抜)

確かに、はじめてみそ汁を食べる外国人でも、みそポトフなら食べやすそうだ。ポトフの真ん中に鎮座するコロンとしたトマトには、ダシの効いたみそ汁がじゅわりとしみ込んでいる。トマトの酸味がさわやかで、夏にぴったり。

みそ汁の良きパートナー・おにぎりも個性派揃いだ。

手前のおにぎりが「しお」。奥が「スパイシーツナ」。それぞれ単品220円(税抜)
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「おにぎりの『しお』には碾茶(てんちゃ)がまぶしてあります。たぶん、ここでしか食べられないかも。『スパイシーツナ』はビンチョウマグロのツナにトウガラシのソースでアクセントを加えたもの。日本のツナマヨと一味違います」

しおは、碾茶のホロ苦さが米のやさしい甘さにぴったり。スパイシーツナは、ソースのピリッとした辛さが心地良い。普通のツナマヨでは物足りなくなりそうだ。

ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「米麹から作った甘酒もありますよ。米麹はとっても優れた食材なんです。(セットメニューについている)お新香も米麹に漬けておくだけで、おいしくなります」
米麹から作った甘酒。さらりとしていて飲みやすく、ゴクゴク飲める。氷が解けて薄まった頃に飲むと、さらにさわやかな味わいになる。400円(税抜)

どれも、味付けはシンプル。米、味噌、野菜…食材それぞれがそのままで十分おいしいからかもしれない。

ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
オーガニック食材を使っているんです。オーガニック食材には十分な旨みがあるので、何も加える必要がないんですよ。添加物など必要ないものは加えません」
食材ひとつひとつを丁寧に扱っている

おいしさの秘密は、エドワードさんが探し集めたオーガニック食材にあった。

スタッフさんたちが頭に巻いているのは藍染めの手ぬぐい。「頭に巻いていても全然ムレません。昔の人の知恵ってすごいと思います」とスタッフの渡邉香葉子(わたなべかよこ)さん

店内は、もちろん和風テイスト。ところどころに飾られている書道作品がかっこいい!

ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「書道家の武田双雲(たけだそううん)さんの作品です。オーガニックのすばらしさを広めるプロジェクトの『Team地球』を始めた方で、僕もメンバーの一人。丸い電球も良いでしょう。飛騨高山の作家さんによるものですよ」
迫力のある書道作品。コロンと丸い電球は、これ一つでおしゃれに見え、家にも欲しくなってしまう
クールな和風テイストは、浅草の風景に自然となじむ
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
ブランドディレクター・エドワード・ヘイムズさん
「『オーガニック』は、日本では敷居が高いと思われがちですが、特別なものではないんです。週に1日からスタートするとか、無理せず、ストイックにならず、自然に取り入れてほしいですね」

みそ汁とおにぎり。健康的な朝ごはんだが、こだわりぬいたオーガニック食材で作ると、栄養も味もパワーアップする。

オーガニックってよくわからないという人は、MISOJYUの朝ごはんをぜひ試してみてほしい。そのおいしさにびっくりするはずだ。

2.『Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ ホステル&バーラウンジ)』

浅草にほど近い町・蔵前で海外旅行気分に浸る朝

オムレツプレート 750円(税抜)。目玉焼きとベーコン、サラダ、トーストが付いた目玉焼きプレートもある。こちらも750円(税抜)。食べられる時間は8時15分~11時

「外国に旅行に来た気分になれる」「外国人観光客と友達になれる」と評判の『Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE』。

とてもおもしろそうなカフェだが、肝心の朝ごはんのお味は…? 新しい出会いはあるのか…? 二人のスタッフさんにお話を聞きながら、朝ごはんをいただいた。

カフェチーフの外村幸乃(とのむらさちの)さん。朝ごはんについて語ってくれた

以前は週末限定だったが、平日にも食べられるようになったというモーニングプレートの『オムレツプレート』をオーダーしにカウンターへ。

卵の黄色とトマトソースの赤のコントラストが美しい

ところが、カウンターでカゴに入ったクロワッサンを発見。おいしそうなので、つい「オムレツプレートとクロワッサンもください」と口走ってしまった。

クロワッサン 200円(税込)
カフェチーフ・外村幸乃さん
カフェチーフ・外村幸乃さん
自慢は、オムレツの中の具とソースです。スタッフの自家製ですよ。クロワッサンは、フランスで作られた生地を毎朝お店で焼いていて、欧米の方からもおいしいと喜んでいただいてます」

オムレツは、タマネギ、パプリカ、キノコ等の野菜の甘さにズッキーニの苦味が加わり、味わい深い。なめらかな卵とトマトソースの酸味にぴったりだ。

クロワッサンは、サクサクの皮ときめの細かい生地で食べ応えがあり、濃厚なバターが口いっぱいに広がる。

コーヒーは一杯ずつていねいに淹れる

こちらは、コーヒーもおいしいという噂を聞いていたので、コーヒーも楽しみにしていた。
4種類ある豆から「オニバスオリジナルブレンド」をチョイス。淹れ方は、ハンドドリップかエアロプレスから選べ、今回はハンドドリップで淹れていただいた。

オニバスオリジナルブレンド 450円(税込)。豆は『ONIBUS COFFEE』というロースターから仕入れている。コーヒーには、豆の味や香り、産地を記した小さなカードを添えてくれる

淹れたてのコーヒーから香るヘーゼルナッツのような甘い香りに思わずうっとりしてしまう。味は、やや酸味を感じさせるさわやかな味わいだ。

ラテ450円(税込)。エスプレッソをダブルにする場合は650円(税込)。ミルクがやや多めのやさしい味のラテは、起き抜けの朝にちょうどよい

ふとメニューを見ると「ビール」の文字が目に入った。もしかして、朝からビールが飲める…?

カフェチーフ・外村幸乃さん
カフェチーフ・外村幸乃さん
「朝でもビールはよくオーダーが入りますよ。ジョギング帰りの女性が、家に帰る前にビールを召し上がることもあります。BUNK BED SESSION IPA(バンクベッドセッションIPA)は、Nui.以外では限られた姉妹店でしか飲めないのでぜひ飲んでみてください」
バンクベッドセッションIPA。スモール700円/レギュラー850円/ビッグ1800円(すべて税込)

スタッフが静岡のBaird Brewingというブルワリーに出向いて作ってもらったというオリジナルのビールだ。苦味が強いがスッキリとしており、朝からゴクゴクと飲めてしまう。

なんとも贅沢な朝ごはんを堪能し、ふと回りをみると日本人はもちろん外国人観光客も多い。天井が高く、開放的な雰囲気で、確かに海外にいるような気分になる。

次にお話を伺ったのは、マネージャーの村野潤(むらのじゅん)さん
マネージャー・村野潤さん
マネージャー・村野潤さん
「店内は『北の大地』をイメージしています。窓から差し込む光や木材を使用したインテリアで外にいるような気分になれるんです」
壁一面の窓から入るやわらかい朝の光が気持ち良い
夜はバーに変身。お酒が楽しく飲めそうだ
マネージャー・村野潤さん
マネージャー・村野潤さん
「地元の方と外国人の方は、自然に仲良くなりますね。英語を話してみたいという日本人も来られますし。逆に、ローカルな日本人と関わりたいと思っている外国人もいますね」
外のベンチでおしゃべり

Nui.では、「あらゆる境界線を越えて人々が集える場所を」という理念を持っているそうだが、自然とその通りの場所になっている。

宿泊スペースも少し見学させていただいた。こちらは、宿泊者のみが利用できる共用スペース

おいしい朝ごはんだけでなく、人との出会いからもパワーをもらえそうな場所。旅気分を味わうために、都内在住でもホステルに宿泊する方もいるそうだ。こんな贅沢かつ素敵な楽しみ方、マネしてみたい。

3.『FEBRUARY CAFE(フェブラリーカフェ)』

トーストとコーヒーのシンプルモーニングで目覚める

朝パンセット 600円(税込み)は、8時15分〜11時の間に食べられる。トーストはバターかチーズが選べる(写真はチーズ)

食欲がわかない朝もあるし、朝は弱くてあまり食べたくないという人もいるだろう。そんな方へ『FEBRUARY CAFÉ 』のシンプルな朝ごはんをおすすめする。

オーナーは、福永真理(ふくながまり)さん。コーヒー好きが高じて、副業でカフェを始めた。

本職はアパレル会社を経営している福永さん
オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
「昼と夜は浅草の食を楽しめるよう、朝のメニューはシンプルにしました」

朝パンセットはトーストとコーヒーのみで、とってもシンプルだ。これならわざわざ外で食べることはないかも…と考えながらトーストを一口かじると、サクッとした歯応えにバターがじゅわっと広がり、あまりのウマさに思わず悶絶!

朝パンセットのバタートースト。こんなにおいしいトーストが世の中に存在したなんて驚きだ
オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
「パンの生地が詰まっていておいしいでしょう。老舗のパン屋さんの食パンなんです。バターはカルピスバターで塩味が効いています。糖蜜もかけてみてください。甘さがプラスされて、違ったおいしさが楽しめますよ」
チーズトーストは、トロリとしたチーズで濃厚に仕上がっている。こちらも悶絶レベルのおいしさ。奥にあるのがアイスコーヒー

暑い日だったので、セットのドリンクはアイスコーヒーをいただいた。すっきりとした苦味、ほのかな酸味、しっかりとしたコーヒーの香りとバランスが良い。

オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
「最近、個性の強いコーヒーが多いので、あえて自然になじむようなものをお出ししています。ボディがしっかりしていて、年配の方にも人気ですよ」

パンが厚切りなので、このセットだけでお腹は十分満たされる。しかし、もっと食べたい時はどうしよう?

オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
「外国の方は、朝パンセットにグラノーラやエッグポテトをプラスされる事が多いですね。外国の方に『グラノーラはないの?』と聞かれる事が多く、始めました」
グラノーラヨーグルト 370円(税込)
エッグポテト 350円(税込)
オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
「焼き菓子を作っている主婦の方が、グラノーラを作ってくれているんです。エッグポテトは、オリーブオイルと岩塩だけの味付けですが、おいしいですよ」

酸味の少ないなめらかなヨーグルトとザクザクした食感のグラノーラがぴったり。バナナの甘さでも十分だが、もっと甘みが欲しい時はハチミツをプラス。

エッグポテトは、なめらかな舌触りのマッシュポテトに半熟卵のトロリとした黄身が絡み、塩とオイルだけの味付けとは思えないほどウマい

朝はシンプルにと思ったのに、おいしくてつい食べ過ぎてしまう…! でも、まだおすすめがあるという。

自家製ジンジャエール 480円(税込)
オーナー・福永真理さん
オーナー・福永真理さん
ショウガとスパイスを煮込み、自家製のシロップを作っています。このシロップで作ったジンジャエールで、本当においしいですよ」

口にピリリと広がるショウガとほのかな甘さがちょうどよい。最後は、ジンジャエールでさっぱりとシメた。

店長の内山智喜(うちやまともき)さん。朝から込み合う店内で落ち着きながらもテキパキと働く姿が印象的
スタッフの松本勇気(まつもとゆうき)さん。忙しい中、ドリンクを丁寧に作ってくれた

オープンしたのは震災の翌年2012年。当時、浅草はどんよりとした雰囲気で、福永さんは、町が元気になってもらいたいという思いを持っていたそうだ。

店名のFEBRUARY(2月)は、「まだまだ寒いモノトーンの街並みだけど、ほのかに色づきはじめたつぼみが、春の訪れを感じさせてくれる特別な月」。壁のグレーは2月の街並みをイメージしている
特注のピンクのコーヒーマシーンは「ほのかに色づきはじめたつぼみ」のイメージ
小さなテラスもあり、天井に空調を完備しているので、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる
喧騒から離れた路地裏にある小さなカフェだが、おしゃれな外観だからか、すぐに見つかる

まだ眠たくて食欲もなく元気が出ない朝であっても、おいしいトーストとコーヒーで元気が湧いてきそう。浅草に来た時だけでなく、日常的に通いたくなるお店だ。

朝ごはんでお腹を満たしたら、身体だけでなく、心まで元気になっていた。これなら、一日中、アクティブに浅草を楽しめる。浅草散策でなくても、ちょっと元気が欲しい時に食べに訪れても良いだろう。パワーがみなぎってくるはず!

取材メモ/本当は、私、朝はとっても苦手なんです。なかなか目が覚めず、食欲がない日が多いのですが、どのお店も本当においしく、「朝ごはんっていいな~」と朝ごはんの良さを実感。これからは、毎日朝ごはんをしっかり食べよう!

取材・文=川村 ゆうこ(リベルタ) 撮影=沼沢 善将

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

おすすめのコンテンツ

連載