“大人の鉛筆”がブームに! 北星鉛筆工場見学へ/東京

特集

【特集・第6回】全国のタウン誌が選ぶ“地元で人気の工場見学”47選

2018/10/06

“大人の鉛筆”がブームに! 北星鉛筆工場見学へ/東京

北星鉛筆工場で約7年前から始まった工場見学。最近は使う機会も少なくなった鉛筆ですが、また使い始める方が増えているようです。その秘密が詰まった工場へ行ってきました!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

ご利益あり!? パワースポットにもなっている鉛筆工場とは

今や大人も工場に見学に来る北星鉛筆工場では、鉛筆が作られているところを見学できるのはもちろん社長自らが「なぜ選挙での投票では鉛筆が使われているの?」など、鉛筆についての豆知識を紹介してくださいますよ!

\私が体験レポートします!/

鉛筆のような格好ですが(笑)。工場見学潜入してきます!
ライター木村
ライター木村
「こんにちは! レポーターの木村咲です。鉛筆の匂いにはなんだか安心感をおぼえる木村です。皆さんもそんな経験ありませんか〜? 芯の匂い? 木の匂い? 昔を思い出す感じがするのかもしれないですね。歴史ある北星鉛筆さんに潜入してきます!」

いざ工場へ! さっそく木の香りがしてきましたよ!

まずは木工作業。木を削る作業です

ここでは大きく分けて3つの工程を行なっています。まずは1枚の木の板を削って、鉛筆の形にしていきます。四角い木の板が徐々に鉛筆の形に削られていくのが、とてもおもしろいです。

一瞬にして木が削れていきました!

機械で削ってでてきたものがこちら! 1枚の板から8本の鉛筆を作ることができます。

人柄の良さがにじみ出る、鉛筆愛にあふれた専務の杉谷さん

鉛筆について聞けば歴史から魅力まで、豊富な知識を披露してくれる杉谷さん。質問にも分かりやすく答えてくださいました。記事に書ききれないくらい!

木村
木村
「2枚の板の間に芯を挟んで鉛筆ってできているんですね!」
専務 杉谷さん
専務 杉谷さん
「そうなんです! 世界中どこでも、昔からこの作り方です。機械に関しては日本はまだ昔ながらの物を使っているところが多いんですよ」
裸の木だった鉛筆に色を塗装していきます

芯を挟み終わったら、色鉛筆の場合は色ごとに塗装していきます。こちらはグレーの色鉛筆ですが、一旦白に塗装しているところです。塗装して乾かしてを2回〜8回ほど繰り返し、仕上げていきます。

グレーの芯が入った鉛筆は外側を白く塗装した後に、さらにグレーに塗られます

色鉛筆などは一目見ただけで色が分かるように外側も芯と同じ色に塗装しています。こちらは500色色鉛筆の白っぽいグレー(私から見た色彩ですが……)。塗装の工程の絶妙な加減がさまざまな色合いの商品を生み出します。

塗装の上からデザインしていきます!

お店で売っているようなキャラクター絵柄の鉛筆もこちらで製作を見学できますよ。鉛筆に直接印刷をしたり、シートデザインを鉛筆に貼る工程がこちら。一瞬にして真っ白だった鉛筆にデザインが加わることで、私たちがよく見る鉛筆に近づいていきます!

昔ながらの数え方で本数確認!

Vの字になった棚のようなものは実は! 鉛筆の本数を数えるために昔から使われているものです! これにより本数を間違えずに箱詰めすることができます。

鉛筆の歴史や豆知識を教えてくれますよ〜

製作工程を見学し終わったら、映像で鉛筆が作られる工程を改めて確認。社長さん自ら鉛筆の豆知識を教えてくれました!

さてここで問題!
Q. なぜ選挙の投票の際、鉛筆が使用されているのでしょうか?

A. どんな状況でも芯があれば書けるから(ボールペンなどはインクの部分に空気が入り、故障したりする可能性があるため)。


社長さんいわく、鉛筆は「人を裏切らないから」とのこと! 試し書きをしなくても、いかなる時も、書きたい! という願望をかなえてくれるからだそうです。

大人でも使いたい個性的な商品がいっぱい

◆鉛筆は子供だけのものじゃない! 画期的な「大人の鉛筆」はお土産にもおすすめ

2011年に発売されてから人気が絶えない「大人の鉛筆」

大人にもまた鉛筆を使って欲しい、そんな思いから2011年に発売された「大人の鉛筆」 。シャープペンと同じ構造でありながら、芯は付属の鉛筆削りで削るというこちらはリピーターも多く、「大人の鉛筆」なのに、お子さんからの人気も高く幅広い方から愛されているんだとか。

◆“正しい”を知らなければ子供にも教えられない!「大人のもちかた先生」

正しい持ち方……私も自信がありません(笑)

持ち方が正しくなると指先が器用になり、脳も活性化されるみたいですよ。そして! 正しい持ち方ができるようになると姿勢も良くなるため、勉強効率も上がるのだとか。あぁ、もっと小さい時に知りたかった〜(笑)。

鉛筆神社で身を削って頑張ってくれた鉛筆に感謝!

敷地内に鉛筆神社があります!

身を削って頑張ってくれた鉛筆に感謝をしたいという思いから、作られた鉛筆神社。年に一度の供養祭の日に短くなった鉛筆を供養して、その後お焚き上げで燃やし、燃え残った芯は供養墓の下に埋葬されます。人やものを大切に思う気持ちは同じですね。

木村
木村
「工場見学に行ってからものを大切にする方も増えると言います。私も実際に見ることで、今まで目の前にあったものの見え方が変わってくる感覚でした。これはぜひ体験してみてほしい! 工場での大きな音や香り、職人さんの表情全てで実感できると思います!」

▼工場見学DATA▼
実施日:平日(但し、毎週火曜は休館)
見学料金:有料(大人400円、子供300円(10名様以上で団体割引))
予約:要予約

Yahoo!ロコ東京ペンシルラボ
住所
東京都葛飾区四つ木1-23-11

地図を見る

アクセス
四ツ木駅[出口]から徒歩約5分
八広駅[出口]から徒歩約14分
鐘ケ淵駅[東口]から徒歩約20分
電話
03-3693-0777
営業時間
10:00~17:00(工場見学開始時間は10:00、13:00、15:00(各約1時間))
定休日
火・土・日曜、祝祭日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/普段使っているものが、一つ一つ職人さんの手が加わっていると分かると、さらにものを大切にしようと思うようになりますね。取材をさせていただいて、工場の皆さんが本当に鉛筆が好きでお仕事をされているのが伝わりました! 

取材・文=木村咲 撮影=吉野さら

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