鈴木砂羽も注目!西荻窪「GYOZA MANIA」の五たて餃子

連載

鈴木砂羽の餃子道【vol.21〜40】

2019/02/07

鈴木砂羽も注目!西荻窪「GYOZA MANIA」の五たて餃子

役者仲間や友人たちと「餃子部」を結成するほどの餃子フリークな、女優・鈴木砂羽。おいしい餃子を求めてさまざまな街を食べ歩く連載「鈴木砂羽の餃子道」第38回!

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

ビブグルマンにも選出! 皮から店内で手作りする「餃子の五たて」って何!?

こんにちは、鈴木砂羽です。今回は西荻窪にやってきました! ニシオギといえば、南口の呑み屋街をはじめ、素晴らしい酒場が軒を連ねる呑んべえにはたまらない街ですが、ここにも美味しい餃子を食べさせてくれるお店でがあるんですねぇ。

今回訪れたのは、駅の北口を出てすぐのところにある、「GYOZA MANIA(ギョウザ・マニア)」。パッと見、なんだかオシャレなカフェのような佇まい。ワタシがこのオープンテラスに座ったら、ほら、もう、ここはパリ、モンマルトル?って感じでしょ。オホホホ。

まるでカフェのようなオープンテラスで、ファッション誌風なポージングをキメる砂羽さん

……と、冗談はこのへんにしといて、さっそくお店の中へ。店内も、これまたオシャレなイラストが壁一面に描かれていて、とても餃子専門店とは思えない内装。でも、ところどころに中華を感じさせるグッズが並んでたりと遊び心も満載で、若い人たちが気軽に入れる雰囲気。

まずは乾杯! やっぱりカウンターは落ち着きますな(笑)

2017年4月にこの店をオープンさせたのが、オーナーの天野裕人さん。以前居酒屋チェーンに勤務していた頃、海外出店担当として中国に長期出張し、そこで現地の餃子の美味しさに開眼してしまったそう。屋台でも普通の食堂でも、どこで食べても餃子が美味しいのはなぜか? と、観察した結果、美味しさの秘密は、どの店もオーダーを受けてから、皮を手延べして、その場で包んで餃子を手作りしているという点に気付いた。手間はかかるけれど、このオペレーションを取り入れたら日本でも流行るんじゃないかと思い、会社を辞めて独立開業したのが、このGYOZA MANIAなんですって。

今では品川武蔵小杉に支店があり、また神田には新業態となる小籠包専門店もオープン。また、この西荻窪のお店は2019年度版ビブグルマンにも選出されたという、名実ともに今ノリにのってるお店なんですね。どんな餃子が食べられるのか、ますます期待が高まります!

氷水で冷やしたフレッシュな「バリバリピーマン」(230円)。「私、実はピーマンって苦手なんだけど、これは食べられた!」と、砂羽さんまさかのピーマン克服

まずは焼き餃子を注文! GYOZA MANIAは、「餃子の五たて」をモットーにしているのだとか。肉は挽きたて皮は打ちたて餡は包みたて[水]はゆでたて[焼]は焼きたて}}……と、とにかく作りたて中の作りたてをお客さんに提供しているんですね。なので、ワタシが注文した焼き餃子も、オーダーを受けてから打ちたての生地を出してきて、一枚ずつ皮を手延べしはじめました**。なんでも、お店で働くほとんどのスタッフが、手延べして餃子を作れるんですって! すごい!

生地から店内で仕込んでいます
オーダーを受けてから皮を延ばしていくのだそう
手間はかかるけど、目の前で皮から手作りしてくれるのは嬉しいですよね
羽根もつけて焼き上げていきます

ピーマンをボリボリとかじりながら待っていると、やってきました焼き餃子! まずはそのままでいただきます! うーん、肉汁がすごい! 餡には豚ひき肉、玉ねぎ、キャベツ、ニラなどが入ってるけど、その中で干し海老の風味がとても効いてて美味しい!

焼き餃子(4個・390円)
干し海老の風味も効いた、贅沢な味わい

そして、なんといっても、このモッチモチの皮ですよ! こんなに弾力ある歯ごたえは、打ちたての生地と包みたての餃子ならでは! 餃子は皮なんですよ、やっぱり。

そのままでも十分美味しいけど、酢醤油をつけて食べるのも美味しいですね。

焼き餃子の美味しさに思わずサムズアップ!

水餃子、揚げ餃子で皮の旨さの変化を楽しむ!

続いては、いくつかある水餃子メニューの中から、海老の水餃子をチョイス。これもゆでたてを熱々のうちにいただきます!

水餃子 海老(4個・420円)

わぁ~、美味しい! プリプリの海老の身はもちろん、海老味噌の風味も感じる。海老の旨味がギュッと凝縮された餃子。この餃子には中国の黒酢とおろし生姜で食べるのもいいし、あとは自家製辣油をちょっとつけて食べてもいいですね。この辣油、干し海老や貝柱の風味と、花椒の香りも立っていて、これだけでツマミになっちゃう!

打ちたての皮の旨さは、水餃子だとより際立ちます
干し海老、貝柱、花椒などが入った自家製辣油

他にももっと食べてみたい! ってことで、今度は揚げ餃子を頼んでみましょう。ワタシこう見えて、隠れ揚げ餃子ファンなんです!

揚げ餃子(4個・390円)

わー、こんがりと美味しそうに揚がってる! ひだの部分を大きめにしているのが、揚げ餃子好きの心をわかってらっしゃる。揚げ餃子はね、このひだの部分のクリスピーさが美味しさの鍵ですから。では、さっそくいただきます!

愛しの揚げ餃子を前に、幸せそうな表情の砂羽さん

うーーーーん、皮がこんがりサクサクでふわふわ! これは美味しい揚げ餃子。ちょっと山椒が振りかけてあるのもいいですね。でもワタシ、ここにちょっと塩かけて食べたいのよねぇ……と、思ってたら、スタッフさんがお塩を出してくれた! 

「普段は塩をテーブルに出してないんですが、常連さんは塩をつけて食べるんです」

ほら! やっぱりそうでしょ? 揚げ餃子に醤油とか酢のような液体調味料をつけると、せっかくのクリスピーな食感が失われてしまう。だからワタシは絶対塩がいいって思ってたの。出してくれたお塩がまた美味しい塩なので、旨さも倍増です!

ボリューミーな揚げ餃子!

どの餃子も、店内で、お客さんの目の前で手作りしているからこその、細かい気配りを随所に感じさせてくれました。駅から近いし、仕事帰りに夕飯食べに来るのはもちろん、はしご酒の2軒目、3軒目にも立ち寄りたい、使い勝手のいいGYOZA MANIA。これからますます人気店になりそうですね。

最後はスタッフのわくさんと一緒に、ギョーポー(餃子ポーズ)でパチリ!

構成=宮内健 撮影=熊谷直子 ヘアメイク=MINEKO

この記事を書いたライター情報

鈴木砂羽

鈴木砂羽

女優

1994年に主演映画「愛の新世界」で注目を集め、同年ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞など多数の映画賞を受賞。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍。日本テレビ「幸せ!ボンビーガール」出演中。「YOU」 (集英社)にてエッセイ漫画「いよぉ!ボンちゃんZ」連載中。

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