買うべき農作物の宝庫!松本市寿「生産者直売所 アルプス市場」

2018/09/12

買うべき農作物の宝庫!松本市寿「生産者直売所 アルプス市場」

著者の独断と偏見で魅力的な直売所をご紹介するこの連載。記念すべき第一回目は、1997年から始まった民間経営の直売所「生産者直売所 アルプス市場」のご紹介です!

Ringos

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野菜を美味しく食べるため、直売所へ行ってみよう♪

山遊び好きが高じて、長野県松本市へ移住してはや半年。

街を取り囲む北アルプスと美ヶ原の景色、文化度が高くおもてなしの精神をもつ街の人々に魅力を感じていることはもちろんなのですが、住み始めてから私が強烈に魅了されているのが、この地で育った新鮮な農産物です。

近所のスーパーで売られていた地野菜を、初めて買って食べたときの衝撃といったら!それ以来、さらなる美味しい農作物を求めて、市内の直売所へ足を運ぶようになりました。調べてみたら松本市内だけでも10軒以上、さらに近隣の市町村に足を伸ばせば30軒以上も直売所があることが発覚。ワンダホー!

「私以外にも、きっとこの直売所というワンダーランドの虜になる人はいるはずだ!」

そんな勝手な使命感を抱き、食いしん坊マツモトの独断と偏見で魅力的な直売所をご紹介する本連載をスタートすることを決意。本連載では、1回につき1店舗ずつ、松本市内と周辺の市町村にある直売所の情報をお届けしていきます。

この情報が、みなさまの豊かな食生活の一助となりますように。

それではさっそく、記念すべき第一回目の直売所「生産者直売所 アルプス市場」をお届けしましょう!

生産者直売所アルプス市場

独自ブランド「土乃守」で農作物に付加価値を

松本駅の南東、県道287号沿いの高台に建つ「生産者直売所 アルプス市場」は、1997年から始まった民間経営の直売所です。手描きの看板をくぐり、鉢花や野菜苗が並ぶエントランスを通り過ぎると、野菜や果物がある食料品のフロアにたどり着きます。取材にお邪魔したのは、平日の朝9時半。開店したばかりにも関わらず、店内は地元のお客で賑わっていました。

フロアに入って最初に目に飛び込んできたのが、オリジナルブランド「土乃守」の野菜コーナー。・・・つちのまもり???

「この直売所ができて2年経ったころから使いはじめた、完全発酵かつ無臭の有機肥料。いわば、土の漢方薬ですね」

そう教えてくれたのは、この直売所の代表である犬飼浩一さん。直売所が今ほど注目されていなかった当初、生産物に付加価値をつけて農家が潤う仕組みを作るために、この有機肥料によって作られた野菜を「土乃守」というブランドにして販売し始めたそうです。化学肥料を一切使用せず、土乃守だけで栽培しているため、環境志向や健康志向の強いお客を中心に浸透させることに成功。今では、取引農家500名のうち50名ほどが、この土乃守を使った農作物を生産しているそうです。私もさっそく、土乃守のトマトとキュウリを購入して食べてみましたが、ジューシーで美味しいんですよ、これがまた!

「私たちは 地力 と呼んでいるのですが、土乃守を使った土は 地力 、つまり人間でいうところの”体力“があって健康なんです。通常販売されている肥料のように二次発酵がないので、土の中の微生物にダメージを与えない。だから、美味しい作物が育つんですよ」

言葉で表現するなら、えぐみがなく、甘さと酸味のバランスが絶妙。とにかく、一度食べてみてください!

脱サラをし、家族の反対を押し切って直売所経営を始めた、代表の犬飼浩一さん。
「土乃守」の豊かな土で育てられた、ずっしりと瑞々しいトマト。
天然肥料「土乃守」は店頭で購入することもできます!

当日出荷の新鮮野菜をお見逃しなく!

取材した7月初旬は、夏の風物詩であるスイカやトウモロコシの出荷が開始されたタイミングでした。しかも、当日出荷されたものが沢山あるではありませんか。手に取ってみると、十代の女子の素肌のような(?)しっとり感。スイカやトウモロコシ以外にも、レタス、キュウリ、ブルーベリー、まだけなど、その日に出荷されたばかりの艶やかな農作物が並んでいます。これぞ、直売所で野菜を買うことの醍醐味ですね!

大小さまざまなスイカが陳列棚にゴロゴロと並ぶ様は圧巻! 今年は例年より早く収穫されているそう。
広告業界で言うところの「シズル感」ってこんな感じ?!
当日の朝に収穫された「朝どり」のトウモロコシ。皮を剥いて、ラップをしてレンジでチン(4分半目安)して食べたら、激ウマでした!
この切り口が、鮮度の高さを物語っているのです。
出荷日と産地がラベルにしっかり記載されているのが嬉しいですね~。

まだまだあるよ! 松本産の美味しい食べもの

アルプス市場には、当日出荷でなくとも十分に鮮度の高い地元産の作物が沢山並んでいます。夏野菜のほか、卵やお米、モモ、ハチミツ、地粉など、豊富なバリエーションに驚き! ついつい予定していなかったものまで購入してしまいました。収穫の秋になったら、きっとさらに多くの作物が棚を賑やかにするんだろうな…。楽しみです。

可愛らしい手書きのポップに胸キュン!
キャベツが棚一面に並んでいました。
精米前のお米もあります。
松本市会田産の新鮮卵。まずは、卵かけごはんでいただきましょう。

食いしん坊女子の心をくすぐるエトセトラ

アルプス市場には、生鮮食品以外にもお菓子や加工食品が取り揃えられています。そのラインナップがまた、最高なのです! たとえばお菓子。長野県の卸業者から仕入れているという、ローカル感満載な商品群に目がハートになってしまいます。ジュースやジャムの品揃えが充実しているのも、さすがは信州。寿司そば、山賊焼、極太やきそばなど地元の人気店から仕入れたものからアルプス市場手作りのものまで、惣菜も豊富。食いしん坊にはたまりません。

牛乳せんべい、ミソパンなど、信州ではお馴染みというお菓子が沢山ありました。県外出身者としてはどれも新鮮! 全部食べたい!
一番上の段にあるのはフルーツビネガー。その下には、リンゴ、洋ナシ、モモ、ブドウのジュース並んでいます。
アルプス市場手作りの惣菜。クルミが乗った五平餅とタケノコとシメジ入りのおこわ。優しい味わいでした。

「花も野菜も育てる派」のための園芸フロア

エントランス、そして食料品フロアの隣のビニールハウス内では、生花や苗が販売されています。園芸をする人のさまざまなニーズに応えるべく、切り花、鉢花、野菜苗、肥料、園芸用品がラインナップ。多肉植物やハーバリウムなど、今注目の商品も並んでいて、眺めているだけでも幸せな気持ちになります。

エントランスの鉢花。お花も旬を迎えていました。
切花コーナーがあるので、オーダーで花束を購入することもできます。
見た目が可愛く、育てるのも比較的簡単な多肉植物。

以上、第一回目は「生産者直売所 アルプス市場」の魅力をお届けいたしました。

次回の直売ワンダーランドも、どうぞお楽しみに!

直売所情報

Yahoo!ロコ生産者直売所アルプス市場
住所
長野県松本市大字寿白瀬渕7391-1

地図を見る

電話
0263-86-6707
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材・文/松元 麻希
編集/Ringos編集部

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