ジョンレノンもデートした鎌倉の老舗喫茶で、名物ホットケーキを

2019/04/04

ジョンレノンもデートした鎌倉の老舗喫茶で、名物ホットケーキを

鎌倉駅のほど近くに店を構える「イワタコーヒー店」は鎌倉で最も有名な喫茶店。この店の名物が、厚みのある生地を2層重ねたボリューム満点のホットケーキ。60年の歴史を誇る昔ながらのスイーツが、SNS世代にも支持される理由とは? 想像の上をいく至極のカリふわ食感を体験してみて!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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著名人も通った “昭和喫茶”の名店

昭和時代創業の喫茶店ならではのレトロな雰囲気

鎌倉駅から徒歩約2分。「イワタコーヒー店」は飲食店や土産店が軒を連ねる小町通りを入ってすぐの場所にあります。創業は1945年。ジョンレノンや川端康成など多くの著名人にも愛されてきた伝説の名店です。

広い店内にはくつろげるソファ席をゆったりと配置。中庭に面したガラス張りの明るいテラス席も人気です。ジョンレノンはオノヨーコとデートで訪れたんだとか!

メニューを開くと、並んでいるのは期待を裏切らない懐かしの昭和喫茶メニュー。居心地がよすぎてついつい長居してしまう……という人が多いのも納得の落ち着いた空間が広がります。

厚さ約7cm! 表面カリッ、中ふんわりの素朴なホットケーキ

観光客に圧倒的な人気を誇るのが、分厚い生地を2層重ねた「ホットケーキ」。これを目当てに訪れる人も多く、週末は店の前に行列ができるほどです。

聞けば、このホットケーキが誕生したのは60年も前のこと。レシピも当時と変わらないというから驚きます。

「イワタコーヒー店」名物の「ホットケーキ」(800円)。ラストオーダーは16:30頃

それにしてもこの厚み、どうやって出しているのでしょうか?

「ケーキやタルトの生地を焼く際に使用する“セルクル”という道具を使って銅板で焼き上げています。一定の温度を保つように火加減を調節しながら20~30分かけて仕上げることで独特の食感を出しているんですよ」と教えてくれたのは3代目社長・岩田亜里紗さん。

焼きたてのホットケーキにバターとメープルシロップをたっぷりかけて頬張ると、外側は想像以上にサックリと香ばしく、中はしっとりふわふわ! 特別な素材は使用していないといいますが、自宅ではとても真似できない一品です。

昔ながらの蒸し焼きプリンなど、ほかのメニューも絶品ぞろい

ホットケーキのほかにも注目すべきメニューがいろいろ。中でも卵、牛乳、砂糖を使ってシンプルに仕上げた「自家製プリン」は、リピーター率の高い隠れた逸品です。

店奥の工房で手作りしている「自家製プリン」(600円)

巷(ちまた)ではとろとろプリンが流行する中、このプリンは昔ながらの固めの食感。ほろ苦いキャラメルソースがやさしい甘さを引き立てています。

また、キウイやパイナップルなど色鮮やかな果物を生クリームと一緒にはさんだ「フルーツサンド」や旬のフルーツをふんだんにあしらった「季節のパフェ」もおすすめ。どちらもノスタルジックな空間にどっぷり浸れる懐かしのスイーツです。

マシュマロの花が咲く! 甘くビターなオリジナルコーヒー

ドリンクメニューの中で、気になったのが「ぢんちょうげ」という名前のコーヒー。「ブラウンシュガーを入れたコーヒーに生クリームを絞り、最後にマシュマロをトッピングしたもの。中庭に咲くぢんちょうげという花の名前を付けた店独自のコーヒーです」と岩田さんが教えてくれました。

「ぢんちょうげ」(700円)。濃厚なコーヒーの上にマシュマロがたっぷり!

いわれてみれば、カップの上にふわふわと浮かぶマシュマロは小さな花をたくさん咲かせるぢんちょうげの花のよう! 少しずつ溶けていくマシュマロとビターなコーヒーの相性は抜群で、新感覚のウインナーコーヒーとして楽しめそうです。


SNS映えするホットケーキはもちろん、昭和喫茶ならではの魅力がいっぱいの「イワタコーヒー店」。レトロな雰囲気の中で、絶品スイーツをじっくり味わってみてはいかがでしょうか?

構成・動画=城リユア(moogShore)  取材・文=齋藤久美子

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