上質な黒毛和牛にこだわり続ける、モダンな焼肉店/静岡

上質な黒毛和牛にこだわり続ける、モダンな焼肉店/静岡

2018/10/27

柿田川湧水群の近くにある「炭火焼肉ダイニング 代官山」。モダンな店内でいただける最高級ランクのお肉とは?(静岡の女性向けフリーマガジン「womo」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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全国のA5ランク黒毛和牛を厳選。シンプルに、妥協のない味で勝負

大手チェーン店が並ぶ国道一号線沿いで異彩を放っているのが、「代官山」という文字だけ書かれた黒い看板とシックな建物。ここは1998年創業の「炭火焼肉ダイニング 代官山」

初めて入る人は少し敷居が高いと感じるかもしれないけれど、一度入れば忘れられない、極上のお肉とおもてなしが行き届いたリラックス空間が広がっています。

人気メニュー「上ハラミ」。一頭から約2kgしか取れない希少部位

30歳を過ぎた頃、アパレル業界から転身。焼肉の世界へ

店舗を一度リニューアルしたとはいえ、創業20年を迎えるとは思えないほどモダンな印象の「代官山」。

そのお店の印象通り、オシャレでスタイリッシュなオーナーの小栗さんは、以前は東京でイタリアの生地を使用したアパレルメーカーに勤めていたという経歴の持ち主です。

全くの異業種からの転身、そこにはどんな思いや苦労があったのでしょうか。

優しい話し方で紳士的、まさにダンディな印象の小栗眞良さん
店主 小栗さん
店主 小栗さん
「料理の道を目指そうと思ったのは30歳を過ぎた頃。最初から焼肉を極めようと決めていたのは、焼肉が好きなことと、和食を一から学ぶよりはラクなのではないか? と内心思っていたからです。アパレルの仕事を辞めてから東京で何件かの有名な焼肉店で修業をしましたが、働き始めて驚きました。想像を超える大変さだったからです」

転身してわかった焼肉の奥深さ。ついに三島で「代官山」をオープン

黒を基調とした外観。期待感が高まります

東京の焼肉店では、慣れない作業に加えてランチから深夜までの長時間の立ち仕事で戸惑いつつも、3年ほど修業を重ねた小栗さん。

そして東京から奥様のご実家がある沼津に引っ越しをして、三島のこの場所でお店をオープンさせました。20年前はサントムーン柿田川ができた頃で、まだ焼肉のチェーン店も韓国料理のお店もなかった頃だったと言います。

内装もシック。個室感覚でゆっくりくつろげます
小栗さん
小栗さん
「20年前は今とは違って女性客も少なかったですし、焼肉自体のイメージも違っていました。当時は焼肉=豚肉やホルモンという印象が強く、初めて霜降りの和牛を食べたという人も少なくありませんでした。当初からお肉本来の味を味わってもらうための味付けをしていたのですが、お客様からは『ニンニクが欲しい』『コチュジャンをたっぷり』というリクエストも多かったですね」
黒毛和牛厚切りのランイチ(1590円・税抜き)を天城の本山葵と醤油で

少しずつ小栗さんのお肉へのこだわりに共感する方が増え、20年経った今ではテーブルに調味料はほとんどありません。

創業当初からの常連さんはもちろん、毎月訪れてくれる方、記念日に利用してくれる方、伊豆方面や首都圏から訪れるお客様もいるのだとか。

初めての方におすすめなのは、15品4800円〜というお手頃なコース(3名様から・税抜き)。まずコースでさまざまなお肉を食べてみて、そこから好みのお肉を単品注文する方が多いそうです。

小栗さん
小栗さん
「今では常連さんのお子さんが成人を迎えたり、家族ができてファミリーで訪れてくれるようになりました。お客様とゴルフコンペを行ったりして、新しい繋がりができたのも嬉しいですね」

お肉の味のジャマをしない味に。タレもコチュジャンも手作り

タレやドレッシングはもちろん、キムチなどの漬物も全て手作り
柔らかいイチボをイタリアのサマートリュフとたまごダレにくぐらせて(1990円・税抜き)

小栗さんがお肉の品質や温度管理と同じくらいこだわっているのが調味料。

タレはもちろん、ドレッシング、コチュジャン、キムチなどの漬物も全て手作りです。もちろんドリンク類も豊富で、お肉に合うシャンパンやワインのメニューもずらりと並んでいます。

時代に合わせた味に変えながら、進化する焼肉店へ

店内の至る所にセンス良く飾られた生け花が。移りゆく季節を感じさせてくれます
平日限定の霜降り肩ロース芯炙り寿司(二貫990円・税抜き)

実はタレやさまざまな料理の味付けも、時代に合わせて少しずつ変化させているという徹底したこだわり。

小栗さんはお肉の新しい食べ方やお肉の味を引き立たせるメニューの開発など、さまざまなことに挑戦し続けた20年だったと言います。最後にこれからの夢を伺うと、「10人も入れないような予約制の小さなお店で、肉への新しい挑戦をしてみたい」とのことでした。

日本酒、梅酒、焼酎などのメニューも豊富です

取材メモ/シックな雰囲気なので「私が入って大丈夫?」と思いがちですが、スタッフさんは気さくで話しやすい方ばかり。お肉のことも丁寧に教えてくれますよ。記念日に、勝負デートに……。きっと素敵な思い出ができると思います。

取材・文・撮影=鴨西玲佳

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消費の中心を担う20代~40代の女性をメインターゲットとした静岡県内150000部を発行する女性向けフリーマガジン。

次週、11/3(祝・土)は全国の焼肉編 第3弾を掲載

地元人が通う、一度は行きたい焼肉店。次週11/3(祝・土)は石川、滋賀、熊本などのこだわりの店主が営む焼肉店を紹介予定! お楽しみに‼︎

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