魚沼といえばホルモン焼! 絶品ホルモンを地元の名店で/新潟

魚沼といえばホルモン焼! 絶品ホルモンを地元の名店で/新潟

2018/10/27

米どころ・魚沼の隠れ名物グルメ「ホルモン焼」の専門店として人気の「やまに」をご紹介!(「月刊にいがた」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ビールは不可欠! プリプリのホルモン焼を楽しむ魚沼の夜

新潟のブランド米・コシヒカリの産地として有名な魚沼で、古くから庶民に愛されていたホルモン焼

そもそも、なぜ魚沼でホルモン焼の文化が根付いたのかというと、それは奥只見ダムが関係していました。

街中を抜け、山に伸びる奥只見シルバーラインを進んだ先にある奥只見ダムは、1954年~1957年の約3年間で建設されました。のべ180万人ほどの建設員が全国から集まり、その方々の間で好んで食べられていたのが豚のホルモンだったのだとか。

地元で養豚業を営む方がおり、手に入りやすかったこと、比較的安価だったことにより、気軽にスタミナ補給できるのがホルモンだったということなのですね~。歴史は深い!

50年以上愛されるホルモン焼専門店へ

お店は、魚沼市役所から歩いて3分ほどの、比較的見つけやすい場所にあります

小料理屋のような上品な佇まいの「やまに」。中に入ってみると……。

3代目店主の佐藤良輔さんと奥様の彩香さん

お店を切り盛りする佐藤さんご夫妻が迎えてくださいました。ちなみにお二人は高校時代の同級生とのこと。

良輔さんは、20代なかばまで東京で今とは全く違うお仕事をしていましたが、家業を継ぐべく帰郷。お父様に習い仕事を覚え3代目としてお店を守っています。

ホルモンを提供する上で大切にしていることを聞きました。

小上がり席を中心にカウンター数席を用意
店主 佐藤さん
店主 佐藤さん
丁寧にホルモンを洗って臭みのないホルモンをお出しすることです。塩でもんで、流水でしっかり汚れを洗い下処理を入念に行います。毎日大体1時間ほどかけて洗ってますね」
下処理を終えて、秘伝のタレに漬け込まれているホルモン

大きなボウルにホルモンがぎっしり! 休日はこの倍は仕込むそう。そして、このホルモンを使った一押しのメニューがこちらです。

「ホルモン(シロ)」(1人前350円)。写真は2人前です

「ホルモン(シロ)」は下処理をした大腸、小腸、直腸などのホルモンを使用しています。それぞれ違った食感が楽しめます。

転がすようにホルモンを焼いていきます。焦げ目が付いておいしそう!
自家製のタレに付けて、いただきます

弾力があってプリプリ! そして脂が甘い! タレはニンニクがきいて、ピリ辛です。ホルモンのおいしさを引き立ててくれるのが、よくわかります。箸が止まらない……。最高にビールも進みます!

いろんな部位の食べ比べもぜひ

せっかくなら、いろんな部位のホルモンも楽しんでみたいですよね。ご主人にお願いして盛り合わせにしてもらいました。

美しい! 5つの部位を1人前ずつ盛り付けた一皿です

一番上から時計回りに、「ハラミ」(1人前350円)、「ハツ」、「コブクロ」、「ヘラ」、「タン」(各1人前400円)です。どれからいこうか悩みます。特に「ヘラ」という聞き慣れない部位がありますが、これはどこのお肉なのでしょうか。

佐藤さん
佐藤さん
『ヘラ』は軟骨の部分です。こりこりとした触感なんですが、そこまで硬くありません。鶏の軟骨が苦手な方でも、これなら食べられるというお客様が多いです。ただ、希少部位なのでご注文の際はスタッフに確認してください」

おっしゃる通り、確かにほどよい硬さで食べやすい! しかし、この希少部位をこんなお手頃価格で味わえるとは……。全体的にコスパのよさにも驚きです。そして、最後はやはりこのメニューでしめるのが「やまに」流!

「おにぎり」(1個250円~)

魚沼産コシヒカリを握ったおにぎりも人気メニューの1つなんです。具材はサケ、タラコ、昆布、味噌漬け、梅、スジコなど。つやつやのご飯は甘みとうまみがたっぷりで、ブランド米の名に恥じぬおいしさです。このおにぎりを食べて帰路に就くお客さんの多いこと多いこと。
最後に、佐藤さんご夫妻にお店のこれからについて伺いました。

佐藤さん
佐藤さん
「幼い頃から食べ慣れてきたこの店のホルモンを、次世代の人たちにも楽しんでもらえるよう守っていきたいです。地元以外の方にも、魚沼のこの食文化を知ってもらって食べに来てもらえると嬉しいですね!」
彩香さん
彩香さん
「食べ方にルールはないので、気軽にホルモンを味わえるお店として多くの方に利用してもらえたらと思います。冬限定のおでんも毎年好評なので、ぜひ食べてみてください」

味よし、雰囲気よし、コスパよし、の三つ星店の「やまに」で魚沼の夜をお楽しみください!

取材メモ/店主ご夫妻が若く、お客さんも年代が幅広いというところから、根強く受け継がれてきたお店なんだなと感じます。生ホルモンは臭みが全くなく、タレや塩などいろんな食べ方で楽しめます。商店街にはほかのお店もあるので、ここを拠点に飲み歩きもできそうです。

取材・文=佐藤千鶴 撮影=鈴木修司

月刊にいがた

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次週、11/3(祝・土)は全国の焼肉編 第3弾を掲載!

地元人が通う、一度は行きたい焼肉店。次週11/3(祝・土)は石川、滋賀、熊本などのこだわりの店主が営む焼肉店を紹介予定! お楽しみに‼︎

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