魚と定食への愛がたっぷり! 約40種の定食が楽しめる人気食堂

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2018/10/12

魚と定食への愛がたっぷり! 約40種の定食が楽しめる人気食堂

魚のおいしい定食を求めて、昼夜をと問わず行列ができる人気店「梅山鉄平食堂」をご紹介。店主の梅山さんおすすめのメニュー、魚や定食への思い、Tシャツをはじめとするオリジナルグッズの誕生秘話などを聞いてきました!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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福岡市天神の南側、渡辺通エリアの人気食堂

渡辺通沿いの桜十字福岡病院横にある路地にて営業中。白い看板と、「梅」「山」のイラストが描かれたのれんが目印

もし、“「福岡で魚の定食を食べるならどこ?」と福岡市内で聞けば名前が出てくるランキング”があれば、きっと上位に入るであろうお店がこちら。福岡市渡辺通エリアにある「梅山鉄平食堂」だ。

店名に「食堂」とあるように、メニューの中心は定食で、メイン料理は魚を使ったものがほとんど。焼き魚、煮魚、刺身、海鮮丼と、定食だけで約40種と実に多彩なラインアップだ。終日同じメニュー構成なこともあり、その人気は昼夜を問わず“ご飯”を求める人たちで行列ができるほど!今回はそんな「梅山鉄平食堂」を紹介する。

テーブル席のほか、カウンター席も10席あり。一人でふらっと立ち寄りやすい!

この人に聞きました!

店主の梅山鉄平さん。飲食店や鮮魚店勤務を経て、2009年に梅山鉄平食堂をオープン。着ているTシャツは、昨年より販売しているオリジナルグッズ、通称“サバT”

梅山さんセレクト!おすすめの定食ベスト3

\魚種が変わっても価格は同じ!「本日の魚、塩焼き定食(780円)」/

取材日の“本日の魚”はアジ。1尾まるごと塩焼きで、食べごたえあり!

仕入れ状況によって変わる“本日の魚”を使った定食は、塩焼きと煮付け(830円)の2種を用意。塩焼きにはアジのほか、サバやサゴシ(サワラの子供)などが選ばれることが多いそう。すべての定食はメインに、ご飯、みそ汁、小鉢、特製ふりかけがセットで、「本日の魚、塩焼き定食」のみ、だし巻きタマゴも付く。

\秋の定番を“焼き”ではなく“生”で!「サンマ刺身定食(1180円)」/

1尾分のサンマを薄く切り、扇形に盛り付け。皮の銀色の輝きが美しい

ほかの青魚に比べると臭みが少なくぷりぷりとした身の食感が特徴のサンマ。旬の今なら特に脂のりがよく、塩焼きでは感じられないサンマ特有のうまみを楽しめる。「程よい“クセ”は若干人を選ぶかもしれませんが、僕は大好きです!」とそのおいしさには梅山さんも太鼓判を押す。

\あの高級魚をこの価格で!「金目鯛煮付け定食(1880円)」/

金目鯛の頭を豪快に使用。その見た目はインパクト大!※部位は仕込みの状況などにより異なる

定食ではあまりお目にかかれない高級魚・金目鯛を煮付けで提供。通常なら単品で2000円オーバーでもおかしくない料理が定食でこの価格なのは、ズバリお店が“頑張っている”から。注文後に調理するため少し時間がかかるが、それを待ってでも食べる価値のある一品だ。

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
普段は定食で食べられないような高級魚を定食で食べられることが、当店の強みであり個性だと思っています。実は価格の高いメニューほど原価に近い金額設定になっていて、お客さん側からすると“お得”なんです。福岡の定食屋で1000円を超えると高いかもしれませんが、満足してもらえるよう品質は妥協せず、丁寧に調理しています!」

メニューは日替わり! 毎朝ホームページでも公開中

――たくさん定食がありますが、これだけの魚の仕入れってどうしているんですか?

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「僕の以前の勤め先である『藤けん鮮魚店』からが主で、そのほか知り合いの鮮魚店から仕入れることもあります。付き合いが長いため僕の性格や好みを把握してくれていて、『こんな魚が入ってるよ』って事前に教えてくれることもあります」
魚は冷蔵庫で保存されるほか、カウンター上のトロ箱にもディスプレイされている

――その仕入れにあわせてメニュー構成を毎日考えているんですよね。

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「その日のメニュー表は、毎朝9時にホームページでも公開しています。毎日変わるといっても、全部が全部変わるわけではありませんよ。毎日変わるのは数種で、あとは季節による変動ですね。なので、実は前日の時点である程度メニューは決まっているんです!」

――さすが“魚マニア”ですね! ご自身で公言されているホームページの過去記事を拝見しました!

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「魚、好きですね~。鮮魚コーナーに行くと全部そろえたくなります(笑)。でも、魚と同じくらい定食も好きなんですよね。変に特別な感じがなくて、いい意味で高いものを使っても日常の雰囲気のままというか。安心感があるんです」

――とはいえ、定食だけで約40種はすごいです。どうしてこんなに多いんですか?

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「単純に、そのほうがおもしろいと思ったからです!(笑) それに、種類がたくさんあるほうが食べる側も、作る側も飽きないですし。誰も買わないような珍しい魚を仕入れちゃった鮮魚店さんから声がかかることもあって、そういう魚を仕入れて使っていることもあります」
カリカリ梅・ちりめんじゃこ・高菜漬け・青高菜・ワカメ・昆布・ゴマで構成する「特製ふりかけ」はテイクアウト販売も(自宅用450円、ギフト用500円)。賞味期限は冷蔵で2週間、冷凍で2カ月

――梅山鉄平食堂さんといえば、ふりかけも欠かせません。これだけでご飯が進んじゃいます!

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「福岡の有名な定食屋さんで働いていたことがあって、そこのふりかけが人気だったんですね。それで、うちでも無料サービスのふりかけを出しているんです。独自の配合比率で北九州の工場に製造してもらっています。ご飯はおかわり自由なので、たくさん食べてください!

――ところで、梅山さんの着ているTシャツが気になります。

梅山さんのTシャツの胸元に注目
店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「これは、タレントの渡辺直美さんがプロデュースするブランドにイラストが採用されたイラストレーターのNONCHELEEE(ノンチェリー)って知ってますか? 彼が昔うちで働いていたという繋がりもあって、彼から『作りませんか?』と誘われたんです」
Tシャツと同じイラストの「SABAステッカー」、魚のキスをデザインした「KISSステッカー」はどちらも1枚150円
梅山さんが着ていた「SABA Tシャツ」は店舗で購入可能(1着2000円、ポケット付きは2500円)。ステッカー同様、Tシャツは「KISS」バージョンもあり
店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「今はTシャツとステッカーがあって、『今度は波佐見焼の箸置きを作ろう!』という話にもなっています。箸置きは年内にはできるかなあ、どうかなあ、という感じです」

――まさかのグッズ展開ですね!

店主の梅山鉄平さん
店主の梅山鉄平さん
「ただ、僕のホームはあくまでこの『食堂』であり『定食』です。なので、グッズでもうけようとは思っていません。おもしろいし、楽しいからやってるだけなんですよ。 “博多土産の仲間入りができたらいいなあ”という気持ちはありますけどね(笑)」

※夜営業は17:00~22:30で、火曜は17:00~21:30、日曜は中休みなしで~22:30

取材メモ/当然ですが、仕入れる魚は季節や仕入れ状況によって変動があります。今回の記事で紹介しているメニューも、11月以降は取り扱っていない場合があるのでご注意ください。

取材・文=廣田祐典(シーアール) 撮影=高尾正秀

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