熱々の“ニラ玉おでん”!? あふれる鰹出汁に感涙/福岡

特集

【特集・第2回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 おでん編 〜

2018/12/01

熱々の“ニラ玉おでん”!? あふれる鰹出汁に感涙/福岡

シンプルに鰹節のみで味付ける! 福岡「文治」の名物おでんには、スタッフの愛情がたっぷり詰まっていました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

シンプルな出汁が素材の味を引き出す

焼きたてのニラ玉を鰹出汁にひたす

子ども連れのファミリー、仕事帰りのビジネスマン、女子の一人飲みと幅広い客層に愛される「文治」

100種以上そろうメニューの中でも、おでんは年中愛されている名物です。店長を務める永峰大嗣さんに話を聞きました。

スタッフ全員で作るおでん

おでんは煮詰まらないよう、こまめに火加減を変える
店主 永峰さん
店主 永峰さん
「『文治』がオープンした2014年からスタッフとして働いていました。それまでの飲食店勤務経験はゼロ。それなのに、前店長である現オーナーが作る楽しい雰囲気に惹かれました。2016年にこの店を任され、先代の努力に改めて気付いたんです。うちの料理は『安い、おいしい、多い』がモットー。こんなにシンプルなことなのに、すべてを守るのはなんて難しいことなのかと気付かされました」

確かに、「文治」の料理は値段に対してボリュームが多い!「初めて来るお客さんはもちろん、常連さんにも驚きを届けたい」と永峰さん。レギュラーメニュー46種に加えて、日替わりのメニューを約100種用意しています

具材の旨味が出汁に溶け出す
永峰さん
永峰さん
『文治』のおでん出汁は鰹節のみで取っています。塩も醤油も一切入れません。鰹の一番出汁だけで、こんなに複雑な味になることを知ってもらいたい。文治の営業時間は昼11時から、朝4時までです。昼営業のスタッフがおでんを仕込み、火にかけておく。そうすると、夜にはしっかりと味が染みます。『文治』で最も多くの人の手がかかっている料理です」

ほぼ一日かけて仕込んでいるんですね! スタッフ全員の愛情が詰まったおでんは文治の「顔」。子どもから大人まで、ほとんどのお客さんが頼むといいます。

ニラ玉のおでん!?

注文が入ってから焼き上げる
定番の「大根」(180円)、「玉子」(100円)と一緒に

変わり種の「ニラ玉」(280円)は、お客さんの7割が注文するという人気商品です。注文が入ってから焼き、おでん出汁に浸します。優しい出汁がじゅわ~っとあふれる!

おでん出汁で煮ている

「うどん」(200円)はシメにぴったり。コシが弱めでふにゃふにゃの「博多うどん」が、酔っていると欲しくてたまらないんですよね。

原価は度外視! 他のメニューも見逃せない

タラバガニを贅沢に使う

サイドメニューも充実。「カニカニカニ」(480円)はカニ味噌入りの豆腐に、豆腐が見えなくなるほどカニのほぐし身とカニ味噌をたっぷり乗せています。濃厚なカニ味噌豆腐をつつきながら、熱燗をクイッと飲みたい!

永峰さんのおすすめは「3日目」

「牛すじと牛もつの煮込み」(480円)は牛すじと小腸、センマイなどのさまざまな部位をニンジン、コンニャク、ゴボウと一緒に甘辛く味付け、形がなくなるほど柔らかく煮ています。1日目から4日目まで、日を重ねるごとにコクと深みが増していくので、好みの日にちは人によって分かれます。自分の好きな日にちを狙ってくるお客さんもいるそうです

永峰さん
永峰さん
「良い素材を使って、手間暇をかけて作るので利益はギリギリですよ。でも、『老若男女、だれもが満足する店』が目標なので、この方針は変えません。また来たい、と思ってもらうためには惜しくないんです。常連さんには『他の店に行くと、ここに帰りたくなるんだよな』と言っていただけています
歩いて3分ほどの距離にある「ぶんご」
永峰さん
永峰さん
「『文治』はにぎやかな雰囲気づくりを心がけていますが、2号店の『ぶんご』は小料理屋風の、落ち着いたお店です。2階の座敷では20人の宴会もできる。お客さんの気分に合わせて、選んでいただけます」
清水四ツ角に位置する
永峰さん
永峰さん
「おでんやつまみも、今はコンビニで買える時代でしょう。だからこそ、丁寧に作る料理の味を伝えたいんです。料理人の顔が見える、というのも大切なことだと思います。どんな人でも喜ばせることができる、そんな店でありたいですね」
Yahoo!ロコ文治
住所
福岡県福岡市南区玉川町17-23

地図を見る

アクセス
高宮(福岡県)駅[中央口]から徒歩約5分
大橋(福岡県)駅[北口]から徒歩約16分
西鉄平尾駅[出口]から徒歩約18分
電話
092-555-7820
営業時間
11:30~翌4:00(L.O翌3:00)
定休日
年末年始
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材メモ/名物のニラ玉は、熱いうちにハフハフと頬張るのがオツ! おでんは通常の具材に加え、季節ごとの食材も数点用意しています。昼飲みから2軒目、3軒目とどんなシーンでも来たくなる文治。永遠に飲んでしまいそうです……。

取材・文・撮影=松崎汐里(株式会社チカラ)

次週、12/8(土)は全国のおでん編 第3弾を掲載!

地元人が通う、一度は行きたい焼肉店。次週12/8(土)もこだわりの店主が営むおでんの店を紹介予定! お楽しみに‼︎

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

SPECIAL

SERIES