有村架純も癒やされた!?映画『かぞくいろ』聖地巡礼 鉄道の旅

2018/11/30

有村架純も癒やされた!?映画『かぞくいろ』聖地巡礼 鉄道の旅

有村架純さん、國村隼さんW主演の映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』。『RAILWAYS』シリーズ最新作となる今作は、鹿児島県と熊本県を走る肥薩おれんじ鉄道が舞台。沿線を旅しながら、有村さんも見て、癒やされたに違いない、それはそれは美しい景色、辿ってみました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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映画のロケ地で有村架純さんの面影を感じながら、美しい沿線で心癒やされたい!

【ロケ地はココ!】
1. にぎわい交流館阿久根駅(鹿児島県阿久根市)
2. 牛ノ浜駅(鹿児島県阿久根市)
3. 薩摩大川駅(鹿児島県阿久根市)
4. 霧島神社(鹿児島県阿久根市)
5. おれんじ食堂(鹿児島県薩摩川内市〜熊本県八代市)
6. おまけ:東京都内の跨線橋(東京都豊島区)

美しい映像と温かい絆に涙が止まらない!
隣にいる人を大切にしたくなる映画

▲『RAILWAYS』シリーズ最新作。女性運転士(有村架純)が主人公

島根県を舞台にした『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(2010)、富山県を舞台にした『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(2011)に続く、7年ぶりのシリーズ最新作となる映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』有村架純さん國村隼さんを主演に迎え、“かぞく”の形を問う心温まる物語が展開されています。

▲夫の突然の死をきっかけに、シングルマザーとなった晶(有村架純)は、連れ子の駿也(歸山竜成)とともに、夫の故郷である鹿児島に。肥薩おれんじ鉄道で運転士をしている義父の節夫(國村隼)と3人で暮らし始める

美しい景色に心癒されたいと思ってます、私。

▲主演の有村さんに、鹿児島ロケのこと聞いてみました!

——1カ月にわたり鹿児島県阿久根市を中心に行われたロケ。鹿児島と肥薩おれんじ鉄道はどうでしたか?

有村さん
有村さん
「都会のざわめきがなくのどかで、余計な情報がない、情報が遮断される、とてもいい環境でした。景色も素晴らしかったです。綺麗でしたね。初めて肥薩おれんじ鉄道に乗ったときに、やさしい気動車だなって感じました。」

なんと……! これはもう行くしかない。

パソコンの画面とばかり向き合って、カサカサの心になった妙齢の私。美しい景色とやさしい気動車に会いに、聖地巡礼の旅に出かけることにしました。
ちなみに、肥薩おれんじ鉄道はディーゼル車なので、電車ではなく「気動車」というんですよ。

それでは、心癒やされる聖地巡礼の旅、スタートです!


(1) にぎわい交流館阿久根駅

▲映画撮影風景。工業デザイナー水戸岡鋭治氏デザインのオシャレな駅舎

まずチェックしたいのは「にぎわい交流館阿久根駅」。晶と駿也が鹿児島に降り立ったシーンなどが撮影されました。
2014年にリニューアルされた駅舎は、九州新幹線や「ななつ星in九州」などを手がける水戸岡鋭治氏によるもので、洗練された温もりを感じる駅舎!

駅に来ているというより、オシャレなカフェに来ているといった感じで、かなりテンション上がります。

▲駅舎内にある「阿久根屋CAFÉ」のケーキセット500円

駅では、ランチやケーキを楽しめる「阿久根屋 CAFÉ」が営業中。駅舎内のスペースだったら、どこで食べてもOKだそう。時折聞こえるガタンゴトンという気動車の音を聴きながら過ごすカフェタイム……。うむ、癒やしです。

▲パッケージがかわいらしい「旅する丸干し(南イタリア風)」(870円)などのお土産は、阿久根屋売店で販売中

海鮮や柑橘など特産品がもりだくさん!「食のまち」阿久根ならではのお土産品が勢ぞろいしています。

【見どころはココ!】

▲映画『かぞくいろ』パネル展の開催は2019年の3月までを予定

阿久根駅では、映画のパネル展を開催中。ロケ地の紹介や映画のウラ話などを知ることができます。

▲免許証、手袋、帽子などなど、映画に登場するアイテムがズラリ

映画で使用された小道具も! これはマストでチェックです。

Yahoo!ロコ阿久根駅(肥薩おれんじ鉄道)
住所
鹿児島県阿久根市

地図を見る

アクセス
阿久根駅[出口]から徒歩約6分
電話
0996-72-7512
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

移動はぜひ、ラッピング車で!

せっかくなので、阿久根駅からは肥薩おれんじ鉄道で移動。
で、絶対にチェックしてほしいのがコチラ。

▲こちら側は有村さん、反対側には國村隼さんがラッピングされています

映画『かぞくいろ』のラッピング車両! 中吊広告風に映画の登場人物を紹介するなど、車内はかぞくいろ一色です。ラッピング列車の運行スケジュールは、肥薩おれんじ鉄道のホームページで確認してくださいね。

【見どころはココ!】

▲出演者が直接描いたサイン

下校時刻と重なり混雑する車内、カメラを構える私のために席を開けてくれた女子高生のみなさま、優しくしてくれてありがとうございました。

      

(2) 牛ノ浜駅

▲駅のすぐそばがもう海!

阿久根駅のお隣、牛ノ浜駅。
すぐそばが海!というロケーションのこの駅では、運転士になった晶の成長が描かれるシーンなどが撮影されました。
「牛之浜景勝地」として岩礁が美しい場所としても知られていて、晶と駿也が鹿児島にきて、初めて会う義父/祖父の家へと向かうシーンが撮影されたのも牛ノ浜駅のすぐそば。

そのシーンがこちら

▲夫/父を亡くし、悲しみを抱えながら鹿児島へきた2人

同じ夕焼けの中、ライターによる再現写真がコチラ

▲思わず夕日に見とれました

牛ノ浜駅から北側に2〜3分歩いた場所が聖地です! 夕焼け×1人だと寂しさが増しちゃいますので、ぜひ再現をされるみなさまは2人以上で訪れて下さい。

【見どころはココ!】

▲時間を忘れて眺めていたい夕焼け

有村さんや歸山(きやま)さんも見たに違いない夕焼け、息をのむ美しさで心が洗われていきます……!
牛ノ浜駅は、海×肥薩おれんじ鉄道な写真を撮影するのにもピッタリなので、カメラ好きの方はぜひ訪れてみてくださいね。

▲夕焼けの中を走る列車。再現場所と同じスポットで撮影
Yahoo!ロコ牛ノ浜駅(肥薩おれんじ鉄道)
住所
鹿児島県阿久根市

地図を見る

アクセス
牛ノ浜駅[出口]から徒歩約7分
薩摩大川駅[出口]から徒歩約42分
口コミ・写真など

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(3) 薩摩大川駅

▲ひっそりとした雰囲気がものすごくイイんです

3人が暮らす家や駿也が通う大川小学校があるエリアにある駅。
ここを訪れると、そのまんま映画の世界!という雰囲気を堪能できます。
薩摩大川駅で撮影されたのは、運転士になるため研修所に向かう晶を駿也が見送るシーン

▲晶ちゃんと少しの間離れて暮らす不安がにじむ背中

ま~つ~わ~♪と脳内で「あみん」を再生しながらこちらも再現。

▲カメラマンはかな〜り下からのアングルで撮影しています

駿也くんとは違う意味で寂しそうな背中が完成しました。「後ろ姿」に自信がある方にオススメです(笑)。

【見どころはココ!】

▲映画にも登場した通路

再現写真を撮影するなら、このトンネルをくぐり2番乗り場へ。映画にも登場したこの通路で記念撮影をするのもいいかもしれません。

Yahoo!ロコ薩摩大川駅(肥薩おれんじ鉄道)
住所
鹿児島県阿久根市

地図を見る

アクセス
薩摩大川駅[出口]から徒歩約0分
牛ノ浜駅[出口]から徒歩約43分
西方駅[出口]から徒歩約52分
口コミ・写真など

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(4) 霧島神社

▲劇中に何度も登場する印象的な鳥居

薩摩大川駅から徒歩圏内にあるこちら、映画の重要なシーンで何度も登場する霧島神社の鳥居です。駿也が通う小学校のすぐそばの高台にあり、ここから肥薩おれんじ鉄道を眺めることもできます。

▲のどかな風景の中、ガタンゴトンと走る肥薩おれんじ鉄道

走る列車を見ながら「晶ちゃんでも運転できるんじゃない?」という駿也の一言が、晶を運転士の道へと進めていくのですが、そのシーンがコチラ

▲走る肥薩おれんじ鉄道に手を振る駿也。希望にあふれたシーン

駅では寂しい背中を見せましたが、ここでは私も駿也や晶と同じ気持ちで、新しく何かを始めよう! そんな希望を込めて最後の再現。

▲晴れ渡る青空! そうだ! きっと未来は明るい!

ちなみに……この高台へたどり着くまでには、急勾配な階段を頑張って登る必要がありますので、歩きやすい靴で足をお運びください。

【見どころはココ!】

▲この高台からの見晴らしは一見の価値あり!

のどかな風景の向こう側には海、線路を走る列車……。映画から飛び出してきたような美しい風景が広がります。写真を撮るなら午前中のうちか、夕方がオススメです。

Yahoo!ロコ霧島神社
住所
鹿児島県阿久根市大川8141

地図を見る

アクセス
薩摩大川駅[出口]から徒歩約8分
牛ノ浜駅[出口]から徒歩約36分
西方駅[出口]から徒歩約57分
口コミ・写真など

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(5)おれんじ食堂に乗ってみた

▲阿久根駅舎と同じ水戸岡デザインの茄子紺色の車体。落ち着いた気品のあるデザインでカッコイイ!

劇中で肥薩おれんじ鉄道の運転士となった晶が運転する看板列車「おれんじ食堂」。沿線の食材を使った料理やスイーツを楽しめると人気のおれんじ食堂に乗ってきました!

今回乗車したのは、新八代駅を出発し、川内(せんだい)駅へと向かうおれんじ食堂2便。3時間半とちょっとの旅です。

▲運転しているのは晶ちゃん……ではなかったですが、ステキな運転士さんでした

沿線の食材をふんだんに使った料理は、コース形式で提供されます。スペシャルランチは、フレンチの巨匠・坂井宏行氏が監修。

▲アミューズから始まり、魚・肉料理、そしてデザートに至るまで、上質でスペシャルなランチ!
▲熊本県産黒毛和牛のネックと水俣野菜のキャセロール煮。沿線の素材がふんだんに使われています

おれんじ食堂の楽しみは食事だけではないんです!
九州西海岸の雄大な景色を眺めながら、停車駅でのマルシェでは事前配布されるチケットでお土産をもらったり、海岸線の遊歩道を散策できたり……おれんじ食堂は、おもてなしが詰まった「観光列車」なんです!

▲佐敷(さしき)駅のお土産は、揚げたてのカレーパン! 売り子さんはステキなお二人でした
▲出水(いずみ)駅での車両基地前ではスタッフさんがおれんじ色の手を振ってお見送り ※車両基地は一般の方は立ち入り禁止
▲薩摩高城(さつまたき)駅では、駅から徒歩で海岸へ!

ちなみに……途中立ち寄った出水駅は、映画のロケ地
ポスター写真や、運転事務所、車両基地での撮影はココで行われました。ここも聖地ですので、ぜひ訪れてみてください。

【見どころはココ!】
なんといっても車窓からの景色。

▲本当に海のすぐ横を走ります

まるで船の上にいるような豪華クルーズ気分を味わえます。ビューポイントでは速度を落とし、ゆっくり走行。運転士さんの技が光ります。


キャストおすすめの鹿児島グルメもチェック!

——肥薩おれんじ鉄道沿線の素晴らしい景色を存分を堪能したら、やっぱり小腹が空いてきました。なにかオススメのグルメはありますか?

有村さん
有村さん
「ボンタンがたくさんある!」
歸山さん
歸山さん
「さつまあげ!」

ということで、そのどちらもあるぞ!という沿線の「まるじゅ本舗」に行ってきました。

▲牛ノ浜駅から車で5分ほどの場所

阿久根駅と牛ノ浜駅の間にある「まるじゅ本舗」は、昔ながらの手づくりのさつま揚げを提供しているお店。
実はここのさつまあげ、歸山さんがたいそうお気に入りだったそうで、まるじゅ本舗が商品を卸している「道の駅阿久根」(薩摩大川駅近く、国道3号沿い)によく買いにきていたのだそう。

▲1枚95円~。常時15種類ほどが並ぶ。イカスミを使った「黒」が目を引きます

甘みがあって、ふわふわで、おやつ代わりにもお酒のお供にもピッタリ。
そして、有村さんが言う「ボンタン」は、阿久根特産の果物

▲阿久根駅で栽培中の「ボンタン」まだまだ大きくなります

子どもの顔ほどのサイズにもなる大きな大きな柑橘で、旬は12月以降となります。残念ながら取材時にはボンタンそのものは手に入らなかったのですが、安心して下さい。まるじゅ本舗には「ボンタンソフト」があります。

▲ボンタンソフト300円

クリーミーな甘さの中に、ボンタンのさわやかさを感じます。海辺で食べるとさらにおいしい! ぜひテラスで召し上がれ。
※12月〜2月はボンタンソフトの販売休止(道の駅阿久根では販売)

Yahoo!ロコまるじゅ本舗 つけあげ工房
住所
鹿児島県阿久根市西目1138

地図を見る

アクセス
牛ノ浜駅[出口]から徒歩約29分
阿久根駅[出口]から徒歩約49分
営業時間
9:00〜18:00(1〜2月は9:00〜17:30)
定休日
1月1・2日
口コミ・写真など

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おまけ:東京でも行ける聖地!(池袋跨線人道橋)

晶と駿也が修平(青木崇高)と仲良く3人で訪れ団らんを楽しむ場面、そしてクライマックスで印象的な跨線人道橋でのシーンは東京で撮影されました。

▲親子3人で線路を眺める幸せなシーン
▲クライマックスでは、晶と節夫が訪れます

跨線人道橋での撮影は、有村さんが思い出深かったシーンだったのだそう。

有村さん
有村さん
「節夫さんとの跨線人道橋のシーンはクライマックスシーンですが、撮影したのは撮影4日目、國村さんは撮影初日でした。晶としては、感情が一番高ぶるお芝居だったので、晶の感情をイメージする、それがとても大変でした。跨線橋は電車もたくさん通る、人の交通量もある、いろいろな制限のなかでの撮影で、一番難しかったです。そういうなかであっても、國村さんの演技はダイレクトに伝わってくるんですよね。どうしてこういうお芝居ができるんだろう、すごいなあと感じたのをよく覚えています。」

そんな思い出の跨線人道橋のシーン、再現できます!

▲「パークブリッジ」という愛称で呼ばれる池袋跨線人道橋。撮影は人通りが少なめな平日がオススメ

線路沿いの池袋駅前公園からスロープで登ると到着するのがこの跨線人道橋。一段上の階から撮影すると映画と同じ風景を撮影することができます。日の入り時刻を狙って映画と同じ景色をカメラに収めてみてくださいね。

Yahoo!ロコ池袋跨線人道橋
住所
東京都豊島区上池袋1-49

地図を見る

アクセス
池袋駅[23]から徒歩約4分
池袋駅[27]から徒歩約6分
池袋駅[38]から徒歩約7分
口コミ・写真など

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聖地巡りではとにかく美しい景色に癒やされまくり

▲こんな絶景が本当にあるんです!

『かぞくいろ』の美しい映像と温かい愛に大号泣したライターでしたが、今回聖地を巡ってさらにその感動を深めたのでした。
晶ちゃんや駿也、そして節夫さんが生きた世界がそこにはありました。
鹿児島に住みながら知らなかった鹿児島の美しさ。列車の車窓が切り取る世界の美しさを知らせてくれた『かぞくいろ』に感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひ映画館へ、そして肥薩おれんじ鉄道のある鹿児島へ足を運んでこの感動を体験してみてくださいね。

映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』

映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』

全国ロードショー

愛する人を失った“ふぞろい”な3人の家族の再出発を描く『RAILWAYS』シリーズ最新作。有村架純、國村隼ダブル主演で贈る愛と希望に満ちた感動のストーリー。監督・脚本 吉田康弘/配給 松竹

肥薩おれんじ鉄道

肥薩おれんじ鉄道

鹿児島県薩摩川内市ー熊本県八代市を結ぶ鉄道

地元の人たちの生活を支える一方で、風光明媚な海岸線を走る鉄道は観光スポットとしても注目を集めている。看板は、観光列車の草分けとして2013年から運行している「おれんじ食堂」。

取材・文・撮影=上村杏奈 取材協力=肥薩おれんじ鉄道 (C)2018「かぞくいろ」製作委員会

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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