タカラジェンヌから中目黒の老舗蕎麦屋に転身した若女将の物語

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2018/11/29

タカラジェンヌから中目黒の老舗蕎麦屋に転身した若女将の物語

中目黒駅から歩いて7分のところにある、新潟の郷土料理「へぎそば」の老舗『東京へぎそば 匠』。代表取締役で若女将の山本麻衣子さんは、なんと宝塚の宙組で男役を務めていた経歴の持ち主。華やかなタカラジェンヌからそば屋の若女将に転身した背景には、温かい家族の物語がありました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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↑元タカラジェンヌの若女将、山本麻衣子さんと家族の絆の物語はこちら!

遠くからもよく見える明るい看板の老舗

中目黒駅から7分。大きな赤い垂れ幕がある入口には、看板メニュー「へぎそば」の大きな写真が輝いています。

夜には明るく輝く看板に思わず足が止まります
元タカラジェンヌの若女将・山本麻衣子さんが笑顔で出迎えてくれる

難関の宝塚音楽学校に見事合格!

『匠』の一人娘として、将来は店を継ぐことを望まれていた麻衣子さんでしたが、中学3年の時に初めて宝塚の舞台を目にし、その感動からタカラジェンヌになることを夢見始めます。高校時代、朝から晩まで歌や踊りの稽古漬けの日々を送り、その結果、難関の宝塚音楽学校に合格したのです。

夢に向かって誰よりも頑張って稽古に励んだ高校時代
夢への第一歩、両親の元を離れて宝塚音楽学校で寮生活をスタート
宝塚音楽学校での2年間は、懸命に学ぶ日々

夢への入口、タカラジェンヌの仲間入り!

1998年、ついに宝塚歌劇団へ入団。宙組の男役として憧れの舞台に立つことができました。もちろん厳しいプロの世界。活躍する先輩たちに1日も早く追いつくためには、絶え間なく努力するしかありません。ですが、大きな夢を真っ直ぐに追いかけられる充実した日々でした。

麻衣子さんは高い身長を生かして男役に
最初は反対していた父も、自慢の娘の写真をいつも持ち歩き周囲に見せていた

突然退団し父の店を継く決意をした理由は… 

入団4年目の春、父の病気が悪化したことで、麻衣子さんは大きな岐路に立ちます。長年の夢を叶えるため舞台で頑張り続けたい想いはもちろん大きなものでした。しかし麻衣子さんが選んだ道は、宝塚を退団して父の店を継ぐこと。父を安心させたい、母を手助けしたい、そんな家族への温かく純粋な想いからでした。

「私が店を継ぐね」と言うと、とても喜んでくれた父・英司さんは、それから約7年後に他界
決意した理由は「愛する家族を支えたい」という純粋な想い

新たな家族と二人三脚で!

3年前に50年続く老舗居酒屋の男性と結婚。ご主人も『匠』を手伝ってくれることになり、今後は夫婦二人三脚で頑張っていくそうです。

ご主人の実家の居酒屋で受け継がれてきた秘伝のタレを使った「匠の角煮」870円

新潟の郷土料理「へぎそば」を東京の人にもなじみやすくした「東京へぎそば」

新潟県の小千谷、十日町地方で生まれた郷土料理「へぎそば」を東京人の嗜好に寄せて作ったのが『匠』の「東京へぎそば」。布海苔(ふのり)という海藻がつなぎに使われ、コシが強く弾力性に富んだ独特の食感となめらかなのど越しが味わえます。さらに時間が経っても取り分けやすい、一口大に丸めた盛り付けが特徴的。

『匠』の看板メニュー「へぎそば」1540円〜
外はカリッと中はフワッとジューシーな「ジャンボ油揚げ」880円~

父の想いを受け継いだ元タカラジェンヌが、家族の絆を大切にしながら営む老舗の蕎麦屋。麻衣子さんへ会いに、一度訪れてみてはいかが?

東京へぎそば 匠 中目黒本店

交通:地下鉄日比谷線中目黒駅 徒歩7分、東急東横線中目黒駅 徒歩7分
住所:東京都目黒区中目黒3-5-5 ベルデ中目黒1F
電話:03-3760-0466
時間:火~金17:30~翌4:00(LO3:30)、土17:30~23:00(LO22:30)、日17:30~23:30(LO22:00)
休み:月、祝

口コミ・写真など

※この情報は取材時の情報です。ご利用の際は事前にご確認ください。

取材・撮影・動画制作・文=日テレアックスオン AX-ON Inc.

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