絶景プロデューサー詩歩が選ぶ「冬しか見られない絶景」3選

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2018/11/25

絶景プロデューサー詩歩が選ぶ「冬しか見られない絶景」3選

累計60万部のベストセラーシリーズ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんに、冬にしか見られない絶景スポット3つを教えてもらいました。

詩歩

詩歩

死ぬまでに行きたい! 冬にだけ見られる絶景3つ

1.三十槌の氷柱(埼玉県)
2.菅平高原の奥ダボスの樹氷(長野県)
3.青い池のイルミネーション(北海道)

詩歩

詩歩

絶景プロデューサー

こんにちは! 絶景プロデューサーの詩歩です。最近はめっきり寒くなってきて、夏でもかぶっているトレードマークのニット帽がありがたい今日この頃(笑)。今回は、寒い季節にしか見ることのできない貴重な絶景をご紹介します。

1. 三十槌の氷柱(埼玉県)

秩父の冬の風物詩
絶景リフレクション

川沿いの崖から清らかな岩清水がしみだし、美しい氷柱を生み出す

最初にご紹介するのは、埼玉県の三十槌の氷柱(みそつちのつらら)です。高さ約8m、最大幅30mといわれるダイナミックな氷柱は、とても神秘的で、厳しい寒さが作り出した天然の芸術…。川面までおりて近くまで行くと、見上げるほど大きいので迫力満点なんです。山深い秩父は、他にも有名な氷柱の名勝がありますが、三十槌の氷柱はそのダイナミックさもさることながら、静かな川の流れに氷柱がリフレクション(反射)してすごく幻想的で美しい。

今季は2019年1/12(土)〜2/11(祝)に夜のライトアップを実施予定。「大学4年間を埼玉で過ごしましたが、奥秩父の冬は本当に寒く、夜は相当に冷え込みますので、防寒対策はしっかりと!」(詩歩さん)

リフレクションのことを、カメラ好きクラスタは「リフってる」と言うのですが、日本人はこの反射している絶景が大好きなんですよね。以前ご紹介した瑠璃光院の反転した紅葉や、世界の絶景で必ず名前が挙がるウユニ塩湖も、水鏡のように反転した世界が幻想的と人気を集めています。

関東で、しかも東京からドライブがてら2時間程度で遊びに行ける場所で、こんなにダイナミックな光景が見られるなんて、寒さを押しても見に行く価値のある絶景です。

2.菅平高原の奥ダボスの樹氷(長野県)

360°白銀の世界を独り占めできる
“乗り物系”絶景

「アルプスの山々に囲まれた山頂からは、晴れた日には富士山や剱岳が見晴らせて、最高にすがすがしい」(詩歩さん)

続いてご紹介するのは、長野県の菅平高原の奥ダボスにある樹氷です。標高2207mの根子岳にある奥ダボススノーパークというスキー場なので、こちらもしっかり寒い(笑)! スノーキャットというゴツい雪上車に乗り、約25分かけて山頂付近の2170mまで向かいます。

こちらがスノーキャット。雪山のアトラクション気分で楽しめる

樹氷スポットと言えば、蔵王が有名ですが、奥ダボスで実施しているスノーキャットツアーは数年前に始まったばかりで、まだあまり知られていない穴場。人がそこまでいないので、一面「白銀の世界」が広がる幻想的な絶景が楽しめます。

スノーキャットで山頂まで上り、帰りはスキーやスノーボードで一気に滑り降りてきても良し、またスノーキャットで地上に戻っても良し!

スキーヤーやスノーボーダーでなくても気軽にスキー場の絶景を拝めるのもありがたい。乗り物系なら体力に自信のない子供やお年寄りも安心して出かけられますし、ドドドドっと大きな音を立てながら雪山を頼もしく登っていくスノーキャットは、まるで戦車みたいでかっこいいので、子供もきっと大喜びですよ。

【スノーキャット乗車データ】
ガイド料金:大人(中学生以上)3300円、子供(小学生以下)1800円ほか
受付:前日17時までは、奥ダボス管理センターにて受付。
当日は第一トリプルリフト山頂にて受付(運行15分前まで)
電話:0268-74-3009(奥ダボス管理センター)
※積雪状況等により運休の可能性あり

3.青い池のイルミネーション(北海道)

暗闇の先で広がる
静謐なる光のショー

まるでショーを見ているような美しい一枚だが、寒いとカメラやスマホのバッテリーが消耗しやすく、撮影が難しい。「カメラのバッテリーやスマホは、なるべく身体に近いポケットなどに入れて」(詩歩さん)

最後にご紹介するのは、北海道の有名な絶景スポット、青い池の夜間ライトアップです。ライトアップものって、実はイケてないものも多かったりするのですが、こちらはただ華々しく光を点灯させているだけではなく、寒さで凍った池や枯れ木に降り積もった雪の影も演出の一部として操った芸術的イルミネーション。枯れ木の影、一本一本がステージにいるバレリーナみたいで、まるで静かなステージを見ているようで感動しました。

夜にはバレリーナのように見えた枯れ木の昼の姿

寒さレベルでいうと、今回ご紹介する3つの絶景の中でも「寒かったランキング」断トツ1位。さらに雪深い暗闇を進んでいくので、「本当にライトアップなんかされているんだろうか」と寒いし怖いしで途中で心が折れそうになりましたが、暗がりの中から目の前に現れた静謐で幻想的な光景に言葉を失いました。

こちらは、冬を迎える前の青い池。まるで青色の絵の具を溶かしたような、コバルトブルーに染まっている

私が行った日はかなり吹雪いていて、ドラマチックな光景が見られたのですが、晴れた日もまた格別だとか。広い空に満天の星空が輝き、空までライトアップされているような写真も撮影できるそう。自然の織りなす絶景は、その日その場所に行った人にしか見られない一瞬だけど一生の宝物です。

これからしばらく寒さが続きますが、寒いからこそ出合える一瞬の宝物を見つけに、出かけてみませんか?

写真=詩歩 構成=Yahoo!ライフマガジン編集部


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