京都の大学生が教える、「本当に喜ばれる京土産」とは?

特集

京都で平成最後の紅葉を愛でよう。

2018/11/24

京都の大学生が教える、「本当に喜ばれる京土産」とは?

京都を楽しみ尽くしたら、さぁ、あとは土産選び。目移りしてしまったり、いつも定番になってしまい、悩んでいる人もいるのでは? そこで京都の学生さんだからこそ知る、本当にオススメの京都土産を聞いてみた。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

京都の学生有志が、ご自慢の京土産をセレクト!

主に中高生に向けて、京都での大学生活の魅力を発信する「京都学生広報部」。ここに所属する4人の大学生が、感性や情報収集力を生かして、京土産の新定番について考えた。

\登場するのは、こちらの商品/
1.「鈴木松風堂」の手紙セットとミニカード
2.「WEEKENDERS COFFEE」のコーヒー豆
3.「本田味噌本店」の一わんみそ汁詰合せ
4.「山中油店」の玉締めしぼり胡麻油
5.「ショコラ ベルアメール 京都別邸」のタブレットショコラ
6.「SIZUYAPAN」のあんぱん
7.「京菓子司 満月」の阿闍梨餅

「ショコラ ベルアメール 京都別邸」のチョコレート

旅行に出たら、気の利いたお土産を買いたい。しかし京都は年間5千万人以上の観光客を迎え入れるだけあって、その選択肢は膨大。雑誌やガイド本、ネットにも情報が溢れる。だからこそ実際に京都に住む、または通勤・通学している人に聞いてみたい。今回は京都の大学に通う学生さんに、本当に喜ばれる京土産について、お話してもらった。

「京都学生広報部」の4人。左から西野洋史さん、池田あかねさん、江崎裕菜さん、岡嶋 望さん
池田あかねさん

池田あかねさん

同志社大学政策学部3年生

岡嶋 望さん

岡嶋 望さん

立命館大学産業社会学部4年生

江崎裕菜さん

江崎裕菜さん

京都大学農学部2年生

西野洋史さん

西野洋史さん

同志社大学社会学部社会福祉学科1年生

「京都学生広報部」メンバー、同志社大学に在学中の西野洋史さん(左)と池田あかねさん(右)。撮影場所は河原町今出川北東側、鴨川に面した「ボンボンカフェ」にご協力いただいた

今回集まってくれたのは「京都学生広報部」で活動する4人の有志。京都の大学生のリアルなライフスタイルを伝えるネットメディア「コトカレ」での情報発信を基軸に、イベントなども組み合わせて、主に中高生に向けて京都の魅力を発信する。メンバーは約80人。京大や同志社、立命館など、京都のさまざまな大学の学生で構成される団体だ。

こちらも「京都学生広報部」、京都大学の江崎裕菜さん(左)と立命館大学の岡嶋望さん(右)

京都の学生が考える
「京土産」って?

「京都の魅力を伝える活動をしているので、SNSで素敵なカフェやスイーツを紹介することもあります」と同志社大学3年の池田あかねさん。「友達から『このくらいの値段帯で、おいしい店、知らない?』って、よく聞かれます」と立命館大学4年の岡嶋 望さん。「京都学生広報部」の活動とどう関係あるのかは不明だが、20歳過ぎにして、はや食通!? これは収穫の多い土産談義になりそうだ。

池田あかねさん。「京都学生広報部」PRチームのリーダー

実家から通学する池田さん、岡嶋さんとは違い、京都大学2年の江崎裕菜さん、同志社大学1年の西野洋史さんは、ともに大学進学で京都に来た。「京都学生広報部には、京都に詳しい人が多いので、あれこれ聞いてパン屋やスイーツ店を巡っています」という江崎さんと、「伝統のあるものがあちこちにあるので。街を歩いているだけで楽しいです」と話す、西野さん。2人のフレッシュな意見も、談義を面白くしてくれそうだ。

江崎裕菜さんは、チョコレートが大好物

普段使いの商品を京土産に

まず、京都の現役大学生が「京土産」と聞いて、思い浮かぶものは何か。4人に順番に聞いてみる。

池田さん
池田さん
和菓子はもちろん、お漬物や抹茶、あぶらとり紙、最近はバームクーヘンも定番になりましたね(さすがPRチームのリーダー。立て板に水のように、すらすら出てきます!)。私は贈り物が好きなのですが、でも『京土産』といわれるものよりは、日常で自分がいいなぁと思っているスイーツを贈ることが多いです」
岡嶋望さんは、学生にして手土産を持参する律義者
岡嶋さん
岡嶋さん
「僕も池田さんの意見に同意。お土産というか、手土産だよね。僕は実家から通学しているので、両親がいただいた手土産を、運よく頂戴することもあるんだけど。普段使いの品を贈ってくださると、物にもストーリーがあっていいなぁと感じます。だから僕もどこかにお邪魔するときは、手土産を持っていくようにしているんです」
京土産って? 京都にいるからこそ、逆に普段は意識しないという池田さんと岡嶋さん
池田さん
池田さん
「私も友達の誕生日、あと教科書を借りたお礼に手土産を渡すことが多いかな。自分の好きなチョコやクッキーをプレゼントすると喜んでくれるから、贈る楽しさを実感しています」
江崎さんも、帰省のお土産選びが悩みのタネ
江崎さん
江崎さん
「私も友達にプレゼントするのが好きです。けれどもいちばんの悩みは、帰省のお土産選び。一度、何もなしに実家に帰ったら、年下の兄弟に『どうして手ぶらなの?』と怒られたことがありました(笑)。かといって定番商品だと面白くないし。確かに2人が言うように、日常で自分がいいと思うものを贈るのはいいと思います」
西野さんは、大学の近くで帰省土産を調達する
西野さん
西野さん
「僕も故郷に帰省するので、お土産はよく買います。気合いを入れてわざわざ遠出するのではなく、通っている同志社大学の近くで買うことが多いです。そういうものの方が、僕の生活ぶりが伝わって、家族も喜ぶからです」

これが私たちの推し土産!

お話を聞いていると、「普段使い」「日常でいいもの」というキーワードが。では実際、4人が考える「本当に喜ばれる京土産」とはなんだろう。それぞれに披露してもらう。

4人にとっての「京土産」を披露してもらう

1.「鈴木松風堂」の手紙セット&ミニカード

池田さん
池田さん
「柳馬場六角にある『鈴木松風堂』の手紙セットやミニカードです。私、もともと和のテキスタイルが好きで。手紙を送ったり、プレゼントにカードを添えることも多いので、こちらの商品をよく使います。烏丸御池は日常的によく出かけるエリア。『鈴木松風堂』さんにも、よく足を運びます」
池田さんのセレクト「鈴木松風堂」の手紙セットとミニカード

「鈴木松風堂」は1893(明治26)年に京都で創業。紙筒の製造から始まり、今では長く培った紙加工の技術や知識、京友禅の技法で作った型染紙を使って「紙の和雑貨」も販売している。お土産はもちろん、日常使いできる商品も多く、京都人にも評判だ。

左は手紙セット「かいらし箋」(648円)。右は「ミニカード」(324円)
Yahoo!ロコ鈴木松風堂
住所
京都府京都市中京区柳馬場六角下ル井筒屋町409-410

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電話
075-231-5003
営業時間
075-231-5003
定休日
なし
口コミ・写真など

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2.「WEEKENDERS COFFEE」のコーヒー豆

池田さん
池田さん
「あとはカフェ巡りが趣味なので、京都に多い、自家焙煎の個人店によく足を運びます。おすすめは富小路六角の『WEEKENDERS COFFEE』。和風建築の店構えも素敵で、コーヒーもおいしい。焙煎した豆も販売しているので、ぜひ京都土産にどうでしょう」
「WEEKENDERS COFFEE」の「KENYA(200g)」(1447円)は浅煎りのコーヒー。上品でバランスのとれた味わいで、グレープ、シトラスに似た風味も感じられる

2005年に京都・元田中で創業した「WEEKENDERS COFFEE」。2011年からは自家焙煎もスタート、2016年、こちら富小路六角にも店舗を構えた。パーキング奥に突如出現する、和モダンに空間。民家を改装した3畳のスタンド店では、ドリップ、水出し、エスプレッソ系のコーヒーを提供する。豆本来の味を引き出す浅煎りがメインだが、深煎りのグアテマラなどもラインナップ。店頭で約7種の豆を販売する。

Yahoo!ロコWEEKENDERS COFFEE 富小路
住所
京都府京都市中京区骨屋之町560 富小路六角下る西側コインパーキング奥

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アクセス
烏丸駅[12(阪急)]から徒歩約5分
河原町(京都府)駅[11(阪急)]から徒歩約5分
烏丸御池駅[5]から徒歩約9分
電話
075-746-2206
営業時間
月,火,木~日 07:30~18:00
定休日
毎週水曜日
口コミ・写真など

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京都人が贔屓にする調味料を

3.「本田味噌本店」の「一わんみそ汁詰合せ」

岡嶋さんのセレクトは「本田味噌本店」の「一わんみそ汁詰合せ」(1080円)
岡嶋さん
岡嶋さん
「僕がおすすめするのは、地下鉄・今出川駅近くにある『本田味噌本店』の『一わんみそ汁』。江戸時代・天保元年創業の老舗の味噌屋さんの商品です。お椀に割り入れ、お湯を注ぐだけで、香り豊かなお味噌汁の出来上がりです」
「とうふ」(赤みそ汁・2食入り)「油揚げ」(ふくさ汁・2食入り)、「なめこ(赤だし汁・1食入り)」の3種類、5食分が入っている

「本田味噌本店」は、1830(天保元)年の創業。初めは禁裏御所御用達として、もっぱら宮中に料理用の味噌を納めていたが、明治維新の頃から一般にも商いを広げた。長年培われた麹づくりの技と、質のよい京の水が育んだ「西京白味噌」は、京都の料亭をはじめ、家庭でもおなじみのアイテム。また「一わんみそ汁」は、「赤だし」「赤みそ」など自慢の味噌をフリーズドライにして麩焼に包み、「とうふ」「なめこ」「油揚げ」など、それぞれの味噌にぴったりな具材を合わせた商品だ。

京都の老舗の調味料店に興味があると話す岡嶋さん
岡嶋さん
岡嶋さん
「実はこの商品、自分で日常使いしているわけではなくて(笑)。僕は中学生の時に京都に引っ越したのですが、昔から京都に住む友達の家へ行くと『調味料はこの老舗のもの!』と決めている家庭が多いのです。そういうのに、なんか憧れがあって(笑)。もし自分がひとり暮らしを始めたら、西陣の『山中油店』の商品で自炊してみたい。京都人が贔屓にしている調味料も、お土産に最適だと思います」

4.「山中油店」の「玉締めしぼり胡麻油」

こちらも岡嶋さんのおすすめ、西陣「山中油店」の「玉締めしぼり胡麻油」(680円)。炒め物、揚げ物のみならず、冷奴にかけると味のアクセントに

「山中油店」の創業は江戸後期の文政年間で、当初から「油商」を代々の生業に。大きな音やにおいが出る搾油は郊外で行われるため、それを仕入れ、西陣の地で販売してきた。200年の歴史を誇る油の専門店で、今では全国、加えて世界中の高品質な油も揃える。取り扱う商品は幅広く「玉締めしぼり胡麻油」のような和の油から、オリーブオイル、「お手入れ用 純正椿油」まで。創業時の面影を残す建物は、国の登録有形文化財にも指定されている。

Yahoo!ロコ本田味噌本店
住所
京都府京都市上京区室町通一条上る小島町558

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アクセス
今出川駅[6]から徒歩約4分
丸太町(京都市営)駅[2]から徒歩約13分
鞍馬口駅[1]から徒歩約16分
電話
075-441-1131
口コミ・写真など

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Yahoo!ロコ山中油店
住所
京都府京都市上京区下丸屋町508

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アクセス
二条駅[1]から徒歩約14分
二条駅[東口]から徒歩約17分
二条城前駅[1]から徒歩約17分
電話
075-841-8537
営業時間
月~土 08:30~17:00
口コミ・写真など

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京都はチョコ事情も充実。
パンの消費量も日本一!

5.「ショコラ ベルアメール 京都別邸」のチョコレート

江崎さんのセレクトは「ショコラ ベルアメール 京都別邸」のチョコレート
左の2箱は「スティックショコラ」(1本540円)。右が「タブレットショコラ 嵐山ほうじ茶」(756円)。和のモチーフで繊細に仕上げた、手の平サイズの板チョコレートだ
江崎さん
江崎さん
「私のセレクトは三条堺町『ショコラ ベルアメール 京都別邸』のチョコレートです。住むまで気づかなかったのですが、京都ってチョコレート店が多くて。和菓子のイメージが強かったので驚きました。スイーツが好きなので、今はチョコレート店巡りが楽しみです。この渡月橋の景色が刻まれた『タブレットショコラ』は、先日、初めて購入して。年末の帰省のお土産にしたいと思っています」
「嵐山ほうじ茶」の表面には渡月橋周辺の風景が。京友禅和紙を使用したパッケージも華やか

四季を大切にし、日本に合うショコラ作りを目指す「ベルアメール」が、豊かな伝統と国際性を併せ持つ街・京都で開業した「ショコラ ベルアメール 京都別邸」。 日本の風土や季節に合わせ素材を吟味、湿度や温度を徹底管理したアトリエで、ひとつひとつ丁寧に作られるショコラは、味わいだけでなく、パッケージも和テイストな上品なものばかり。お土産やギフトに最適なアイテムが揃う。

Yahoo!ロコショコラ ベルアメール 京都別邸 三条店
住所
京都府京都市中京区三条通堺町東入桝屋町66

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アクセス
烏丸御池駅[5]から徒歩約4分
烏丸駅[13(阪急)]から徒歩約7分
河原町(京都府)駅[11(阪急)]から徒歩約9分
電話
075-221-7025
営業時間
月~日 10:00~20:00
定休日
不定休
口コミ・写真など

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6.「SIZUYAPAN」のあんぱん

「SIZUYAPAN」は「志津屋」が展開するあんぱん専門店。右から時計回りに「WAGURI」「OGURA」「MATCHA OGURA」(各220円〜)
江崎さん
江崎さん
「あとは京都の老舗パン屋『志津屋』のあんぱん専門店『SIZUYAPAN(しずやぱん)』も気になっています。まずは箱も包みも、とにかくパッケージがおしゃれ。『京都のあんぱん』がコンセプトなので、地場の素材も使っています。京都は1人あたりのパン消費量も、日本一だそう。意外な事実を知るたびに、さらに京都への関心が深まります」
小豆でも味、香りが最もよいとされる大納言小豆の粒あんを白パンで包んだ「OGURA」。ほんのり優しい甘さだ

「SIZUYAPAN」は1948年創業、京都発祥のパンチェーン「志津屋」が展開する、あんぱん専門店。宇治の有機抹茶を加えた抹茶パンでゆずあん包んだ「YUZU」など、地元の食材と食文化を結び合わせて、京都らしいあんぱんを販売する。パッケージも凝っていて、手土産向きだ。「SIZUYAPAN KYOTO STATION STORE」など、市内に4店舗を構える

Yahoo!ロコSIZUYAPAN KYOTO STATION STORE
住所
京都府京都市下京区東塩小路町8-3 JR京都アスティロード1F

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アクセス
京都駅[八条口(地下鉄)]から徒歩約0分
京都駅[八条東口]から徒歩約0分
京都駅[八条西口(東側)]から徒歩約2分
電話
075-692-2452
営業時間
9:00〜21:00
定休日
無休
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いつもの商店街でお土産を買う

7.「京菓子司 満月」の「阿闍梨餅」

西野さんセレクトは「京菓子司 満月」の「阿闍梨餅」(108円)
西野さん
西野さん
「僕は『京菓子司 満月』の『阿闍梨餅』を持ってきました。京都土産の定番ですが、僕にとっては日常の延長にあるアイテム。場所によっては、行列しないと買えないこともあるそうですが。僕がよく行く出町桝形商店街の『マツヤ食料品店』では、並ばないでも買えます。とはいえ夕方には売り切れている場合もあるので、早めの来店がおすすめです
丹波大納言の粒あんを、秘伝の餅生地で包み、焼き上げた半生菓子。しっとり食感の皮とあんの絶妙なハーモニーがたまらない。金閣寺の直営店や市内の百貨店などでも購入できる
西野さん
西野さん
「この商店街には、お土産にしたいものがたくさんあって。本当は鯖寿司を丸ごと1本、買いたいのですが、お値段は6000円! 学生の僕には手が出ないです。でもよく考えたら、あまり日持ちしませんよね(笑)。それと以前、商店街の専門店で線香を購入して、お土産にしたこともあります。もちろん実家の仏前で、きちんと手を合わせましたよ」
Yahoo!ロコマツヤ食料品店
住所
京都府京都市上京区二神町165

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アクセス
出町柳駅[6]から徒歩約4分
出町柳駅[出口]から徒歩約4分
今出川駅[3]から徒歩約12分
電話
075-231-9586
営業時間
月,水~日 09:00~19:00
定休日
毎週火曜日
口コミ・写真など

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線香を帰省のお土産にした西野さんに驚く3 人。しかしご先祖さまにも気持ちが伝わるなら、理想の帰省土産だ

私たちが思う、京都の良さ!

さて、京都の土産話がひと段落したところで。なぜ4人は京都の魅力を発信すべく「京都学生広報部」で活動しているのか。大学生から見た京都の魅力について、聞いてみる。

岡嶋さんは、京都の街の構造について語る
岡嶋さん
岡嶋さん
「僕は中学から京都に住んでいますが、大学4年間で、より京都が好きになりました。高校生の時と比べて、ぐっと行動範囲が広くなったから。街の中心部は碁盤の目で直線しかないし、京都盆地は南だけ山がないため、あれこれ調べなくても目的地にたどり着けてしまう。歩きやすくていいですよ。反面、地下鉄の終電が早いことだけは残念だけど(笑)」
池田さんが着目したのは、京都の街の空気感についてだ
池田さん
池田さん
「私は高校入学以来、滋賀の実家から京都に通学しています。京都は建物が低くて空が広い。東京のように世界の流行が集まるような場所ではないけれど、自然が近くて、のんびりとした時間も流れている。便利だけど都会過ぎないのが、京都のいいところです」
江崎さんは京都の意外性に興味津々だ
江崎さん
江崎さん
「私は福岡県出身で、前から関西に進学したいと考えていて、興味のある分野を勉強できるのが、今の大学だったんです。ちょっと『京都学生広報部』の活動から話が離れますが、私、いまパン屋巡りにも、はまっていて。『和=京都』のイメージが薄らいでいくにつれ、ますます京都の街に惹かれていきます」
西野さんは京都の街の歴史に関心を寄せる
西野さん
西野さん
「僕は専攻したい学科優先で、京都への進学を決めました。住んでみたら、街並みは趣深くて、おまけに住みやすく、移動もしやすい。歩いていると日本史の教科書に載っていた寺社仏閣が実在していることに気づき、『本当にあったのか!』と、当たり前なのに驚くことも。あとは鴨川など、自然が近いのもいいですよね」

京都に来たら、こう楽しむべし!

移動のしやすさ、程よい都会感、多様な食文化や街の歴史など。京都の魅力を挙げだしたら、キリがない。最後に「京都学生広報部」の4人に、より京都を好きになれる場所、知れる方法を教えてもらう。

路地の魅力を語る、池田さん
池田さん
池田さん
「京都って、エリアによって雰囲気が違うんです。このあいだ西陣の路地を歩いていたら、家の軒先にずいぶん昔の郵便ポストがあって、それを見ただけで、タイムトリップした気分に。さらに進むと今度は町家が密集したエリアにたどり着く。けれどもまた5分歩くと、現代的なビルが建っているんです。清水寺や八坂神社もいいけれど、なんでもない路地歩きも意外な発見があって、楽しいんですよ」
実は京都には近代建築も多く残っている、と岡嶋さん
岡嶋さん
岡嶋さん
「最近、訪日需要で混雑している京都ですが。まだまだ隠れた名所があります。嵐山も人がすごいですが、『鹿王院』なら紅葉ものんびり観られます。『祇王寺』も由緒がある寺で、紅葉もきれい。祇園も混雑が激しいけれど、その南側の宮川町なら、ゆっくり花街散策もできる。あと実は京都は『1928ビル』など、近代建築も多く残っています」
カフェ・パン屋巡りに、はまっている江崎さん
江崎さん
江崎さん
「私はやっぱり、和だけではない京都の魅力に触れてほしいです。たとえば烏丸御池。オフィスビルが立ち並ぶエリアなので、あまり観光地という感じではありませんが。いいパン屋やカフェが多いので、ぶらぶら散歩をおすすめします」
西野さんがすすめるのは、日本史の教科書を使った京都観光だ
西野さん
西野さん
「僕は観光ガイドに加えて、日本史の教科書を持って歩くと楽しいと思います。通っている同志社大学の周りにも、相国寺や京都御所、聚楽第跡など。教科書に載っている場所がたくさんあります。ああ高校生のとき暗記した場所がここだったのかと、感慨にふけりながら回るのも、きっと面白いですよ」
京都の魅力を語りだしたらきりがない「京都学生広報部」のメンバー。その情報発信力に、今後も期待!

四者四様の京都への思いが溢れたディスカッション。荘厳な寺社仏閣、古い町並みが残る京都は、実は人口の1割に相当する学生が学ぶ、学生の街だ。ゆえに若い世代が、その感性で街の魅力を発信し、新たな京名物を発掘する可能性も。学生が元気なかぎり、京都は日本、いや世界から熱視線を浴び続けるに違いない。

Yahoo!ロコBON BON CAFE
住所
京都府京都市上京区河原町通今出川東入加茂大橋西詰

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アクセス
出町柳駅[4]から徒歩約2分
出町柳駅[出口]から徒歩約4分
今出川駅[3]から徒歩約12分
電話
075-213-8686
営業時間
火~日 11:30~22:00
定休日
月(祝日の場合は火)
口コミ・写真など

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取材・文/岡野孝次 撮影/三國賢一 撮影協力/「ボンボンカフェ」「食堂ルインズ」

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

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グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

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