お酒に合わせて楽しむ大人の「あてパン」専門ベーカリーが谷六に

お酒に合わせて楽しむ大人の「あてパン」専門ベーカリーが谷六に

2018/11/26

大阪の下町情緒が残る大阪市中央区の谷町六丁目、通称谷六エリアは、おしゃれなカフェが集まるグルメな場所に変わりつつあります。そんな谷六に11月13日、パンと一緒にお酒を楽しむ「パン飲み」をコンセプトにしたベーカリー「TANIROKU BAKERY PANENA」がオープンしました。

ラプレ

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谷町筋沿いの「空堀商店街」向かいにオープンした小さなベーカリー

店は地下鉄谷町線・谷町六丁目駅の南端、3番出口から谷町筋をさらに南へ約120メートル進んだところにあります。道をはさんで反対側には、昔ながらの鮮魚店、菓子店、文具店などが立ち並ぶ「空堀商店街」の入り口が見えています。

店構えはいたってシンプル。外観はマットな質感のホワイトをベースに、庇に細めの書体で店名がさりげなくアルファベット表記されています。洋風の窓の腰壁には羽目板が張られ、その前にアロエやサボテン、ソテツなど、トガッた植物ばかりが6鉢並んでいます。住宅街によくある、子どもがキャラクターパンを買いに集まるようなパン屋さんとは一線を画す雰囲気・・・。

店内の客側スペースはパンの棚とカウンターに挟まれて人一人がすれ違うのがやっとですが、狭い空間に焼き立てパンの香ばしい匂いが立ち込めていました。カウンターの奥には店内パン工場が備わっています。

大人を喜ばせるパンがたくさん

コンセプトは「子どもが寝静まってから食べたくなる大人のベーカリー」!

扱っているパンは全部で30種類と、それほど多くはありませんが、どれもこれも個性的なパンばかりです。コンセプトは「子どもが寝静まってから食べたくなる大人のベーカリー」。お酒に合わせて楽しむ大人の「あてパン」「パン飲み」をウリにしています。

オーナーのカラビナフードワークス代表、西川智之さんは「一般的なパン屋には子どもっぽいイメージがあると思いました。そこで反対に『子どもが寝静まってから、夜中に大人がこっそり食べるパン』があってもいいのではないかと考えて、コンセプトをまとめました」といいます。店内では実際にお酒の販売もしているそうです。

「ビールのアテなら」と薦めてくれたのは「パリっとチーズ」(180円)。チーズの入ったフランスパンを平たく延ばした見た目が特徴的です。焼き加減がパリパリのこのパンは、日本酒に合わせてもいい仕事をしてくれるそうです。

ビールのアテにお薦め「パリっとチーズ」(中央右)

ワインとの相性がいいという「ヴァン PANENA」(380円)は、パン生地も赤ワインで仕込んであります。この生地にカシューナッツやクランベリー、サルタナレーズンがたっぷり入っていて、食感や風味を存分に楽しめる贅沢なパンです。

アンチョビとオリーブが入った生地を使う「アンチョビとオリーブのフーガス」(200円)や、バターを包み、岩塩で仕上げた「塩パン」(140円)「ゴボウとポルチーニ茸のフォカッチャ」(360円)など、ほかにも大人の舌を喜ばせる旨味の詰まったパンがたくさん並びます。

「ゴボウとポルチーニ茸のフォカッチャ」
お酒に合わせて楽しむ大人の「あてパン」に
ハード系のパンが多めにそろう

店長おすすめの「手捏ねのくるみパン」はカリフォルニアでグランプリ受賞の自信作!

店長・製造責任者は、ベーカリー業界の経験が豊富な横田和季さん。一番のおすすめを尋ねると「一つ選ぶのは難しいが、やはり『手捏ねのくるみパン』でしょうか」と答えてくれました。生くるみの甘さや香ばしさを最大限に生かしたこのパンで、横田さんは2014年の「カリフォルニアくるみ製パンコンテスト」グランプリを受賞しました。

コンテスト受賞歴もある自信作「手捏ねのくるみパン」

横田さんは「店長を務めるのは初めてです。メニュー構成からやらせてもらっているので、責任感を持っていいお店にしたいと思っています。谷六は激戦地なので負けないようにがんばります」と意気込みを語ってくれました。

店長・製造責任者の横田和季さん

西川代表は「半年くらい経って店が軌道に乗ってきたら、店内に立ち飲みスペースなどもつくりたいですね」と、すでに次なる展開に期待を膨らませていました。

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大阪・関西を中心に、新しいお店、イベントなどの取材活動を行っています。地域ニュースサイト「梅田経済新聞」「なんば経済新聞」「大阪ベイ経済新聞」も運営しています。

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