名物カレーはランチ限定。濃すぎる三姉妹が営む大阪の名喫茶

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出張先でほっと一息。ごはんがおいしい喫茶店〜札幌・名古屋・大阪・福岡〜

2018/11/30

名物カレーはランチ限定。濃すぎる三姉妹が営む大阪の名喫茶

大阪は肥後橋エリアにある「PUB People’s」。実はコチラの喫茶店、ランチに加え、歌声喫茶、そして夜のパブタイム……と、3つの顔を持つお店なのです。加えてランチにはおいしいカレーが食べられるということで要注目のお店。普段使いはもちろん、出張時に訪れてみるのもおすすめですよ!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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ランチは「マレーシア・スープカレー」で一本勝負!

ランチタイムに10食限定でサーブされるマレーシア・スープカレー。スパイスの香りがガツンと鼻から抜ける本格派な一杯だ
梅田から一駅という立地にある肥後橋駅周辺。高層ビルが立ち並ぶオフィス街ゆえ、出張族なら見覚えのある方も多いエリアかと

大阪は肥後橋エリア周辺にお店を構える「PUB People’s」。コチラのお店は、昼時になるとランチをサーブ、日中は歌声喫茶(木・土曜日限定)、夜にはパブへと姿を変える、トランスフォーム型の名物店なのです。3つのパートを切り盛りするスタッフはそれぞれ別で、姉妹だと言うから驚きです。

肥後橋駅から徒歩5分の立地に居を構える「PUB People’s」。レトロな外装が魅力的だ

お店を営むステキなお三方がコチラ!

長女・整子さん:歌声喫茶担当

木曜日14:00~16:00、土曜日18:00~21:00、最終日曜日13:00~16:00に限定オープンしている歌声喫茶を切り盛りする長女の整子さん
「PUB People’s」歌声喫茶担当・整子さん
「PUB People’s」歌声喫茶担当・整子さん
「ピアノ暦は70年近くなるかな。音大生だった1950年〜1960年代は難波の『どん底』、梅田の『こだま』なんかで、ピアニストをしていたこともあるんです。姉妹でやっていた、北新地の『びぃでびぃで』でもピアノを担当していたので、その延長ってカンジですかね。夜のパブタイムにはカウンターに入って接客もしているんですよ」

次女・純子さん:ランチ担当

11:30~13:00までのランチタイムを切り盛りする次女の純子さん
「PUB People’s」ランチ担当・純子さん
「PUB People’s」ランチ担当・純子さん
「マレーシア・スープカレーは、このお店に来てくれていたマレーシア人の常連客から教えてもらって作り始めたんです。私は、マレーシアには行ったこともなくて、東南アジアならタイの方が好きなんやけどね(笑)。それでも、お客さんからは結構評判がイイんでやめるわけにもいかず、のんびり続けさせてもらってます」

三女・具子さん:パブ担当

18:00~23:00までのパブタイムを切り盛りする三女の具子さん
「PUB People’s」パブ担当・具子さん
「PUB People’s」パブ担当・具子さん
「ずっと、北新地でお店をやってましてね。歳も歳やし老後は三人で静かに楽しくやりたいなぁ~って。それで、姉妹そろって肥後橋に移動してきたんです。自分らがやりやすいように役割を分けていったらこんなカンジになりましてね。私はパブがメインなんですけどね、姉がやってるランチタイムの手伝いもしてるんですよ」
かつて三人で切り盛りしていた北新地の「びぃでびぃで」時代や「PUB People’s」の懐かしい写真がズラッと並ぶアルバム
次女の純子さんと三女の具子さんの軽妙な掛け合いも、「PUB People’s」魅力のひとつ

長年酒場を見守り続けてきた3人が営むお店ゆえ、酒場での作法や昔話など、ためになるトークが満載。社会勉強に行く気持ちで訪れてみるのも、おすすめです。

\おすすめポイント その1/
マレーシア・スープカレーが絶品

盛り付けも華やかな、「マレーシア・スープカレー」(600円)

3つの顔を持つ不思議な店で、その魅力をさらにディープにしているのが、ランチ限定の超本格的マレーシア・スープカレー。群雄割拠のカレー激戦区・大阪でダークホース的な存在です。たっぷりボリューミーな仕上がりがニクい。

トッピングに使用するキノコのソテー。じっくり低温で炒めるのがポイント
食べ進めるうちに味変できるっていうのもコチラのカレーの魅力。ココナッツミルク(写真左)や生姜シロップ(写真右)をお好みで

「素人の主婦が作ったもんやから、あんまり期待したアカンで!」と、次女の純子さん。そんな言葉とは、裏腹にサーブされるマレーシア・スープカレーは本格派。ルーにはおよそ10種のスパイスを使用、トッピングには手羽元やキノコ類、フレッシュ野菜にゆで玉子といった豪華な品がズラリ。それに加えて、甘めの味付けが辛味を和らげてくれる玉ねぎのピクルスとバゲットまでセットになって、値段はなんと600円!

トッピングとの相性はもちろんだが、スープ状のルーゆえ、ライスにもよく絡む

先日、仕事仲間と三人でフラッとパブタイムに訪れたことがキッカケで、初めてランチを楽しんだというお客さんに、感想を伺ってみました。

ランチタイム初来店のコウジさん
ランチタイム初来店のコウジさん
「近所で働いているので、ランチもやってるなら……!と、訪れてみたんですが、驚くほどに本格的でびっくりしました。値段もかなりリーズナブルなのがうれしいですよね。早速ここのカレーのファンになったので、出張で来阪したお客さんたちにも薦めていこうと思っています」

たしかに、スプーン片手にかきこめるカレーは忙しい出張時にもぴったり。ちなみに、大盛りはプラス100円だが「見栄えが悪くなるし、もったいないから、少しごはん多くしてあげるわ」と、純子さん。大阪らしい心遣いに触れられるのも、コチラのお店のイイところ。ちなみに、マレーシア・スープカレーは限定10食ゆえ、打ち合わせ前など、早めの時間に訪れるのがおすすめですよ。

\おすすめポイント その2/
 歌声喫茶でリフレッシュ!

木・土曜と毎月最終日曜に開かれる、歌声喫茶。店外にも心地よいピアノの音色と歌声があふれている
ピアノは長女の整子さんが担当、木曜日は歌声喫茶の常連だったという前島さんが司会進行を勤めている。この店での開催が基本だが、大阪の高槻や九条あたりに出張することもしばしばあるんだとか

カラオケとは楽しみ方が違う歌声喫茶。ひとつの歌をみんなで歌うことで生まれる連帯感が人気で、年配の方を中心に、再びブーム到来の兆しが。大阪にも数店舗あり、「歌声喫茶 People’s」はその代表格として長女の整子さんが切り盛りしています。曜日限定開催ながら、毎回20名以上が参加するそう。

曲のラインアップは童謡に叙情歌、フォークに歌謡曲と豊富にスタンバイ

大声で歌うことでストレス発散できることはもちろん、アットホームな雰囲気で、お客さんと交流できるっていうのもうれしいポイント。来店の際は予約も可能だが、飛び込みも歓迎というスタイル。それゆえ、出張時の空き時間にフラッと訪れてみるってのもディープでおすすめです。

木曜司会・前島さん
木曜司会・前島さん
「歌声喫茶と聞くと、ハードルが高いように感じる方も多いかもしれませんが、井上陽水さんの『少年時代』みたいなポップスを歌うこともあるので、気軽に訪れてみてくださいね。」

\おすすめポイント その3/
夜のパブタイムも充実!

北新地時代に鍛えた、三女の具子さんのトーク力は界隈(かいわい)随一
ビールやウイスキーはもちろんリキュールも豊富にスタンバイ

「PUB people’s」を語る上で外せないのが、夜のパブタイム。10代から北新地で酒場にたち続けてきた三女の具子さんが繰り出すトークはもちろん、サーブされる酒類も丁寧な品ばかり。事前に連絡を入れて食材を持ち込めば、簡単なアテをサクッと作ってくれるそうなので、小腹が空いている場合は一報入れてみるのもアリかも知れません。

空き時間を見て、気になるパートに訪れてみよう!

かつて三人で切り盛りしていた「びぃでびぃで」のテレホンカード。味のあるタッチで描かれた三姉妹のイラストが素敵

ランチに歌声喫茶にパブにと、見どころ満載。そして、なんと言ってもいつ何時もゴキゲンであけすけなトークを繰り出してくれる、三姉妹が「PUB people’s」の一番の魅力です。いずれのパートに訪れても、満足必至の名店ゆえ、カレー好きや歌好き、飲んべえならずとも、大阪へ訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください!

Yahoo!ロコPUB people’s
住所
大阪府大阪市西区京町堀1-7-19

地図を見る

アクセス
肥後橋駅[7]から徒歩約3分
本町駅[28]から徒歩約6分
淀屋橋駅[13(OsakaMetro淀屋橋駅)]から徒歩約7分
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材・文・写真=ロマン 構成・編集=堀 俊夫(クエストルーム)

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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