徹底的に大阪産!阿倍野にオープンした大阪すぎる居酒屋

特集

旅先で食べたいご当地の食材。地産地消グルメ

2018/12/07

徹底的に大阪産!阿倍野にオープンした大阪すぎる居酒屋

人気急上昇中のスポット・阿倍野で2018年11月2日にオープンしたばかりの居酒屋「オオサカ堂」。大阪産の食材にこだわったメニューは珍しいものも多数そろえ、地元民だけでなく観光客の好奇心もおおいにくすぐります。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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大阪のおいしいもんを知ってほしい!

ある企業とのコラボで生み出された大阪産の牛肉。詳細は後ほど……

さて、みなさん(浜村淳さんの口調で)、大阪産と聞いて、真っ先に思い浮かぶ食べ物はなんでしょう。たこ焼き? お好み焼き? 串カツ? いやいや、それは大阪名物であって、大阪産とはちょっと違いますね。実は大阪産の食材というのは結構な種類がありまして、今回は、地元民でも知らないような大阪の味を堪能させてくれる居酒屋「オオサカ堂」におじゃましました。せっかくの大阪旅、ちょっとディープなご当地メニューを味わうのも醍醐味(だいごみ)ですよね。

大阪産食材への愛から店を立ち上げた小山さん。ムーディーなええ声は、ぜひお店で確かめてください

店主の小山尚士さんは、阿倍野の居酒屋「創作酒房 十六夜 二丁目」で修行の後、食品卸の業界に転職。その後、「自分の店を持ちたい」という目標に向けて準備を進め、今年の11月2日、ついにご自身の店である「オオサカ堂」をオープンしました。なお、まだどこの取材も受けていないということで、なんと今回、Yahoo!ライフマガジンがメディアデビューをいただいてしまいました!

食材だけでなく、もちろん店主も大阪産。さかのぼること30年前、8歳の小山少年。見てください、このおいしそうに食べる顔! この頃からすでに食への探究心が旺盛だったとうかがえます
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「子どもの頃からとにかく食べることが大好きでしたね~。『十六夜』は大阪でも指折りの魚がおいしい店として有名ですが、そこでさまざまな料理を覚えたことがオオサカ堂のベースになっています。プレオープンのときはマスターもお祝いに来てくれてうれしかったですね」
あべのハルカスがそびえる繁華街から路面電車で少し進むと周囲はすっかり下町に

近鉄線大阪阿部野橋駅、地下鉄天王寺駅から直結の路面電車・阪堺線で3駅の東天下茶屋駅を下車。そこから少し北方面に進んだところに「オオサカ堂」はあります。中心街は近年、再開発でたいへん盛り上がっていますが、こちらのお店周辺は、いたって静かな住宅街。初めての街でローカル感たっぷりな路地に踏み込んだワクワク感とともにお店を探してみてください。

シンプルでおしゃれな外観。暖簾(のれん)がなく、入り口右隣の看板が目印。見逃し厳禁
カウンター10席ながら狭苦しくなく、ゆったり飲める造り

あなたは知っているか!? 大阪産食材の数々

知っているようで知らない大阪産食材。海のものから山のものまで種類も豊富

お店のコンセプトである大阪産の食材ですが、上の写真は、ほんの一部。ちなみに内容を紹介すると、右上の玉ねぎは小山さんの地元の後輩が作られたもの。その下は、国産大豆&無農薬にこだわる「まるしん」の豆腐。その左隣は大阪湾で揚がったアナゴとタコ。その上は、富田林にある谷川養鶏のなにわワインたまご。ざっとご紹介しただけでもこのラインアップ。大阪産食材の奥深さを知っていただけたのではないでしょうか。

「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「はっきり言って、うちの店ぐらい大阪産の食材にこだわっている店はないと思います。『大阪にもおいしい食材やお酒がたくさんあることを知ってほしい』というのが店を始めた大きな理由。店の準備期間中、徹底的にリサーチしていたものが、やっと形になりました」

\調味料まで大阪産/

さまざまなメニューで使用されている醤油は、元禄2年(1689)創業、堺の「糀屋雨風」の「泉州うまくち醤油」
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「この醤油、スーパーなどでは、まずお目にかかれないレアなものです。大阪産の醤油はいろいろ探しまくったのですが、旨味、マイルドさが素晴らしくて、うちの料理には、もうこれしかない!と思いました」

\大阪の珍しい地酒も!/

大阪の地酒の数々。左から大門酒造の「静香」、秋鹿酒造の「摂州能勢」、西條合資の「天野酒」、國乃長の米焼酎。これもほんの一部です
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「オオサカ堂」店主・小山尚士さん
「どのお酒もおいしいのですが、焼酎好きな方には、ぜひ『國乃長』をおすすめしたいです。大阪で造られている唯一の米焼酎なのですが、とても口当たりが良くて、すいすいと飲み進められます。すっきりした味わいは一度飲んだらくせになりますよ」
國乃長推しのオオサカ堂では、焼酎とともに生ビールも提供。実は、國乃長は大阪で初めて地ビールを醸造した会社でもあるのです

お酒が大阪産なら、ソフトドリンクももちろん大阪産。写真のもの以外にも「大阪名物みっくちゅじゅーちゅ」「大阪名物レーコー(アイスコーヒー)」などがスタンバイしています。

左からカタシモの「ひやしあめ」、能勢酒造の「ノセミネラルソーダ」「能勢ジンジャーエール」、大川食品工業の「大阪サイダー」

骨の髄まで大阪を堪能、オオサカ堂の3品!

「大阪梅ビーフの網焼き」

梅酒でおなじみの「チョーヤ」と協力して生み出された「大阪梅ビーフ」。梅酒を漬けた後の漬け梅を食べた牛の肉は柔らかでジューシー、脂の乗りも絶妙です。網焼き(680円)は、わさび&塩でシンプルに

「なにわワインたまごのだしまき」

ワインの製造過程で出るぶどうの絞りカスを使った飼料を食べた鶏が産む「なにわワインたまご」のだしまき(480円)。黄身の旨味は焼いて閉じ込めることで、さらに濃厚に

「箱作漁港直送! エイ肝の生レバー」

大阪の南端・阪南市の下荘漁港で揚がったエイの肝(480円)を生で。ごま油と塩、薬味でいただけば、またたく間にお口の中でとろけます。希少メニューなので、ありつけた人はラッキー
せっかくなので寄りのショットも。どうですか、このツヤ! しずる感とは、このことや!

「大阪名物 満月ポン」

大阪を代表する駄菓子「満月ポン」も5枚50円でスタンバイ。少し甘めのしょうゆ味は関西人の心のふるさと

オオサカ堂の魅力、教えてお客さん!

阿倍野筋沿いの立呑バー「青空食堂」で間借りカレー「堕天使かっきー」を営んでいるかっきーさん(右)と友人のサチコさん
かっきーさん
かっきーさん
「前からウワサは聞いていたのですが、今日やっとお店に来ることができました。僕もカレーの食材に魚を使うことがあるのですが、エイやフカをこんなにお手軽に食べさせてくれるところは、他にないと思います」
サチコさん
サチコさん
「食べ物もですが、お酒やソフトドリンクにもこんなに大阪産があるんだなって勉強になります。お店の雰囲気もカジュアルで、とても居心地がいいです」
阿倍野区のお隣、東住吉区で自動車整備会社を営まれている大久保さんと奥さまのサオリさん
大久保さん
大久保さん
「実は、店主の小山さんとは幼馴染みです。食べに来るのは今日で4回目。魚好きなので、大阪の魚をいろいろ食べさせてくれるのがうれしいですね。他にも知らなかったような食材をたくさん教えてくれるので、何度でも通いたくなります」
サオリさん
サオリさん
「私は締めに食べた焼きそばがすごくおいしかったです。お値段も財布に優しいので、ついいっぱい食べてしまいました(笑)」
アットホームな雰囲気の店内。小山さんとのおしゃべりを楽しみながら、じっくり大阪メニューを味わおう

新オープンのオオサカ堂、大阪観光の際にはぜひ、立ち寄っていただきたいお店です。今回ご紹介したメニュー以外にも、「岸和田産しらすピザ」「犬鳴ポークの唐揚げ串」「泉たこのスモーク」などなど、本当は、まだまだお伝えしたいものが盛りだくさん! ぜひ、路面電車の風情を楽しみながら、極上の大阪産を味わいに足をお運びください。

取材・文=伊東孝晃(クエストルーム) 写真=櫟原慎平

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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