家事えもんこと松橋周太呂が教える100均グッズ大掃除の裏技!

2018/12/28

家事えもんこと松橋周太呂が教える100均グッズ大掃除の裏技!

今年の大掃除は、100均グッズをメインに使って、簡単&キレイにやってみませんか? 家事えもんこと松橋周太呂さんが、おすすめの100均グッズとそれを使った掃除テクニックをご紹介。1年の汚れをしっかり落として、気持ちいい新年を迎えましょう!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

大掃除に必要なアイテムが100均で結構そろっちゃう!

100円ショップにはたくさんの掃除グッズがあり、便利なものが安価で手に入ります。また、歯ブラシを使った汚れ取りに代表されるように、本来の用途とは違っても、アイデア次第で優秀な掃除道具として使えるものもたくさん。ここでは、著名な掃除マニアを招いて、大掃除で活躍間違いなしの100均グッズを使った掃除方法を紹介します。

\便利な100均グッズ&掃除テクを紹介してくれるのはこの人!/

家事芸人としてメディアに引っ張りだこ。“家事えもん”こと松橋周太呂さんが登場
松橋さん
松橋さん
「みなさんこんにちは。100円ショップのアイテムをフル活用して、効率良く大掃除をしましょう!」
松橋周太呂(まつはし しゅうたろ)

松橋周太呂(まつはし しゅうたろ)

芸人

キッチン編

油汚れは浸け置きでキレイさっぱり

油汚れなど、頑固な汚れが付きやすいキッチン
用意するのはすべて税込108円

【用意するもの】※すべて108円
「裏毛付きでサッと脱ぎはめ(ダイソー)」
「多目的クレンザー 150g(ダイソー)」
「重曹300g(清掃用)(キャンドゥ)」
「ねんどのし棒へらセット(ダイソー)」
「OXI WASH 120G(キャンドゥ)」

まずは、いつの間にか水垢が付いて、かつての輝きを失ってしまったシンク

スポンジでなくゴム手袋を使う

松橋さん
松橋さん
「油汚れや焦げ、水垢に効果的なクレンザーはスポンジを使う人が多いですが、スポンジの代わりにゴム手袋を使ってみましょう。クレンザーが中に吸収されてしまうスポンジだと、研磨剤の効果を引き出せず、さらに洗剤もたくさんの量が必要に。でも、防水であるゴム手袋ならクレンザーを吸収しない分、少量で大きな効果を発揮します」
「しかも、クレンザーでしっかり磨くと水弾きが良くなるので、汚れ防止にもなります」(松橋さん)
クレンザー&ゴム手袋のコンビで、シンクに輝きが戻った

\この100均グッズに注目!/

キッチン周りの器具を掃除する際には「重曹」と「酸素系漂白剤」が活躍する
松橋さん
松橋さん
「コンロの五徳(ごとく)や換気扇のファンなど油汚れが付きやすいものは、酸素系漂白剤と重曹を溶かした50〜60℃のお湯に、1〜2時間浸け込みましょう。『混ぜるな危険』とよく聞きますよね? 洗剤を混ぜるのはダメなイメージですが、それは塩素系と酸性のものの話。今回の酸素系漂白剤と重曹は同じアルカリ性で、混ぜても有毒ガスが発生しません。それどころか、重曹を酸素系漂白剤に混ぜるとアルカリ性が強まるので漂白効果がアップ! 混ぜる割合は、使う洗剤の表記に従って入れますが、目安としては、お湯4〜5リットルに対してなら、酸素系漂白剤30〜40g、重曹(セスキ炭酸ソーダでも)は大さじ1ほどです」
シンクに栓をして直接浸け込むのもいいが、サイズが自在な、ビニール袋を張ってお湯をためる方法がおすすめだという。頑固な汚れが付きやすいレンジフード(キッチンの換気扇)の中身もガンガン入れてしまおう

\1時間で汚れが浮かぶ!/

1時間も経てば汚れが浮かんで水が濁る。絶大な効果を実感

スポンジの代わりに使用済み歯ブラシでも

松橋さん
松橋さん
「酸素系漂白剤をお湯に溶かすと、活性酸素が発生して焦げや汚れをブクブク浮かしながら、油汚れやタンパク質を分解。除菌と消臭もしてくれます。2時間ほど経過したら、普段通りスポンジなどでゴシゴシ洗って終了。スポンジの代わりに使い古した歯ブラシを使うのもいいですね。毛を短くハサミで切ると、より頑固な汚れ落としに使えます。切るときは毛が飛び散るのでゴミ箱の中で!」

\手強い汚れにはコレ/

そして、スポンジや歯ブラシでも取れない手強い汚れの場合は「粘土工作に使うへらセットが使えます」と、松橋さん。今回ダイソーでゲットしたものなら、のし棒(左)にへらを収納できてとても便利
松橋さん
松橋さん
「へらは、ハウスクリーニングのプロも使っている『名機』なんです。でも、プロ用のへらをわざわざ手に入れるのは大変なので、100均で売っている粘土用で代用します。軟らかすぎず硬すぎず絶妙。100均では、いろんな形状のものがセットで販売されているので、1セット持っておけば手強い汚れを落とすのに効果的です!」
「2時間ほど浸け置き。残った汚れをへらで取り除き、簡単なこすり洗いで、1年間の汚れがこんなにキレイに!」(松橋さん)
松橋さん
松橋さん
「サイズが自在なビニール袋のもう一つの利点は後片付けが楽チンなところ。袋の底に切り込みを入れることで、汚れた水を排水溝にそのまま流せて周りが汚れず、後は袋を捨てるだけですから。シンクのサイズが浸けたいアイテムと合わなかったら、ダンボール箱をシンクに見立ててビニール袋を張り、浸け置きするのもいいですよ」
全体的に黒ずんでいた換気扇の網(左)が浸け置き&こすり洗いで新品同様に(右)。驚くほど簡単に汚れが落ちた

トイレ編

トイレ用でない塩素系洗剤を使ってみよう!

トイレの汚れといえば縁の汚れが最大の敵といっても過言ではない
松橋さん
松橋さん
「『便器の掃除で、(汚れを削って落とす)クレンザーや、塩素系洗剤は使っちゃダメ』と、聞いたことがあるかもしれません。まず塩素系洗剤についてですが、大手メーカー各社が、塩素系のトイレ洗剤を普通に販売しているので基本的には使えます。次にクレンザーですが、一概に『使ってよし!』とは言えません。便器の種類によっては特別な防汚コーティングがされていることがあり、それを剥がしてしまったり、一時的に汚れが落ちても表面を傷付け、次から汚れが付着しやすくなることがあるからです。なので、できればトイレ用洗剤と軟らかいブラシやスポンジで掃除し、お手入れしていくのが理想的です」
お風呂用などでよく見かける塩素系洗剤を使用。そして、ガムテープの使い方も気になる

【用意するもの】※すべて108円
「カビとりスプレー(ダイソー)」
「裏毛付きでサッと脱ぎはめ(ダイソー)」
「布テープ(キャンドゥ)」
「多目的クレンザー 150g(キャンドゥ)」

松橋さん
松橋さん
「トイレ用洗剤と軟らかいブラシでの掃除が理想的ですが、目立つ黒ズミがすでにたくさんあって、どうしても掃除をしたい場合は……。まず塩素系洗剤で除菌、漂白してみる。汚れがただの黒ズミの段階なら菌が原因なので、これでかなりキレイになります。それでも落ちない場合は、尿などの成分と水垢や菌が混ざって硬い石のように固まっています。その場合、特殊なコーティングがされてない便器や古めの陶器のトイレであれば、クレンザーなどの研磨剤で削ってしまうのもいいと思います。ただしその際は、便器の説明書の注意書きや、素材の確認をしっかりしてから行いましょう!」

\ガムテープを手袋代わりに/

ガムテープを簡易手袋として使うことで、トイレ掃除が効率化できるという
松橋さん
松橋さん
「『一度でも便器に触れたゴム手袋は捨ててしまいたい』という人は、ゴム手袋の代わりに、簡単に自作できる『ガムテープ手袋』を使うのはいかがでしょう? 使用後は捨ててしまえばいいので経済的&衛生的!」

使うのは紙のガムテープではなく、『布タイプ』などと書かれたビニールのようなコーティングがされているもの。このガムテープはゴム手袋と同様にクレンザーを吸わないので、手が汚れないのと同時に、表面に研磨効果を作用させられるなど洗剤を節約できる。

便器の縁裏にトイレットペーパーを貼り付け、そこに塩素系の漂白剤スプレーをかけて湿布する
松橋さん
松橋さん
「トイレットペーパーは1か所に1枚貼ってあれば十分です。それに、多く使いすぎると詰まりの原因になります。ダブルのロールの場合は、シングル状態にしてから貼り付けましょう!」

※塩素系洗剤を使う際は、使用方法をよく確認しましょう。

松橋さん
松橋さん
「塩素系の漂白剤スプレーでの湿布は、黒ズミや臭いの原因を除去するのに最適です。トイレ掃除なら必ず使いたいのがゴム手袋ですが、着脱しづらいのがタマにキズ。そこで考案したのが、防水性の高いガムテープを重ねて作る簡易手袋なんです。これなら、使った後はゴミ箱にそのまま捨てればいいわけです」

※もちろん注意書きや素材などの確認は怠らないようにしましょう。そもそも「混ぜるのが危険」だったり、「塩素系が使えない場所には使用しない」であったり、基本は押さえてください。

トイレットペーパーに染み込んでいるので、漂白剤が垂れてしまうことがない。長時間洗剤を付けておけるテクニック
松橋さん
松橋さん
「今回使用したのはお風呂用の塩素系洗剤ですが、キッチン用などをトイレで使ってもいいと思います! キッチン用かお風呂用かなどで洗剤の配合は多少異なりますが、それらをトイレで使っても、除菌と漂白の効果がそれなりに期待できます! トイレ用の塩素系洗剤を使うのが最適ですが『100均だけで済ませたい』という人は、お風呂用をほかのところにも使用するなど、裏技的に使うのはありだと思います!」
20分〜1時間ほど湿布して流せば、縁裏の黒ズミがすっきり
松橋さん
松橋さん
「クレンザーで磨く場合は、ゴム手袋を装着した上で、先ほどのガムテープ手袋のテープ表面を使って、クレンザーで黒ズミの気になる部分、縁裏などを磨きます。使用後はガムテープ部分だけ捨てましょう」

浴室編

お風呂の難敵・カビ退治は、天井を掃除することで今後の掃除回数を減らせる!

お風呂汚れといえば何といってもカビ
ここではカビ対策に重点を置いた掃除法を紹介

【用意するもの】
「カビとりスプレー(ダイソー)」(108円)
「伸縮式フローリングワイパー(ダイソー)」(324円)
「新ピーチキッチンタオル2R(キャンドゥ)」(108円)
「バススクイージー(キャンドゥ)」(108円)

\フローリングワイパーが大活躍/

多くのご家庭の床掃除を任されている伸縮式の「フローリングワイパー」

フローリングワイパー&キッチンペーパーの最強タッグ

松橋さん
松橋さん
「こちらは『100円ショップにて300円で売っていた』伸縮ハンドル(企画的にギリギリセーフ?)。本来は床を拭くためのグッズなのですが……」
絶妙に届きづらい浴室の天井がしっかり拭き掃除できる
松橋さん
松橋さん
「カビは湿気のある場所に集まるので、湿気が残りやすい天井はその温床。黒ずんでいなくても、水滴の跡などに少しでもカビはいて、乾燥する過程で胞子を飛ばします。その数は一晩で1万とも言われていますが、月に1回でも天井を拭いてあげることでカビづらくなり、掃除回数をグッと減らせます! 伸縮ハンドルに専用のウエットシートではなく、キッチンペーパーを装着して塩素系漂白剤を吹きかけます。このとき必ず、胸よりも下でスプレーします。塩素系漂白剤を含んだキッチンペーパーで天井を拭き取り、洗剤を行き渡らせます。20〜30分放置して、最後に水を含ませたキッチンペーパーで2〜3回しっかり塩素系漂白剤を拭き取ります。洗剤の注意書きをよく読み、換気はもちろん、目に入ったり吸い込んだりすると危険なので、マスクとゴーグルを装着すること。花粉対策ゴーグルで代用でき、こちらも100円ショップで手に入りますよ」
掃除とは違い、カビの予防(表面のカビを死滅させる)に道具は不要。お風呂上がりに、カビが生えそうな場所に高温のお湯をかけるだけ

カビ予防は至近距離で熱湯を

松橋さん
松橋さん
「カビは45℃以上で死滅します。カビ予防の方法は、50℃のお湯を5〜10秒、週に1回程度でいいので、カビが生えやすい場所にかけるだけです。その際、遠くからかけると狙った場所に届くまでに温度が下がってしまうので、至近距離でかけるのがポイント。最後は、バススクイージー(水切りワイパー)で水気を切って完了です」

\大掃除完了/

「いかがでしたか?」(松橋さん)

最後に

松橋さん
松橋さん
「しっかり汚れを落とすのは大掃除の前提ですが、いかに効率的にするかを考えることも大切。今回ご紹介したテクニックを、年末の大掃除にぜひ活用してくださいね!」

※商品価格はすべて税込み。掲載商品は取材時点のものであり、取り扱いが終了する場合があります。


取材メモ/松橋さんは「掃除のプロではないです(笑)」とおっしゃっていましたが、掃除テクや100均グッズのアイデアが次々と飛び出し、とても勉強になりました。今回教えてもらった掃除テクニックを駆使して、今年こそは自分も、キレイな部屋で年を越す所存です。

取材・文=井上良太(シーアール)、動画・写真=culture

\ここでも100均グッズが大活躍/

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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