知る人ぞ知る! もちもち×とろとろ新食感カレーパン/大阪

特集

【特集・第1回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 カレーパン編 〜

2019/02/01

知る人ぞ知る! もちもち×とろとろ新食感カレーパン/大阪

大阪の住宅街に店を構える「カレーパンR」。もっちり生地にとろとろカレールーが絶妙なんです!(「TOKK」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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手作りで生み出される不思議な食感の生地と、柔らかカレールー

住宅街に、突如看板が

大阪市鶴見区の放出駅から10分ほど歩くと、ひょっこり姿を現すのはカレーパン専門店の「カレーパンR」。住宅街にあり、営業時間も木~土曜の14:00~19:00のみで「知る人ぞ知る」「巡り合える機会が少ない幻のカレーパン」などとして、界隈を賑わせています。

オーナーの平山陽子さん
笑顔がとってもキュート

そんな「カレーパンR」を切り盛りするのは平山陽子さん。軽快なトークと、愛嬌のあるお人柄にファンも多数。2010年にお店をオープンさせてから生地やルー作りの調理に加え接客など、すべてお一人でこなしています。

ころっとしたフォルムのカレーパンたち
オーナー 平山さん
オーナー 平山さん
「カレーパンが好きで、昔からよく作って友人に振る舞っていました。お店をオープンする前は、ずっと会社で経理事務の仕事をしていたんです。ですが、リーマンショックの影響で、そうもいかなくなって。再就職も考えたんですが、誰もやっていないことをやろうと思ったんです」

そこで、手間がかかるカレーパン専門店をはじめることを、あえて選んだのだそう。

平山さん
平山さん
「カレーパンってものすごく手間がかかるんですよ。だからこそ、皆嫌がって、やらないだろうって。ほら、競合店があったりしたら、小さいお店は負けちゃうでしょう(笑)。だから皆は作るのを嫌がるけど、私は好き、そんなカレーパン専門店を選びました」
「レギュラーカレーパン」(160円)、「ウィンナーカレーパン」(180円)、「スジ肉カレーパン」(200円)いずれもルーは共通、辛さ度★★☆☆☆

そんな平山さんのカレーパンはこだわりたっぷり。定番の「レギュラーカレーパン」をはじめ、「スジ肉カレーパン」などのメニューが用意されているのですが、基本的に販売する商品は「揚げ置き」をしないんだとか。

平山さん
平山さん
「揚げたてアツアツでもっちりとしたカレーパンを食べてほしくって。その方がルーも柔らかくて美味しいんですよ。もちろん、急いでいる方や熱いのが苦手な方のために、少量ですが揚げておいたものも用意しています」
注文・提供は窓口から
手にも伝わるホカホカ感!

揚げたてが欲しい人は少し待てばアツアツの商品を提供してもらえます。揚げたてのカレーパンは、「もきゅっもきゅっ」とした歯ごたえを感じられる不思議な食感。決して固くはないのですが、しっかりとした噛みごたえのもっちり生地は、まるでピザ生地のよう!

平山さん
平山さん
「お客さんには、よくそんな風に言っていただけますね。食感の秘訣は……手作りだからかな? 粉の配合を変えていく内に辿り着きました。配合的に、生地がかなり破けやすいのでロスは出てしまうんですが、この食感を出せるので、そうしています」
見よ! このもっちり感! そして、あふれんばかりのルー!

揚げたてもちもちの食感が評判の「カレーパンR」ですが、ルーにも注目してみてください。通常のカレーパンに比べて、ものすごく柔らかいんです! がぶっとかぶりつけば、たっぷり入ったルーが飛び出してくるので要注意! カレーライスにかけるような柔らかいルーが、そのままパンに入っているかのようで、とろとろ感に、驚くこと必至です!

平山さん
平山さん
「お客さんには『このカレーパンの中にご飯を入れたい』とか、『ご飯にかけたいからルーだけで売ってほしい』なんて言われたこともあるんです。そして、昔は売ったこともありました(笑)」
カレールーをたっぷり包んだパンは、ずっしりとした佇まいで、もはや貫禄すら感じます

手作りのルーにはたくさんのタマネギやひき肉、クミンなどのスパイスのほか、隠し味でなんとコーラも配合しているんだとか! この隠し味が、ルーにコクが生まれるポイントだそう。

平山さん
平山さん
「柔らかいルーを包むのって大変なんです。固めの方が流れないので、絶対に包みやすい。でも冷めたときに、ルーがそれ以上に固くなっちゃうのが嫌で。これもまたロスが出てしまう原因にもなるんですけど、頑張って包んでいますね」
油へダイブ!
一つ一つ回しながら……
こんがり、美味しそう!

カレーパンは最後の揚げる工程まで本当に丁寧に作られていきます。

平山さん
平山さん
「大きなフライヤーがあるお店だと違うのかもしれませんが、うちは小さいお鍋を使っているので、まんべんなくきれいな焼き色がつくように、こうして一つずつ回しながら揚げていきます」
何度見ても癒やされる笑顔

オープンから現在まで、変わらず大切に手作りされるカレーパン。開店時、初めてのお客さんにカレーパンを手渡す際には「まるで娘を嫁に出すような気分でした(笑)」と平山さん。

アツアツも美味しいですが、冷めても美味しいのが特徴

そんなカレーパンの、美味しい食べ方を聞いてみました。

平山さん
平山さん
「その日の内に食べるなら温めなくても大丈夫。冷めても感じられる、もっちり感を味わってほしいです。次の日なら、レンジで軽く30秒温めてから、オーブントースターへ3分ほど入れていただくと、表面がカリッとなります。電子レンジだけだと、どうしてもふにゃっとしてしまうので」
近所のお子さんがお金を握りしめて、おつかいに来てくれる姿にほっこりするんだそう
平山さん
平山さん
「無理せずに、自分にできることを続けて、お客さんに喜んでもらえたらと思っています。週に3日しか営業しないのは、小学校へ上がる前の、3人の孫の面倒を見ているからなんです。お店のオープン当初はそれに加えて、毎日休まず営業をしていた結果、私の調子が悪くなってしまって。今では決まった曜日や時間に来てくださるお客さんも多いので、そうした方たちのために、お店を長く続けていけることを第一に考えています」
電話での事前予約ができるので、確実にゲットしたい人は予約がベター

取材メモ/初めてお店を見つけたときは、「こんなところにこんなお店が!」と衝撃でした。営業時間が短いので、なかなかお目にかかれる機会は少ないですが、それでもお客さんが足しげく訪れる、納得のカレーパンです。

取材・文・撮影=コム計画室 制作チーム

TOKK

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