クリスマスももう目前。「ケーキはどれにしよう」とまだ悩んでいる人もいるのでは? でもご安心を! 各社とも個性的なラインナップが並ぶなかから、スイーツ芸人・スイーツなかのさんがオススメのクリスマスケーキを選んでくれました!
Yahoo!ライフマガジン編集部
\選んでくれたのはこの人!/
平成最後のクリスマスは「プレミアム感」がキーワード!
——スイーツ好きとして、個人店からチェーン店まで色々なクリスマスケーキをチェックされていると思いますが、今年はどこに注目すればいいでしょう?
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「去年まではインスタ映えする見た目重視なスイーツがとても多かったんですが、今年は『プレミアム感』を打ち出すスイーツが多いんです。例えば、昨年と同じショートケーキでも、素材によりよいものを使ってアップグレードしていたりする。『平成最後のクリスマスなんだから、ちょっと贅沢にいこうよ!』っていうのが全体的な印象ですね」
———せっかくだし思い出に残るクリスマスにしたいですもんね!
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「そうですよね。やっぱりチェーン店だけ見ても、そういったプレミアム感のあるクリスマスケーキは各社ラインナップしていたりします。定番の人気商品を選びたくなる気持ちもわかりますが、今年はちょっと違う視点で選んでみるのも面白いんじゃないでしょうか!」
\選んだケーキはこれ!/
・FLO PRESTIGE PARISの「ピアノ・ド・レーヴ〜夢を奏でるピアノ」
・銀座コージーコーナーの「熊本県産和栗のモンブラン」
・コロンバンの「クラシックバターノエル」
・不二家の「フランス産ショコラ入りムースのプレミアムクリスマスケーキ」
・シャトレーゼの「Xmasトリプルチーズデコレーション」
・ヒロタの「クリスマスシューミルフィーユ」
その①:FLO PRESTIGE PARISの「ピアノ・ド・レーヴ〜夢を奏でるピアノ〜」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「フルーツタルトが有名なFLO PRESTIGE PARISですが、クリスマスはこのピアノ型のケーキがオススメ。これ、チョコレート好きには嬉しいケーキなんです。チョコレートムースとチョコチップ入りスポンジのケーキをグラッサージュショコラでコーティングしてあって、その上にはさらにチョコレートの鍵盤、背面にも板チョコを貼り付けてありますから、食べ応えも十分です」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「このケーキのもう一つの特徴は、お酒を使っていないところ。小さなお子さんとも安心して一緒に食べられます。味はフランボワーズの酸味やアーモンドクランツの食感が効いていてバリエーション豊か。子どもも大人も満足できるケーキですね」
その②:銀座コージーコーナーの「熊本県産和栗のモンブラン」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「クリスマスといえばショートケーキにチョコレートケーキ、ブッシュドノエルなどが定番ですが、ここ数年でそこにモンブランが割って入ろうとしているんです。チェーン店だけでなく、トレンドに敏感なホテルのクリスマスケーキのラインナップを見てみても、モンブランを扱っているころは多い。なので、モンブランは今回1つは入れたいなと思っていていたんです」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「コージーコーナーは、セブン-イレブンと一緒にモンブランの共同開発をしていたこともあるくらい、モンブランに思い入れを持っているお店。僕も好きでよく食べるんですが、やっぱりおいしいんですよね。これは熊本産の和栗を贅沢に使ったもので、この時期にしか食べられない旬のもの。クリームはひとつひとつ手絞りしているのもコージーコーナーのこだわっているところで、見た目もとても華やかです」
その③:コロンバンの「クラシックバターノエル」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「まだ生クリームが一般的でない時代から、バタークリームを使ったケーキを作り続けてきたコロンバン。いまでもずっとバタークリームにこだわっていて、このケーキもクリスマスになるとすごく人気のケーキです」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「バタークリームといえば食感が重いと思われがちですが、コロンバンの場合は昔のそういったイメージのものとは一線を画すもの。ラム酒をがほのかに香るオリジナルバタークリームと、卵黄を沢山使ったカステラのようなケーキが相性抜群。昔ながらの味が好きな人にはとてもオススメです」
その④:不二家の「フランス産ショコラ入りムースのプレミアムクリスマスケーキ」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「不二家のクリスマスケーキのラインナップは本当に多くて、チョコレートケーキだけでも何種類か出ているんですけど、その中でも特にこだわりを感じたのがこちらです。ピスタチオのムースを使ったピスタチオとチョコのケーキで、見るからに大人っぽさが漂っていますよね。フランス産チョコレートをスポンジとムースに使用しているのもプレミアムです」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「組み合わせ的には、チョコレートとピスタチオ、中にチェリーのソースを合わせるのは王道で、高貴なイメージ。不二家ってファミリー向けのイメージがありますけど、これに関しては高級感のあるケーキなので、大人のカップルにもオススメできますね。サイズも2〜3人用なので、ちょうど良さそうです」
その⑤:シャトレーゼの「フランスブルターニュ産クリームチーズ使用 Xmasトリプルチーズデコレーション」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「シャトレーゼは、クリスマスケーキの総選挙をやっていたりして、チェーン各社の中でも、特にクリスマスを盛り上げてくれている存在。それだけに、もちろん全体的にケーキのレベルが高いんですが、今回選んだのはチーズケーキです」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「一番の特徴は、ふんわり焼いたスフレチーズケーキ、濃厚なベイクドチーズケーキ、口溶けのいいレアチーズケーキの3層を一口で味わえること。チーズケーキはクリスマスの定番とは言えませんが、1度に3つの味を味わえる贅沢感は、平成最後のクリスマスにぴったりなじゃないでしょうか。素材には、バターなどの産地として知られるフランス・ブルターニュ産の原乳から作ったクリームチーズを使用していて、素材へのこだわりも伺えます」
その⑥:ヒロタの「クリスマスシューミルフィーユ」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「ヒロタは、90年以上の歴史がある神戸元町発祥の洋菓子店。ここはシュークリームとシューアイスがすごく人気で、駅で売られてるのを見かけたことのある人も多いはず。このドーム型のケーキですが、中がなんとシューパフを重ねたミルフィーユになっていて、とてもヒロタらしいケーキに仕上げられているんです」
- スイーツなかのさん
- スイーツなかのさん
- 「何層にも重なったシューパフの間にはホイップとカスタードをブレンドしたクリームが塗られていて、パイ生地のミルフィーユにはないしっとりした食感が魅力です。珍しいタイプのクリスマスケーキですが、値段もリーズナブルなので、友達と家で過ごすクリスマスにはオススメです」
取材メモ/予約なしで買えるケーキたちを紹介しましたが、当日販売は店舗によって取り扱いがなかったり、売り切れてしまう場合もあるので要注意。狙っているケーキがあるなら、事前に確認してから店舗を行くことをオススメします!
取材・文=石井 良 撮影=中川文作