元祖デカ盛り店!総重量2キロ超えそばを5種類のつけ汁で味変

連載

デカ盛り十番勝負

2018/12/29

元祖デカ盛り店!総重量2キロ超えそばを5種類のつけ汁で味変

デカ盛りは漢のストレス解消法。真顔ライター小山田が本能の赴くままに重量級グルメに喰らいつき、カロリーを明日への活力にする。デカ盛りエンターテインメント「デカ盛り十番勝負」、第5戦。今回は東京・調布の「メガ! 盛りそば〜がんばれアスリートバージョン〜」。小山田は食べ切れるのか…!?

城リユア

城リユア

\デカ盛りに挑戦するのはこの人/

ターコイズブルーのセーターと茶色のジャケットという出で立ちで登場した小山田。小学校2年時と、4年前の計2度、富士山を制している

みなさんこんにちは。真顔ライターの小山田です。ある日、Yahoo!ライフマガジン編集部の鬼の編集Oに呼び出され「デカ盛り十番勝負」に挑戦することになった。

ここまで、ハンバーグ、つけ麺、カツ丼、唐揚げ丼と対決し、2勝2敗。互角の勝負をしてきたが、折り返しであるこの5戦目で勝利をもぎ取って、勝ち越して後半戦へ駒を進めたいところ。

今回の相手は「富士山級」と聞いているので、登山風にお届け。早速、今回の相手を紹介しよう。

\調布・若松屋「メガ!盛りそば〜がんばれ!アスリートバージョン〜」(3000円)/

で、でかい。まさに富士山級

東京・調布の「若松屋」は、実はデカ盛りグルメを食す「デカ盛ラー」の中では「聖地」とされている店。というのも、調布市は「デカ盛り」で「町おこし」をしているのだが、それ以前から同店ではデカ盛りメニューを提供しているからだそうだ。

調布市内には大きなスポーツ施設があり、2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックの会場にもなっている。それにちなんでアスリートを応援するために開発されたのが、この「メガ!盛りそば〜がんばれ!アスリートバージョン〜」なんだとか。

ざるの上にもりっとそばが盛られ、頂上にはまるで富士山のてっぺんに雪が降り掛かっているかのように海苔が撒かれている。もう僕には富士山にしか見えない。思わず「ひえ〜」と言いたくなる。

ここで厨房で見た衝撃の瞬間をお届けしよう。

番重(ばんじゅう)に並べられたそば。小山田「それ全部入れるわけじゃないよね……?」
ひと摑みがデカい! まさにわし掴み
はい、全部入りました〜! 若松屋のそばは富士山近くの天然水が使われた「7割そば」となっており、コシがあるのが特徴という
まるでロクロを回しているかのような3代目店主の原島さん
「これはツボですか?」と言いたくなるほど、高く積み上げればデカ盛りそばの完成
すかさず懐からメジャーを取り出して測ってみると、その高さ、15センチ。改めて思う「怖いぜ」と
ここでそばの下の器に気づく小山田「この器は一体……!?」

麺の重さは1,500グラム。五つのつけ汁は、とろろ汁、鴨汁、梅おろし汁、カレー汁、肉汁である。つけ汁も加えると、2キロは超えるという。

まるでヘリコプターから富士山を眺めているようだ。周りのつけ汁は、もしや富士五湖!? 余談だが、富士山には「吉田ルート」「富士宮ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」の四つの登山ルートがあるのをご存知だろうか。それぞれ距離はもちろん、難易度や疲労度もかなり違い、攻略するためにはどのルートから攻めるかも重要となるわけだ。

それはデカ盛りそばも同じだ。というわけで僕が用意した完食作戦をご紹介しよう。

\真顔ライター小山田の完食作戦/
1、食べられるところまでつゆをつけずにいけ!
2、つけ汁に入れる前に麺をしっかりとほぐす
3、つけ汁は濃い味と薄い味を交互に

デカ盛りそばVS真顔、対決(登頂)開始!

毎回恒例、いただきますの儀を行う小山田。富士山を登り切ったとき以上に気合いは十分だ

まずは作戦1から実行していこう。

作戦1、食べられるところまでつゆをつけずにいけ!

箸で麺を掴み、別皿を経由させて僕の口の中へ
(一口食べて)爽やかな香りと、どこか甘みが麺から感じられておいしい。コシもしっかりしている
そばは時間とともに伸びていくので、スタートダッシュがとにかく肝心
開始20分で一気に半分くらい平らげた

しかし、さすがに麺だけというのは(早くも)飽きがくるなあ。よし、次の作戦を実行しよう

作戦2、つけ汁に入れる前に麺をしっかりとほぐす

今回用意された、左上から時計回りにとろろ汁、鴨汁、梅おろし汁、カレー汁、肉汁。五輪のマークに見えないだろうか?
つけ汁につける前に、麺を別皿に移しほぐしていく。それからつけ汁につけるのがポイント。でないと、つけ汁の中で絡まって時間をロスしてしまう
まずはカレー汁につけていただく
うん、おいしい。ピリッとした辛さがカレーにはあった

麺だけを食べたときと比べてかなりギャップがあり、刺激があって食べ進められそうだ。続いて、とろろをいただこう。

よくほぐしたあと、真ん中の卵を割ってよく混ぜて麺にとろろを染み込ませる
とろろ特有のねばりがアクセントになっており、味もあっさりしていておいしい
それにしてもまだ量があるな……

ここまで一気に駆け抜けた感があるが、感触としてはまだ8合目あたり。もう少しだけど、このもう少しが長い。ふう、富士山を登ったときを思い出すぜ……。

さあここで気合いを入れ直して、再び登頂開始。さあ真顔ライター小山田は、デカ盛りそばに勝つことができるのか。

頂上へ向けラストスパート!

秘技、デカ盛り十番勝負第2戦で「つけ麺隅田」の店長に教わった胃落としダンス(真顔)

さあ、気を取り直していこう。ここで最後の作戦発動だ!

作戦3、つけ汁は濃い味と薄い味を交互に

さあ、ラストスパート! 濃い味と薄い味を交互に変えて食べていくことで、飽きを超越し攻めやすくする。

濃いチームに属する肉汁からいただくぜ
これまた濃すぎず、ちょうどいいバランスの濃厚さが食を進ませてくれるぜ
梅おろし汁は、思った以上のあっさり味。ここまで幅が広いと、飽きは永遠に訪れることはない……はずだ
鴨汁で再び、口の中に濃厚さを呼び戻す。このギャップ、最高だ
うおおおおおおお
開始から40 分が経過。本当にあとちょっとなんだけど……
ふー、と一息

あと少し。頑張れ俺。そういえばさっきから気になっていたのだが、ざるの下に皿があったような、これは一体……!?

恐る恐るざるをずらしてみると……?
う、う、うどん!? (驚愕)
なんと、300グラムほどのうどんがサプライズで隠されていた
待ってましたと言わんばかりに、横からつゆをかける原島店長「小山田さん、頑張って!」
うどんをおいしくいただくには、この特製つゆと一緒にいただくのが正解だという

ちなみに、麺の上には揚げ餅が乗っているが、「底力を出して頑張ってほしい」という店主の願いが込められているんだとか。なんたって「がんばれ!アスリートバージョン」ですから。

1,500グラムのそばに加えて300グラムのうどん。

さすがにこれにはギブアップ……

第5戦、敗……退……。

僕が今回対戦をしたのは、創業して80年もの歴史あるそば処「若松屋」

「若松屋」がデカ盛りメニューの提供を開始したのは約15年前。そばだけで3種類ほどのデカ盛りメニューを用意し、カツ丼、カツカレーなど、ほとんどの種類でデカ盛りメニューを展開している。

調布市は学生街。店の知名度も上げたいという願いもあったというが、学生たちに元気になってほしいという思いを込めてデカ盛りメニューの展開をし始めたという。優しさ溢れる街のそば店である。

そんな伝統ある、街の人気店に僕は勝負を挑み、あえなく敗北。これで対戦成績は2勝3敗。非常に悔しいぜ。
ちなみに同店では、年越し限定で「メガ年越しそば」を販売しているそうなので、2018年の最後に訪れてみてはいかがだろうか。

「デカ盛り十番勝負」第6戦の公開は、1月18日(金)。必ず次は勝つ!

Yahoo!ロコ若松屋
住所
東京都調布市国領町1-13-4

地図を見る

アクセス
布田駅[北口]から徒歩約3分
国領駅[南口]から徒歩約7分
調布駅[北口]から徒歩約11分
電話
042-482-2491
営業時間
月~木,土,日 11:00~15:00,17:30~20:00
定休日
毎週金曜日、毎月第3木曜日
口コミ・写真など

※この施設の情報はYahoo!ロコから提供されています。

取材・文=小山田滝音
動画制作・撮影=城リユア(mogShore)
写真=岡本卓大

\バックナンバーはこちら/

\あわせて読みたい/

この記事を書いたライター情報

城リユア

城リユア

城リユア が最近書いた記事

SPECIAL