冬大根の辛みが絶品!うどん県で生き残る自家栽培「おろし蕎麦」

2019/01/07

冬大根の辛みが絶品!うどん県で生き残る自家栽培「おろし蕎麦」

うどん県では絶滅危惧種と言われているお蕎麦屋さん。そんな中で生き残るお店はどこもレベルが高い!
今回は、自家栽培にこだわる「そば処 財匠」さんの絶品おろし蕎麦をご紹介します。

ガーカガワ

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うどん県だからこそ生まれる、レベルの高いお蕎麦屋さん

香川県は、言わずと知れたうどん消費量ダントツ1位のうどん県。
普通であれば「うどん派」と「そば派」に分かれるものですが、ここ香川県では圧倒的なうどん勢力に押され、お蕎麦屋さんは絶滅危惧種に指定されてもおかしくないくらい、その存在感がとても薄いのです。

ただし、香川県の山間部では、古くから蕎麦栽培も盛んである事はあまり知られていないところ。
実は、厳しいうどん勢力に相対し、かつ生き残っている香川のお蕎麦屋さんは強者(つわもの)揃いなのです。
今回は、そんな強者のひとつ、香川県三豊市にあるそば処 財匠(ざいしょう)さんにお邪魔しました。

農家さんが営む「そば処 財匠」

しびれる辛さが絶品!「辛み大根のおろしそば」

そば処 財匠さんは、農家の方が営んでおられ、蕎麦の実も自家栽培なんだそう。
それを石臼で自家製粉。挽きたて、打ちたて、茹でたてのお蕎麦を提供されています。

建物も自家栽培? と思えるほどの素朴さ

香川県では少しお値段が高めというイメージがあるお蕎麦ですが、比較的敷居を跨ぎやすいお値段設定です。
農家を改装した店内には、手書きのお品書きが素朴な印象を与えてくれます。

手書きのお品書きに、ぬくいと書いてあるのが讃岐のお蕎麦屋さんならでは

十割そばも魅力的だったのですが、冬大根の辛みを味わいたくて「辛み大根のおろしそば」にしました。
聞けば、香川県民はうどんを食べ慣れているので、十割より二八そばの方が美味しいと言われる人が多いらしく、財匠さんでは二八がメインなんだそう。

「辛いけど大丈夫?」と聞かれ、どれだけ辛いのかドキドキわくわく…
ガリガリガリと、大根をおろす音が聞こえてきます。

そして待つこと数分、ザルではなくお皿に盛られてお蕎麦がやってきました。

辛み大根のおろしそば(並750円)

まずは大根を少し食べてみると…

辛い! これは辛い!
しびれるほど辛いけど、おいしい~~~!


さらに辛み大根をお出汁の中に少しずつ入れてお蕎麦を食べていきます。

か、辛… 辛いというか、しびれる!
舌も唇も痛い! ビリビリする。
涙も出てきた。
だけど癖になるこの美味しさ。

冬の辛い大根は食べた事が何度かありますが、群を抜く辛さ。
こんなしびれる辛い大根は、生まれて初めてです。

激辛大根おろしに、トドメのカイワレ大根!

ふと見ると、「自家製激辛」と書かれた一味が…

さらに辛くするんかいっ!

とツッコミつつ、ほんの少しだけかけてみたら…

しかも手書きなのが恐ろしさを増す??

「え~~?」
と、お店の方にびっくりされました。

いやいや、辛さの限界に挑戦しろ! とばかりに置いてるやん!

そして、

「強いな~~ 男の人はほとんど、大根は半分くらい残すんで~~ 女の人やのに全部食べたん!!! うわ~~ ほんだら持って帰りまい!」

と、冷蔵庫から辛み大根を出してくれました。
辛み大根をゲット。。

※あくまでもお店の方のご厚意です。いつももらえるとは限りません…

紹介が遅れましたが、実はこの辛み大根も自家栽培で、大将のお父さんがお店の畑で育っている辛み大根を見せてくれました。

冬になると辛みも増します

お蕎麦の美味しさはもちろんですが、家庭的なお店の雰囲気があったかくて、ついまた立ち寄ってしまいそうなお蕎麦屋さんでした。
皆さまも、うどん県だからこそのレベルの高いお蕎麦屋さんに、ぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか?

取材・撮影=村尾桂子

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