高級寿司が神コスパ! 大阪・ウラなんばの名物店が規格外だった

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出張の時に行きたいコスパ寿司!〜札幌・名古屋・大阪・福岡〜

2019/01/11

高級寿司が神コスパ! 大阪・ウラなんばの名物店が規格外だった

“回らない寿司”というと、どうしても敷居の高い食べ物というイメージが付きまといますが、食の都・大阪では、安価でおなかいっぱい食べられるお店が充実。今回は、その中でも奇想天外なアイデア寿司で地元民だけでなく遠方からの出張組も魅了している「ときすし」に突入してきました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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庶民のための寿司を取り戻す! ウラなんばで寿司といえばココ

ボリューム・味・価格の三拍子がそろったメニューの数々

今やすっかり大阪の名所として浸透したウラなんば。さまざまなグルメが楽しめるスポットとして多くの人が日々行き交っていますが、そのウラなんばがブームになる前からお店を構えていたのが「ときすし」。現在は、この本店とすぐ近くの「ときすし はなれ」を中心に大阪で5つの店舗を展開。味はもちろん財布に優しい価格設定で、界隈では圧倒的な人気を誇っています。

飲食店がひしめき合うウラなんばで存在感を放つ「ときすし」

寿司は今、焼く時代!? アイデア満載の人気メニュー

お客が途絶えず、カウンターの内側では職人さんが常に作業しています

高いコスパで人気の「ときすし」では、通常の寿司はもちろん、アイデア満載なメニューもぜひ食べておきたいところ。ここで、お店の一番人気のメニューを出していただきましょう。

ステーキの鉄板皿に寿司が盛られている! ガスバーナーで焼くため通常の皿ではなく鉄板を使用します

おいしそうに握られた寿司が鉄板に乗せられ、ガスバーナーでファイヤー! って、え、焼くの!? 寿司を焼くの!? というか、寿司って焼くとどうなるの!?

ときすし人気No.1メニュー「すし焼き」

多いときには1日100皿出るという「すし焼き」(1200円・税別)

8種の握りが盛られた「すし焼き」は、イカに岩塩とレモン・ゆず、サーモンにおろしポン酢、ホタテにチーズマヨネーズなど、それぞれにバリエーション豊かな味付けがされているので醤油が不要。よくある炙り寿司はネタを炙ってからシャリに乗せますが、こちらは握られたものを焼くのが特徴的。これによりネタの旨味が浮き上がるだけでなく、お米の香ばしさも増すという効果が得られます。

1日100皿出ることもあるという人気メニューで、お店を見渡すとさっそく食べている人を発見。味の感想を聞いてみましょう。

埼玉から旅行で大阪に来られていた北郷さん。グルメサイトのレビューなどを見て、お店に足を運ばれたそうです
北郷さん
北郷さん
「ゴールデンボンバーのファンで、ボーカルの鬼龍院翔さんのライブを見るため埼玉から来ました。お店のことは前から気になっていたのですが、やっと来ることができてうれしいです。すし焼きは、少しパリッとした表面に生の食感が合わさって、とても食べごたえがありました

盛り合わせでサクッと食べられるだけでなく味のバリエーションも豊富なすし焼きは、多忙な出張組にはうれしい一品。ちなみに、カップルなどでシェアして食べると「他の味が気になる!」ということで、結局もう一皿頼まれることがよくあるそうです。

寿司を焼いてしまったアイデアマン

「ときすし」オーナー・中山正喜さん。現在は社長業をしながら姉妹店「ときすし はなれ」で職人として腕をふるっています

「ときすし」を運営している株式会社 鮓え季(さえき)の代表取締役・中山正喜さん。ご自身も寿司職人で回転寿司からキャリアをスタートし、2007年に道具屋筋から1本東側の通りに「ときすし本店」をオープンしました。もちろん人気メニューである「すし焼き」を考案したのもこの人です。

もともとは文具店の倉庫だったというオープン当時は、まだウラなんばブームの前で通りも静かだったそう。

「ときすし」オーナー・中山正喜さん
「ときすし」オーナー・中山正喜さん
「最初は苦戦しましたが、地元の方々や吉本の芸人さんが食べに来てくださって、少しずつ名前を覚えていただけるようになりました。すし焼きは、一貫ずつ注文を受けると手が追いつかないということで盛り合わせのメニューとして考案したもの。せっかくなら味も醤油以外で楽しんでもらおうとバリエーションに富んだものにしました」
多忙な中山さんは、毎日お店と事務所を行ったり来たり

最初は普通のお皿に置いて焼いていたそうですが、めちゃくちゃ熱くなってしまうのでステーキ用の鉄板に変更したところ、見た目が面白いということで評判になってしまったんだとか。

絶対に食べておきたい名物メニュー3品

三昧シリーズのスタンダード「まぐろ三昧」

まぐろの旨味を堪能できる「まぐろ三昧」(950円・税別)

「ときすし」のメニューには魚や貝の寿司が5貫セットになった「三昧シリーズ」があり、中でも定番の一品として人気を誇るのが「まぐろ三昧」。お店でまぐろを一本買いしていることから、大トロ、トロ、生まぐろ、ほほ肉炙り、酒盗など、さまざまな部位でその魅力を味わうことができます。

まぐろの寿司の中でも極めて珍しい酒盗の握りは腸の塩辛で、和製チャンジャともいえる味わい

豪華すぎる海鮮丼「OPR(大阪パワーライス)」

「OPR(大阪パワーライス)」(1800円・税別)。なんと赤だしも付いています!

なんとも気になるネーミングの「OPR(大阪パワーライス)」ですが、その内容はサーモン、かに、いくら、赤えびなどがあふれんばかりに盛られた超豪華な海鮮丼。食べても食べてもなくならない、特大ボリュームがうれしすぎる一品です。

週末泊まってでも食べたい「とろ重」

見た目の迫力が圧倒的な「とろ重」(1800円・税別)

最後に紹介する「とろ重」は、土日祝のみの提供、しかも10食限定というレアメニューなのですが、これは出張組にも予定を延ばして食べてもらいたい一品! 桶いっぱいのしゃりに10枚のトロが盛られ、その中心にねぎトロがオン。これでもかと言わんばかりにトロだけをたっぷり食べることができます。ちなみに普通に醤油をかけると脂で弾いてしまうため、わさびを溶いてかけるのがポイントです。

しゃりの中には錦糸卵とのりが挟み込まれています

今回、コスパ寿司という特集で、安い・おいしいは大前提として紹介しているのですが、それにしても、この内容・ボリュームでこの価格は本当に想定以上。そこには中山さんの寿司に対する熱い想いが込められています。

「ときすし」オーナー・中山正喜さん
「ときすし」オーナー・中山正喜さん
もともと寿司は庶民の食べ物として始まったのですが、いつの間にか高級なものになってきましたよね。僕も昔はアルバイトで貯めた一万円を握りしめて食べに行ったのですが、緊張して味がわからなかったなんて思い出も(笑)。ときすしは“食事はレジャー”というモットーで、ノリも大衆居酒屋のような感じでいいと思っています。先日も高校生カップルがデートで食べに来てくれたのですが、それぐらい気軽なものとして寿司を楽しんでもらいたいですね」

ランチも昼飲みも、楽しみ方はさまざま

ランチで提供されている日替わり丼のバリエーション。これはあくまで一部です
取材日に提供されていたのは「鮭親子丼」。生と炙りのサーモンやいくらがたっぷりと盛られていました

「ときすし」に行くなら、知っておきたいのがランチのお得ぶり。工夫をこらした日替わり丼が、なんとワンコイン500円(税別)で食べることができるのです。これは毎日でも通いたくなること必至ですね。あと、もう一つ大きな特徴が通し営業であるということ。午前11時のオープンから午後11時の閉店まで、いつ行ってもおいしいお寿司を食べることができるのです。時間帯がずれ込んでランチ難民になってしまった人はもちろん、昼から寿司をアテに呑みたいなんていう人も大歓迎ですよ。

お、そう言っていたらちょうど一杯やっているおひとりさまが。

愛知県からお越しの山本さん。近辺で食事ができるところを探していたのだとか
山本さん
山本さん
「社員旅行で愛知県から来たのですが、他の人たちはパチンコに行ってしまって。僕は一人でご飯を食べられるところを探していて、吸い込まれるように入りました。とてもおいしいのに値段も信じられないぐらい安くて助かります。明日はみんなでまた来ようかな」
店内はカウンターの他にテーブル席、2階に畳の部屋もあり

おなかいっぱい寿司を食べたい人に、ぜひおすすめしたい「ときすし」。ネタも鮮魚にこだわり3000円あれば大満足というコスパは、他に類を見ないお得ぶりです。出張先の大阪で食事に迷っているなら、真っ先に足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材・文=伊東孝晃(クエストルーム)、写真=櫟原慎平

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