総重量2キロ! デカ盛りカレーに1日1食の男が挑戦した結果

連載

デカ盛り十番勝負

2019/01/18

総重量2キロ! デカ盛りカレーに1日1食の男が挑戦した結果

デカ盛りは漢のストレス解消法。真顔ライター小山田が本能の赴くままに重量級グルメに喰らいつき、カロリーを明日への活力にする。デカ盛りエンターテインメント「デカ盛り十番勝負」、第6戦。今回は東京・末広町の約2キロのデカ盛りカレーと対決。果たして小山田は食べ切れるのか……!?

城リユア

城リユア

\デカ盛りに挑戦するのはこの人/

Yahoo!ライフマガジン編集部の鬼の編集Oからのムチャブリで「デカ盛り十番勝負」に挑戦することになった真顔ライター小山田。現在の対戦成績は2勝3敗

今回の相手は、家庭の味&3日仕込みが特徴という「ジャンカレー 末広町店」のデカ盛りカレー。同店は、「家庭の味」を意識した、いわゆるスタンダードなカレーを提供している。このお店のデカ盛りは「ヤバイ」という噂を聞いて、早速駆けつけた。

「大盛り」には注意書きが……

お正月は駅伝に感化され過ぎたため、箱根を目指す気持ちで、駅伝ランナー風に今回はお届けしたい。では早速、今回の相手を紹介しよう。

\「超絶 AGE!AGE!カロリーカレー(大盛り)」/

デ、デカい。総重量にすると2キロ弱という。インパクトは大どころか超特大。印象は箱根の山級、いや、それ以上か。メジャーで長さを測ってみると、その幅約31センチ
普通サイズと比べてみると、倍どころか優に3倍は超えている。マジか……
タマネギ、リンゴ、ニンジンなどをみじん切りにし、3日間じっくりと寝かせ、完成までに60〜90時間をかけて作られているのがこのカレーの特徴だ。ちなみに辛さは「中辛」である
ライスだけで重さは550グラム。茶碗3杯分……。揚げ物は“全部乗せ”。ロースカツ6切れ、メンチカツ4切れ、コロッケ1個、そして唐揚げ3個がライスの上に鎮座する

この揚げ物たちのインパクトたるや……。箱根の山道にゴツゴツとした大きな岩が転がっているイメージ。これは簡単にはゴールには行かせてくれなさそうだ(ごくり)。

カレーの味は山部浩二店長いわく「ごく普通の家庭の味」というが、果たしてどんな味なのか。店長が最後のひとすくいを皿に盛ると……
「超絶 AGE!AGE!カロリーカレー(大盛り)」の完成だ。これで箱根へのレールは敷かれた。もう行くしかない(ギラリ)

デカ盛りカレー駅伝、スタート!

デカ盛りカレーを前に「真顔流カレーいただきます」の儀を行う小山田

さあ、この“ごつい”カレーをどう攻略するか。僕には作戦があるので、早速作戦1から実行していこう。

作戦1(第1走者)、まずはライスを平らげる

今回の一番の大敵は、カレーでもなければ揚げ物でもない。間違いなくライスだ(確信)。お腹の中にライスが溜まると、胃袋に大きなダメージを与えてしまうからだ。ライスを制する者がデカ盛りカレーを制す(はず)!

ただひたすらライスだけをもりもりと食べまくるぜ。揚げ物も、カレーも(今は)眼中にない。ただただライスだけを見て走るぜ
真顔ライター小山田
真顔ライター小山田
「うん、ライスの味だ(そのまんま)。温かくてふっくらして美味しい。僕はライスが大好きなので、このままでも全然行けるぞ。ぐいぐい行こう!」
「次の走者にタスキを渡す瞬間と同じ気持ちで」と言いながら、慎重にライスを落とさないようスプーンを口の中に運ぶ小山田
そしてついにライスだけを綺麗に食べ尽くした。「半分、白い」と小山田。さあ残るは、揚げ物とカレーだけだ
真顔ライター小山田
真顔ライター小山田
「ライスを食べてるときはあまり感じなかったけど、後から胃袋を圧迫する感じ。炭水化物、おそるべし」
突然ここで、店長が登場。給水タイムか? 手に持っているのは一体……?
「バランス良く食べなきゃダメですよ」と言いながら「ラッシー」(200円)を運んできてくれた。「ナイスラン」とも。山部店長は神だったのか
真顔ライター小山田
真顔ライター小山田
「甘くて美味しい。まだ手をつけてないけど、カレーともばっちり合いそうだぜ。店長の優しさにも触れ、これで次のランも頑張れる」

しかし、レースはまだ3分の1が終わったばかり。ここから(苦しい)中盤戦が始まるのである。

作戦2(第2走者)、揚げ物をカレーと一緒に楽しむ

\胃袋破りの揚げ物4連続/

1.コロッケ

ライスの次に揚げ物に注目し、「挨拶程度」とコロッケを頬張る小山田。(一口食べて)「中の肉が柔らかい」

2.メンチカツ

ひるまずにメンチカツを投入。「肉と一緒にうまみが中に凝縮されている」とその味を実感

3.唐揚げ

給水を終えると、すぐさま唐揚げへ。「カリッとしていて衣まで食べ応え十分。中は軽めで食べやすい!」

550グラムライスプラス揚げ物全部乗せは、胃袋をパンパンにする。脂もだが、量的になかなか応えるぜ。しかし現時点で揚げ物はまだ残っている(ぎくり)。

4.ロースカツ

気合いを入れ直してロースカツへ。「デリシャス。ロースカツは僕にとってもはやデザート」と、強がるものの…
やはり胃袋へのダメージを痛感する。「ぐももも」と小山田

ここで小山田は次の作戦に出ることを決意。第2走はやたら短かった気がしたが、レースは終盤。アンカーへとタスキをつないでいく。

作戦3(アンカー)、カレーは味変して飲み込む

満腹で苦しいのか、どこか虚ろな表情の小山田

ラッシーをお守り代わりに、いよいよカレーに切り込む。店長が言っていた「家庭の味」がとても気になる。

山部店長
山部店長
「少しピリッとしますが、『家庭の味』『実家のお母さんが作ってくれた味』みたいに、子供の頃からなじみがある味かと思います。カレーといえばやはりこの味、と思わせてくれて、どこか懐かしい感じがすると思います」
「うん、懐かしい味だ。美味しい。ちょっとピリッとした感じが、昔の記憶を呼び覚ましてくれる。店長が言っていた通りだ!」と小山田
ラッシーを給水しながら食べ進める小山田。「ラッシーの甘さと、ピリっとするカレーのギャップが最高」。しかし、幸せそうな小山田にこの後悲劇が……!
ここで作戦3「味変」を実行。カレーといえばやはり福神漬けだ。味変に頼りながらも食べ進めるぜ
それにしてもキツい。お腹がもうパンパンを通り越してパンパンパンだ。あとロースカツ一切れなのに……。今はただそれを見つめることしかできない。むむむっ
気分転換にちょっとだけ立ち上がろう……
そして席から消えた小山田(トイレへ)

まさか、レース途中でトイレへ駆け込むことになるとは。「棄権」「リタイア」最悪のワードが僕に襲い掛かる。レース中のトイレは、デカ盛り界において暗黙のルールで禁断。つまりアウトである。

トイレから戻ってきた小山田。「残りは小山田が美味しくいただきました」と言いたいところだが、棄権は棄権なので小山田はアウト。あえなく敗……退……

1日1食の男が2キロのデカ盛りカレーに挑戦してわかったこと

1.カレーは辛さが選べるが、一番はやっぱり「中辛」
2.カレーは飲まずに食べろ
3.ラッシーを上手く取り入れながら食べればクリアはいける

今回小山田が対決したのは、「ジャンカレー 末広町店」

同店は、カレーを作る上で、特に変わった食材を使ったり、調理法を用いているわけではなく「家庭の味」を忠実に再現している。近隣で働く人や居住者たちを中心に「どこか懐かしい味」と多くの人たちから支持されているとか。

2013年のオープン当初は、まだデカ盛りメニューを提供していなかったそう。来店客の中でだんだんと大盛りにする人や、多くトッピングメニューを盛る人が現れ始め、需要に応える形でオープンから約1年後に正式にメニュー化したという。今や週末になると、一日に4〜5食は売れるほどの定番メニューとなっている。

また、カレーは辛さも選べ、券売機では「3倍」まで購入ができるが、裏メニューとしてそれ以上も注文できる。辛い物好きもぜひ足を運んでみてほしい。

ちなみに、毎月18日は「米の日」で、1月22日は「カレーの日」。この日にちなんで、デカ盛りカレーに挑戦してみてはいかがだろうか。

これで対戦成績は2勝4敗。もう後がない。「デカ盛り十番勝負」第7戦の公開は、2月1日」(金)。必ず次は勝つ!

取材・文=小山田滝音
動画制作・撮影=城リユア(mogShore)
撮影=松本順子

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