房総フラワーラインでドライブ!お花摘み、ランチ、カフェ紹介!
2019/02/09
日に日に寒さも増し、いよいよ冬本番。房総半島の「房総フラワーライン」では年明けからお花摘みが楽しめ、一足早く春が感じられるエリアです。寒~いこの季節だからこそ、ちょっぴり早い春を探しにドライブに出かけてみませんか?
ちいき新聞web
「春」をおうちに持ち帰ろう! 館山ファミリーパークでお花摘み
首都圏から車で2時間ほど、館山市下町交差点から南房総市和田町までの46kmに渡る「房総フラワーライン」は、「日本の道100選」の一つ。
道路の両脇を季節の花が彩り、ドライバーの目を楽しませてくれることで有名です。
そんな房総フラワーラインでは、1月から春にかけて菜の花が見ごろを迎えます。
そして、周辺にはお花摘みスポットがたくさん!
今回は、ポピー摘みなどができる「館山ファミリーパーク」をご紹介します。
館山ファミリーパークは一年を通じてさまざまな花が楽しめるスポット。
7500㎡の広大なポピー畑の他、パターゴルフのコースや足湯(土日祝のみ)もあります。
オレンジ、黄色、白と色の洪水のようなポピー畑。
見ているだけで冬の寒さから解放されたような気持ちになります。
実は、2018年秋の台風の影響で植え込みが遅れてしまった関係で、2019年は例年よりも開花がゆっくりなんだそう。
スタッフの方いわく「紙細工のように薄く、愛らしい花」。
確かに風に揺れる華奢な花びらがとってもかわいらしい♪
筆者は見つけられなかったのですが、まれにピンクや黄緑色の花もあるそうなのでぜひ探してみてくださいね。
3~4月はポピーのほか、ストック、キンギョソウ、スターチス、キンセンカのお花摘みができます。
ちなみにポピー摘みはゴールデンウイークまで楽しめます。
!?
そうなんです。ポピーは咲いている花ではなく「つぼみ」を摘むのがコツ。
もう咲いている花はいつ咲いたのか分からないけれど、つぼみの状態ならこれから咲くのでより長くお花を楽しめるため、というわけです。
ただ、見た目がとっても個性的なつぼみ。そして栽培ベタな私。
2018年の1月に出掛けた際も、ちゃんとキレイな花を咲かせられるだろうか…と思いましたが、翌日から可憐な花が1輪、また1輪と咲きましたのでご安心ください。
(文末に証拠(?)写真があります!)
(※写真は2018年1月の開花時のもの)
そして、館山といえば忘れてはならないのが海。
房総フラワーラインは海岸線に沿って延びているので海もすぐそこです。
鮮魚料理が自慢「漁港食堂だいぼ」
そこでランチに立ち寄ったのは、「漁港食堂だいぼ」。
網元直営の食堂で隣接した漁港で水揚げされたお魚料理が人気のお店です。
オリジナルの刺身醤油で一通り味わったあとは、熱々のおだしをかけてまご茶漬けに。
1度で2度おいしい、お得感のある一品です。
すべての定食にはごはん、お味噌汁、漬物、惣菜(この日は肉じゃがとまぐろの角煮、きんぴら)、サラダをバイキング形式で楽しめる「伊戸のおかあちゃんのごはんセット」が付きます。
定置網丼もお刺身定食も、お魚の内容は日替わり。
この日はヒラマサやアジ、スズキ、ボラなどを堪能しました。
子ども用の椅子の用意もあり。テラス席はペット連れでもOKです!
店主のこだわりが詰まった「ブロワ珈琲焙煎所」
続いて訪れたのはコーヒー豆専門店の「ブロワ珈琲焙煎所」。
「古い物が好き」という店主の趣味が全開の店内はアンティークの道具や機械がセンスよく配置されており、なんともオシャレ!
ブラジルをはじめ、インドネシア、東ティモール、エチオピアなど約15カ国からご主人が上質な生豆をセレクトし、店内で直火焙煎。
店頭には常時10種類ほどのコーヒー豆が並ぶほか、房総レモンを使用したオリジナル商品「房総レモン珈琲」(100g750円・税込み)もあり、お土産にもピッタリです。
併設のコーヒースタンドでは、淹れたてのコーヒーや軽食が楽しめます。
ホットコーヒー、アイスコーヒー、水出しアイスコーヒーは店頭にある豆からお好きなものをチョイス可能。
なかでも水出しアイスコーヒーは1杯で豆を30gも使用し、豆本来のうまみが感じられるそう。今回は店主イチオシのインドネシア「ペルマタ・ガヨ」でオーダーしてみました。
ホットは東ティモールの「レテフォホ」。
こちらも後味がよく個人的に好みの味でした♪
また、フードメニューではブラウニーなどの焼き菓子も好評で、それを目当てに来店するお客さんもいるとか。
豊かな自然の中にひっそりとたたずむ小さなコーヒー店でこだわりの一杯を味わう…。
ぜいたくなひと時をお楽しみください!
国登録有形文化財をリノベーション「TRAYCLE MARKET&COFFEE」
続いて、大正11年築の国登録有形文化財をリノベーションし、2016年12月にオープンした「TRAYCLE MARKET&COFFEE」へやってきました。
「フェアトレード」とは、開発途上国の商品を適正・公正な価格で取り引きすること。
フェアトレード品を選んで使うことは、開発途上国の労働者や生活環境の改善につながるといわれています。
カフェで出されるコーヒーもすべてフェアトレード品。
このお店でお買い物したり、お茶したり、ランチをすると「世界の誰かがハッピーになる」という素敵なコンセプトを掲げているんです♪
看板メニューの「おからマフィン」も、なるべくオーガニック素材やフェアトレード品、国産の食材を使っています。
内容は日替わりで6~7種類あり、どれもおいしそう!
カフェスペースはもともとは和室で、畳を剥がしてタイルを貼ったり、壁を塗り替えたりしてオーナー夫婦でセルフリノベーションしたそうです。
実はこの建物、奥様のおじいさまの所有物だったそう。
「小さい頃から身近にあったんですが、実はずっと使われていなくて…。
改装のために荷物を片付けてみたら海が見えて驚きました(笑)」と教えてくれました。
最後に…
つぼみだったポピーも2~3日で満開に。
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