いちご狩りで使える7の裏技を美人コンシェルジュと博士に聞いた

特集

甘くて酸っぱい「いちごの楽園」へようこそ!

2019/01/21

いちご狩りで使える7の裏技を美人コンシェルジュと博士に聞いた

いちごのおいしい季節になりました。いちご狩りに行こうと計画している人も多いのでは? いちごコンシェルジュといちご博士に、いちご狩りを楽しむためのとっておきの裏技を教えてもらいました。

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

教えてくれたのはこちらの2人!

いちごコンシェルジュの宮島るりかさん(左)といちご博士の宮﨑大輔さん(右)

いちごのプロはいちご狩りをどう楽しむ?

いちごがおいしい季節到来! 甘い香りが漂うハウスの中を歩きながら、好きなだけいちごが食べられるいちご狩りが恋しくなりますね。せっかくいちご狩りに行くのなら、余すところなく楽しんで帰りたい! というわけで、初代ミスいちご2015グランプリで、いちごコンシェルジュの宮島るりかさん、いちご栽培専門の農業コンサルタントとして活躍するいちご博士の宮﨑大輔さんに、いちご狩りを100倍楽しむ裏技を教えてもらいました。

\いちご博士の宮﨑大輔さん/

大学院の農学研究科で4年間いちごを研究。学生時代のあだ名はずばり「いちごソムリエ」

みやざき・だいすけ●1988年生まれ、長野県出身。信州大学大学院修士課程卒。2015年からいちご栽培専門の農業コンサルタントとして独立し、日本、アジア、中南米、アフリカで農業ビジネスを支援。日系企業や外資系企業、地方自治体、JICAプロジェクトなどに対してコンサルティングを行っている。一番好きないちごは「とちおとめ」。

\いちごコンシェルジュの宮島るりかさん/

毎日いちご2パックを食べているという、大のいちご好き!

みやじま・るりか●1998年7月27日生まれ、広島県出身。初代ミスいちご2015グランプリ。いちごコンシェルジュとして活躍中。いちご好きの母から生まれ、いちごといちごグッズに囲まれて育ったという生粋のいちご好き。一番好きないちごは「章姫(あきひめ)」

取材で訪れたのは「東京ストロベリーパーク」

横浜市鶴見区にある横浜火力発電所内に2018年4月に誕生した、新しいいちごのテーマパークです

首都圏初! オール電化の細かい温度管理のもと、365日いつでもいちご狩りが楽しめるいちごのテーマパーク(定休日を除く)。1年中イチゴ狩りが楽しめる「ストロベリーファーム」のほか、ラボ・レストラン・ショップ・キッチンスタジオの5つのコンテンツで構成され、いちごを通じて、食べ物をつくる大切さに触れて、見て、味わう体験ができる施設です。

いちご狩り料金/30分制/1〜6月大人2000円、小学生以下1500円、3歳以下無料/7〜12月大人2980円、小学生以下2480円、3歳以下無料 ※HPから完全予約制、練乳の持ち込み禁止

いちご狩りを100倍楽しむ7つの裏技!

1.目的に合わせて農園を使い分ける!
2.赤くて大きないちごを選ぶ!
3.いちごは優しく摘み取る!
4.いちごは横から食べる!
5.マイ水筒&練乳を持参する!
6.いろいろな品種を食べ比べる!
7.とにかく体験してみる!

\いちご狩りスタート!/

この扉の向こうに、めくるめくいちごの世界が広がっています!

1.目的に合わせて農園を使い分ける!

デートに最適なのは高設栽培!

【裏技ポイント】
・日焼け対策は忘れずに
・土耕栽培はスニーカーやぺったんこ靴で
・トイレは先に済ませる

ストロベリーファームの世界観に感動する宮島さん。「こんなにキレイでかわいいと女の子も来やすいですね!」

「東京ストロベリーパーク」は、オール電化で温度・湿度が徹底管理された約3000平方メートルの敷地に、4品種のいちご(季節によって変動あり)約2万株が栽培されています。ハウスに足を踏み入れたとたん、「すごい!」「かわいい!」と感嘆の声を上げる2人。すぐにいちごを摘み取って食べるのかと思いきや、それぞれの視点からいちご狩りについてのこだわりを語ります!

「すごい設備ですね!」と感嘆しきりの宮﨑さん。設備や栽培方法に興味津々なのは職業柄!?
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「こんなにかわいい、いちご農園はほかにないですよね! まず床がパステルピンクだし、土がないから靴が汚れず清潔。高設栽培だからしゃがまずに収穫できるので、女子はヒールやスカートを履いて来られますね。ただし、日焼け対策は必須です。25℃と暖かいので半袖でもOKですが、日焼け止めはしっかり塗りましょう」

――おお! はやくも女性目線からのアドバイスが出ました! ちなみに、高設栽培って何ですか?(ド素人)

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「土に直接いちごの苗を植えて栽培する土耕栽培とは違って、腰くらいの高い位置で栽培する方法です。足元が汚れないし、屈まずに収穫できるので人気があります」

――確かに、これだと110cm〜120cmくらいの高さにいちごがくるので、お年寄りや子供、車椅子を利用している方でも収穫しやすいですね。

宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「いちごの摘みやすさはもちろん、地面から隔離することで水や肥料を管理でき、いちごにとって完璧な環境づくりが叶うんです。ここはさらに、温度も湿度も光もCO2も徹底管理されていて、環境にも配慮している。ここまでフルスペックないちご農園は見たことがないです。世界でも最先端だと思います」
いちごの苗をはさんで、さっそくいちご談議を始める2人
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「幼児でも手が届きやすかったり、いちごの味にこだわりがあったり、土耕栽培には土耕栽培のよさがあるので、一緒に行く人や目的に応じて使い分けるといいと思います。土耕栽培の場合はスニーカーやぺったんこ靴がマストです。それから、いちごは水分が多いので、時間を有効に使うためにもトイレは先に済ませておいてくださいね」

ーーわかりました! あ、いちごの甘い香りにつられてミツバチもやってきましたよ。

宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「それは、マルハナバチですね。授粉を手助けしてくれる、いちごにとってなくてはならない存在です。怖がらずそっとしておいてあげてください。香りに寄ってくるので、刺激しないように。それと、香水はつけない方がいいですよ」

2.赤くて大きないちごを選ぶ!

ヘタが反り返っていたら完熟のしるし

房の中で一番大きい実が一番栄養を吸収しているのでおいしい

ストロベリーファームで栽培されているのは「とちおとめ」「章姫」「よつぼし」「UCアルビオン」の4品種。そのうち、取材日に収穫できたイチゴは、糖度が低い順に「UCアルビオン」「よつぼし」「とちおとめ」の3品種です。

――たくさんのおいしそうないちごが実っていますが、制限時間は30分。食べてみたらハズレだったというショックは味わいたくありません!

宮島るりかさん
宮島るりかさん
全体が赤くて大きい実を選ぶとおいしいですよ。1つの枝にだいたい7〜8個のいちごがなりますが、真ん中にあって大きくて赤いものが一番甘いです」

――それってよく聞きますが、本当ですか?

宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「房の中で一番大きくて赤いということは、最初に花が咲いたということ。そのぶんエネルギーをたくさん吸収しているので、糖度が高くなるんです。反り返ったヘタは完熟のしるしです。まあ、ヘタが反り返っていなくてもおいしいものはおいしいですけど(笑)」
我が子を見守るような眼差しで食べ頃のいちごを選ぶ宮島さん
「品種によって香りも全然違います」と宮﨑さん

3.いちごは優しく摘み取る!

引っ張らずに、手首のスナップを利かせて

デリケートないちごの実にはなるべく触れず、摘み取る時も優しく扱おう

清潔感あふれる夢のような空間でツヤツヤと輝く、真っ赤に色づいたいちごたち。

ーーさっそくおいしそうないちごを発見しました! いただき……

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「ちょっと待って! いちごを摘む時は果肉を強く押したり、引っ張ったりしたらダメですよ〜。茎を指の間に挟んで優しく手前に倒して収穫します。摘み取る時に、パキッといい音がしたら食べ頃です」

――なるほど。教えてもらった通りにやってみると、力を入れなくても気持ちよく摘み取ることができました!

まず、人差し指と中指の間にいちごの茎を挟んで……
手首のスナップを利かせてくいっと前に倒すと、簡単にいちごが収穫できます

4.いちごは横から食べる!

いちごはヘタの方より先端の方が甘いと心得る

【裏技ポイント】
・食べる時は断面もチェック

いつもはヘタの方から食べるという宮島さん。「甘さと酸味、みずみずしさ、やわらかさ、そして香りも味わって」

――やっぱり新鮮ないちごはおいしいですね。あ、宮島さんはヘタから食べる派ですか?

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「そうなんですよ。いちごは先端の方が甘いので、ヘタから食べた方が最後まで甘味を感じられるんです。それに、ヘタを残すことがないのでいちごを無駄なく丸ごと堪能できます」
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「僕はいつも横から食べます!」
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「え、横からですか?」
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「ヘタから先端をいっぺんに味わえるので、いちごの味を満遍なく楽しめるんです。断面も見られるのでオススメです。ちなみに、とちおとめの断面は赤と白のグラデーションがキレイなので日本で人気が高く、海外では断面が真っ赤ないちごが人気です」
4種類のいちごの断面を並べてみた。こうして見ると、品種による違いもわかりやすい
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「ほんとだ! おいしい! この食べ方は初めてです!!」

――ところで、よく断面が空洞になっているいちごがありますが、味に影響はあるんでしょうか?

宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「空洞は品種による違いもあるので、味には影響しません。あまおうのように実が大きく成長する過程で空洞ができるものもあります。UCアルビオンは空洞のある品種なのですが、見た目を重視する日本では敬遠されがちです」

5.マイ水筒&練乳を持参する!

氷水と練乳でもっとおいしく、もっとたくさん!

【裏技ポイント】
・持ち込みは事前確認を
・荷物は少なめに
・ウェットティッシュを持参

友達といちご狩りをする時はアテンドすることが多いという2人

――ストロベリーファームは荷物置き場もあって、清潔で、至れり尽くせりの場所ですが、いちご狩りに行く時に、これは持っていった方がいいというものはありますか?

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「私の場合、水筒と練乳は必需品です。ハウスの中は暖かいのでいちごも生ぬるくなっています。私は冷たいいちごが好きなので、水筒に氷水を入れておいて、いちごを浸けて冷やしながら食べます

――すごい! そこまでしているんですか!?

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「いちごをなるべくたくさん食べたい一心で(笑)。だいたい30粒くらい食べたところで、味を変えるために練乳をつけて食べます。練乳をつけることでいちごの栄養素の吸収率もアップするんです。農園によって、練乳を用意してくれているところや、持ち込みができないところもあるので事前に確認してくださいね」
宮島さんのマイ水筒。バッグなどの持ち物もさりげなくいちごモチーフ

――デートでいちご狩りに行く時に気をつけることはありますか?

宮島るりかさん
宮島るりかさん
「デートじゃなくても、荷物をコンパクトにして両手を空けておくのは必須です。男性が女性といちご狩りに行く時は、自分の荷物は減らして、相手の荷物を持ってあげると喜ばれますよ。あとは、口の周りや洋服にいちごの果汁がつきやすいので、ウェットティッシュを持っていたら気が利くなって思います」
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「勉強になります!」

※東京ストロベリーパークは練乳の持ち込み禁止です

6.いろいろな品種を食べ比べる!

好きな品種を見つけるならスーパーよりもいちご狩り

【裏技ポイント】
・いちごの鮮度がケタ違い
・自分の好きな品種を見つけられる

食べ比べができるのもいちご狩りの魅力。いろんな形のいちごを見つけるのも楽しい

――いちごによって味も香りも食感も全然違ったのには驚きました! いちごってこんなに奥深いものなんですね。お二人は今日の3種類の中ではどれが好きでしたか?

宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
UCアルビオンがおいしかったです! みずみずしくさっぱりしていて。四季なりいちご(春から夏・秋にかけて長期間収穫できるいちごのこと)が食べられるのは、こういう施設のいいところですよね」
宮島るりかさん
宮島るりかさん
よつぼしが甘みと酸味のバランスがよくて好きでした。普段は章姫が一番好きなんですが、市場にはあまり出回っていないし、たまに売っていてもあまりおいしくない。やっぱりいちご狩りで食べるいちごが一番おいしいなってあらためて思いました!」
ちなみに、いちごのツブツブは種ではなく果実です!
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「やっぱり新鮮ないちごを何種類も食べられるのがいちご狩りの醍醐味。スーパーで売っているいちごは収穫してから店頭に並ぶまで最短でも2日はかかります。食べ頃になる数日前に収穫・出荷されているので、それ以上糖度も栄養価も上がりません。いちご狩りならベストな状態のいちごをその場で食べられるので、スーパーで選ぶよりいちご狩りに行く方が断然いいです!」
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「なるべくたくさんの品種を食べ比べて、自分好みの味を見つけるのも楽しいし、自分が好きな品種だけひたすら食べるのもいいですよね。それに、あまり知られていない品種に出会えたり、いちごの花を見られたりするのもいちご狩りならでは
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「いちご栽培の観点から言うと、日本のいちごは世界でもトップレベルで、これ以上おいしくなりようがないところまで来ているんです。あとは、見た目の美しさや栽培のしやすさを改良していくしかない。スーパーなどでいちごを品種名で表示しているのも日本ならではだと思います」

7.とにかく体験してみる!

五感で体験できるのがいちご狩りの魅力!

【裏技ポイント】
・地域限定のレア品種に出会える

宮島さんはいちごの勉強のため、いちご農園で働いていたこともあるそう!
宮島るりかさん
宮島るりかさん
地方のいちご農園に行くとそれぞれ特徴があって面白いです。その地域でしか食べられないいちごの品種もあるし、収穫して食べるだけじゃない体験ができたりもします」
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
いちご狩りは体験を楽しむものですよね。特に子供たちにとっては、いちごがなっているところを見られて、自分で収穫できて、匂いを嗅いで、味わうことができる。家族、恋人、友達、誰と行っても思い出に残る体験だと思います」
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「かわいいし、おいしいし、栄養いっぱいでいいこと尽くし。私は本気でいちごで世界を平和にできると思っているんです。みんなにもどんどんいちご狩りに行ってもらいたいです」
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「そういう意識いいですね! いちご狩りはほかの国にはないので、世界中に普及できるかもしれないですよ!」
世代も性別も職業も超えて、いちごの話が尽きない2人

狩るだけじゃない! いちごのテーマパークをもっと楽しもう!

いちご狩り+αの楽しみ方

約40種のイタリアンを提供するブッフェレストラン「PARK SIDE KITCHEN」平日/大人2100円、小学生以下1100円、土日祝/大人2500円、小学生以下1300円、3歳以下はいずれも無料

いちご狩りを楽しんだあとは、レストランやカフェで食事したり、いちごを使ったメニューを堪能したり。いちごの楽しみ方も多様化してきています。

東京ストロベリーパークでは、いちごを使ったスイーツが楽しめる「ICHIGO LAB.」や、旬の食材を使ったイタリアンが食べられるブッフェレストランもあります。予約すれば、簡単な料理体験も可能! いちご狩り+αの楽しみ方を見つけてみては?

ピザやパスタのほか、野菜をたっぷり使ったメニューがずらり
宮﨑大輔さん
宮﨑大輔さん
「デートや家族連れで行くなら、カフェやレストランがあるところの方がいいですよね。東京ストロベリーパークなら1日中いても飽きないです」
宮島るりかさん
宮島るりかさん
「いちご狩りだけじゃない楽しみがいろいろ体験できて満足度が高いですよね。期間限定メニューもあって、何度来ても楽しめそう!」
「ICHIGO LAB.」ではいちごの魅力を引き出すスイーツを日々研究中
1月からの期間限定メニュー「BBHいちごパフェwinter version」(870円)は、ファームで採れたいちごをたっぷり使った贅沢スイーツ!
「いちごとクリームが合ってすごくおいしい! 上にのっているいちごはチョコなんですね。本物かと思った!」
いちごをテーマにしたコラボグッズやオリジナルのグッズをそろえる「Berry good shop」
目をキラキラ輝かせてお土産を選ぶ宮島さん
人気のおみやげ「イチゴ和三盆」750円
フォトジェニックな撮影スポットがいたるところに! 写真を撮りたくなる仕掛けが満載

新鮮! おいしい! 楽しい!と、いいこと尽くしのいちご狩り。それぞれの視点からいちごについて熱く語り合う2人からは「いちごは世界を平和にできる」という名言も飛び出しました。近未来的な最先端ファームでいちご狩りが体験でき、ますますいちごの魅力と奥深さに開眼。全国のいちご農園で、お気に入りのいちごを見つけたいという欲望がむくむくと膨らんだのでした!

取材メモ/いつでもいちご狩りが楽しめる「東京ストロベリーパーク」は、JR鶴見駅、京急鶴見駅からバスで約15分と都心からのアクセスも抜群。従来のいちご農園と違い、おしゃれして出かけられるのもうれしいポイントです。「いちご狩り」と「ブッフェ」は予約必須! 1か月先までの予約を受付中です。

構成=嶌村優(エンターバンク)/取材・文=秋山真由美(signifi)/撮影=菊池さとる

\まだまだいちご三昧!/

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Yahoo!ライフマガジン編集部

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