昼飲み上等! 福岡・天神のど真ん中に鎮座する立ち飲みの老舗

2019/05/12

昼飲み上等! 福岡・天神のど真ん中に鎮座する立ち飲みの老舗

福岡市の中心地で、百貨店やオシャレな店が立ち並ぶ天神。その一角にある「角屋」は11時のオープンから一杯ひっかけることができる、立ち飲み居酒屋だ。アクセス良好、かつリーズナブルのため、いろんなパターンで使い勝手のよい、その魅力をご紹介。

Yahoo!ライフマガジン編集部

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繁華街に突如現れる酒飲みたちの楽園

新天町アーケードに面した四つ角の一角にある「角屋食館ビル」の1階と地下1階に位置する
地下鉄「天神駅」そば、「西鉄福岡(天神)駅」北口出てすぐの好立地

「福岡の昼飲みといえばココ」と名のあがる代表格。約47年前に創業し、およそ20年前に現在の「角屋」へとリニューアル。創業当時はサラリーマンや近くのパチンコ店からの男性客が多く、近寄りがたい雰囲気もあったそうだが、現在は若い女性も気軽に立ち寄れる大衆酒場となっている。

入口そばのガラスケースでは、主な飲み物メニューと、1階が立ち飲み、地下はテーブル・イス席に分かれることを案内
1階は酒屋のような立ち飲みスペース。イスなしでテーブルのみ

食堂と酒場を融合させたかのような、ほっこりと落ち着く店内。ほんのりと古き良き酒場の雰囲気が漂う。1階と地下1階は人数やシーン、気分に合わせて使い分けよう。

地下1階の方はイスも完備。腰を据えてのんびりと飲みたい方はこちらを利用しよう

食券制で作り置きのアテを自由に選べる

立ち飲み居酒屋では珍しい食券システムを採用

まず、ドリンクと料理を選んだら、食券を購入してカウンターへ。料理名のチケットがないメニューに関しては『共通券』を購入する。大きな額を購入して何品かを数人でシェアするのもおすすめ。駄菓子屋感覚でツマミを選べる、正に“大人の駄菓子屋”だ。

安くてうまいアテは、1品120円~。共通券の種類は120~1000円で結構細かく分かれているため選びやすい
新鮮な刺身は一皿350円と格安。肉じゃがや手羽煮、魚の南蛮漬けなど家庭的な料理をアテにするのもいい
マネージャーの仁禮(にれ)さん。カウンターで食券と注文商品を交換し、自ら席に運ぶファストフードスタイル。「昼飲みはこれくらいの気軽さでないとね」

メニューは、その数なんと60種以上、120~490円と破格で堪能できる。博多がめ煮や酢モツといった、博多ならではの一品を楽しめるのもうれしい。初めての方は、ショーケースで食べたいものに目星をつけてから券売機に向かおう。

\人気のメニューをチェック!/

牛スネ肉を鶏ガラスープや塩ダレで炊き込んだ「角屋の塩肉」(490円)。塩がガツンと効いた、のんべえのためのメニュー
4時間くらい煮込む「豚足のトロトロ煮」(350円)。お好みでポン酢をかけて
「串カツ盛合せ」(350円)は、肉と魚と野菜の組み合わせ(具財は時期で異なる)
角屋名物「ちかっぱジョッキ」(960円)。中ジョッキやタンブラー、大瓶でも用意

手づくりの懐かしい味にお酒もすすむ

角屋では、素早く提供できるよう、あらかじめ料理を仕込んでいるので、サッと食べてサッと飲める。しかも、ほとんどの料理がお母さんたちの手づくり。ホッとするような家庭の味も人気のポイントだ。

鶏ガラスープと削り節などを使った冬場に人気の「おでん」(1個120円)は一年中用意している。3個注文すれば330円とお得
壁にズラリと貼られたメニュー。焼き物や揚げ物系の料理は食券を渡してから作る。できあがったらメニュー名で呼ばれるので、再びカウンターへ
ふわふわ感が伝わってくる「だしまき玉子」(250円)
焼酎は1杯240円~。日本酒やハイボール、ワイン、カクテルなども揃う 

気軽に立ち寄れる雰囲気に女性客も増加

マネージャーの仁禮さん
マネージャーの仁禮さん
「最近は女性の方が増えましたね。以前は1割もいなかったですが、テレビなどいろんなメディアで紹介されどんな店か知られたことで、気楽に入れるようになったと思いますね。今では3割くらいは女性です。20~30代の方もかなり多いです。近くのお店の方とか、ファッションビルで働く人も多く来られるようになってきてるんです」

角屋では11~14時にランチメニューも提供。「角屋定食」(600円)、「かつ丼」(480円)、「ビーフカレー」(400円)などを食べているサラリーマンの隣で、普通に飲んでいる人がいるのもこの店ならではの風景だ。

また場所柄や価格設定により、0次会、1次会、2次会、自宅への終電までちょっと飲みたい人、買い物帰り、九州への旅行客など利用するタイミングはさまざま。訪れる人によって使い勝手のいい形で楽しめる「角屋」。天神を訪れる機会があったら、ぜひ覗いてみては!

取材メモ/個人的には、年中無休なので、他のお店が閉まっている年末年始などにすごく使えるお店です。東京から帰省した友人にすごく喜ばれますよ!

取材・文=シーアール 写真=益山潤

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