隠れ家的食パン専門店は、のぼり旗が開店の合図!/宮崎

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【特集・第4回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 食パン編 〜

2019/03/30

隠れ家的食パン専門店は、のぼり旗が開店の合図!/宮崎

工房奥の電気窯で焼けるのは一回に4本のみ。幻の食パンを求め、県内外から多くの予約注文が入ります。(「月刊情報タウンみやざき」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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全て手仕事! 一度は食べたい無添加食パン

自宅の一角、ひっそりと店を構える

専業主婦の川野敦子さんが家族のためにと食パンを焼き始めたのは約30年前。「すも~る・ふぁ~む工房」として本格的に販売をスタートしたのは、ご主人と一緒に無農薬ブルーベリーを作り始めた約10年前からです。

「すも~る・ふぁ~む工房」店主・川野敦子さん

「ブルーベリージャムに合う食パンを作りたかったんです」

「好きなように焼いているだけなんで特別なことはないですよ」と笑う川野さん

ご主人の定年のタイミングでブルーベリー農園を始めた川野さん夫妻。無農薬のブルーベリーでジャムを作ると、あっという間に家族・知人の間で評判になり、ほどなくして販売を始めました。「このジャムと一緒に美味しいパンも食べてもらいたいな」と考えた川野さん。独学ではありますがパン作りについて勉強を始めたそうです。

ひとつひとつが手作業。愛情たっぷり焼き上げる
店主 川野さん
店主 川野さん
「食パンは家族のために昔から焼いていたのですが、商品として販売をするとは思っていなかったので、本格的に始めるとなるとしっかり勉強しないと……。本を見ながら試行錯誤の日々でした。食パンはシンプルなので、どんなお料理にも合います。毎日食べられる方もいらっしゃると思いますし、ならば余計に体にいいもの、無添加のものがいいですよね」

一回に焼けるのは4本だけ

分割して発酵中の生地
成形もひとつずつ。ガス抜きのパチパチという音が心地いい
その日の温度・湿度など長年の経験がものをいう
2次発酵中。8分目ほどふくれたら焼き上げへ

自宅の一角に構える工房の奥にある電気窯。この窯で一回に4本ずつ焼き上げていきます。

川野さん
川野さん
「焼き立てのパンを並べて、耳を澄ますと“パチパチ”と優しい音がするんですよ。その瞬間がとっても幸せ」

とほほ笑む川野さん。香ばしく焼き上がったパンは、きめが細かく、ミミまでふんわりと柔らかい。この食感がリピーターを惹きつける秘密なのです。

川野さん
川野さん
「パンは買ったその日に食べていただくのが一番ですが、冷凍保存もできます。一枚ずつラップに包んで、さらにビニール袋へ入れて密封。これはお買い上げの当日にしていただくのがベストです。食べる時には凍ったまま、温めておいたオーブントースターで加熱していただくと風味がよみがえります
「食パン」550円
日本蜜蜂のハチミツをかけて贅沢に
こののぼり旗が出ている時は営業中
ブルーベリーをはじめ季節のジャムを販売中

取材メモ/こね、発酵、成形、焼き上げまで全ての工程を取材させていただいて思ったこと、それは“パンへの愛情”です。川野さんがひとつずつ手作業で作り上げる、一見とても簡単そうに見えましたが実際には長年の経験と技術がともなわなければこんなに美味しいパンは焼けません! お客様もリピーターがとても多く、毎週のように注文し、郵送を希望される方もいるとか。宮崎市内からは車で約50分と時間はかかりますが、わざわざでも行きたい食パンの専門店です。

取材・文=東条隆子 撮影=黒木将

月刊情報タウンみやざき

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毎月27日発売、360円

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