【対談】高嶋政伸×米川伸生が語る「回転寿司はこう楽しめ!」

特集

おいしい回転寿司が食べたい!

2016/07/21

【対談】高嶋政伸×米川伸生が語る「回転寿司はこう楽しめ!」

大河ドラマ「真田丸」での北条氏政の怪演も記憶に新しい高嶋政伸さんは、意外にも「寿司屋より回転寿司の方が多い」ほどの回転寿司好き。

そんな高嶋さんが、小学校の時からの仲という評論家・米川伸生とともに、回転寿司の楽しみかたやその歴史、トレンドまで語り尽くす!

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

高嶋さんの回転寿司に関する思い出や、評論家・米川さんのトリビアがてんこもり!

今回の回転寿司特集を監修頂いた米川伸生さんに「対談のいい相手いませんかねぇ……」とダメ元でお聞きしたところ、「高嶋政伸さんなんてどう? 小学校の時からの友達なんだけど」とのお答え。

えっ、大河ドラマ「真田丸」での北条氏政の「汁かけ飯」にまつわる演技が巷で話題の高嶋政伸さん……? 是非!!

というわけで、「まぐろ問屋三浦三崎港 恵み 渋谷ヒカリエ店」で極上のネタをつまんで頂きながら、回転寿司にまつわるお話を聞いてきました。

小学生の時から仲良しという高嶋さんと米川さん。何度も一緒に旅行にも行っているという
米川さん(以下、米川)
米川さん(以下、米川)
まずはご結婚、おめでとうございます。
高嶋さん(以下、高嶋)
高嶋さん(以下、高嶋)
わぁ! 本当にありがとうございます!
米川
米川
あと、もちろん大河ドラマ「真田丸」の怪優っぷりも拝見しておりました。
高嶋
高嶋
見ててくれたんだ、嬉しいなぁ! 今はまた次の作品に向けて、役にあった髪型をヘアメイクさんと一緒に研究してますよ。役作りで食事制限もしてるんだよ。
米川
米川
そんな時こそ寿司じゃない? 今日は評論家らしく、回転寿司について語らせて頂きますよ!

「突発的に行く弾丸ツアーの〆に、よく回転寿司に行ってたよね」

高嶋
高嶋
もともと小学校の時の同級生で、大人になってからよく旅行に行くようになったんだよね。温泉にB級グルメに、そういえばシルクロードも行った!
米川
米川
行ったね~!
高嶋
高嶋
ロケ先で急に休みになったときに、「いまから沖縄、来れる?」なんて誘えるのはヨネぐらいだしね。「今からお好み焼き食べようよ、広島だけど」って(笑)。そんな弾丸旅行のシメに、回転寿司によく行ってたんだよね。
米川
米川
そうそう、目黒の「海鮮三崎港」ね。放送作家をやってたから、そこそこ時間の自由もあったからね。まぁ、お互い自由業みたいな感じだったしね。
高嶋
高嶋
タコス食べにメキシコに行ったり、あ、そういえば上海で回転寿司に行ったな!
米川
米川
生きたドジョウが流れてきたり、とんでもなかったね! 全然寿司は流れてこないの。たまに流れてきたかと思うと、シャリが機械で切った直方体だったり。

意外にも!? 高嶋さんが行く寿司屋は「回ってるところ」ばかり!

高嶋
高嶋
「芸能人だから、回ってる寿司は食べないでしょ?」なんて言われるけど、僕はほぼ回転寿司ですよ。「回転寿司はテーマパークだ!」って思ってるからね。米川先生の受け売りですけど(笑)。なにより、気軽に入れるのがいい! いろいろなものが流れてきて楽しいしね。
米川
米川
拙著、お読みいただき、ありがとうございます(笑)。じゃ、何から食べる? 高嶋先生、タッチパネルってご存知ですか?
高嶋
高嶋
もう慣れたもんですよ。僕は軍艦巻が大好きなんだよね。海苔の香りがたまらないんだよ。ということで、軍艦から行かせて頂きます。
意外にも寿司を食べるときには回転寿司が多いという高嶋さん。タッチパネルの操作も手慣れたもの
米川
米川
そういえば、軍艦に醤油付ける時はどうする?
高嶋
高嶋
しゃれ込みたい時は、ガリに醤油を付けて、チョイチョイっと。
米川
米川
おっ、出来ますなぁ。それもいいけど、最近はワンプッシュで量の調節がしやすい醤油差しもあるお店も多いから、あれも便利なんだよね。回転寿司は、気負わず楽しむのが一番だからね。
高嶋
高嶋
いろんなものが進化してるよねぇ。
高嶋さん、まずは軍艦を頼むことが多いのだとか。「いくらの軍艦」は340円(税抜)
濃厚な旨味が楽しめる「生うにの軍艦」は560円(税抜)。
米川
米川
じゃあ僕はまず「本日のおすすめ」を。おすすめがおいしくない寿司屋はまずダメだね。そんな店は、早々と切り上げて帰った方がいい。
取材日の「恵み」の「本日のおすすめ」は、あじ260円(税抜)
高嶋
高嶋
これは脂がのっていてうまいですねぇ。光りものは生臭いところもあるから、鮮度の目安になるよね。そういえば、昔出演したドラマで、「寿司はコハダや!」って印象的なセリフがあったんだけど、実際そうなの?
米川
米川
コハダは塩の振り方で味が変わりやすいから、職人の考え方や腕が出るんだよね。回転寿司で自家製のコハダを出してるところは少ないけど。あとはやっぱりアジもうまくないとね。鮮度感が出やすいから、これで仕入れの良し悪しが分かる。ここ「恵み」はアジだけでも2~3カ所から仕入れているらしいよ。あとね、白身魚を醤油じゃなくて塩で食べるのもいい。ここだと、沖縄の海塩「ぬちまーす」も用意されているんですよ。ミネラルが豊富で、うまみが強い。
高嶋
高嶋
ほぉ~、よくご存知で。さすがですなぁ。

お茶のシステムひとつとっても、紆余曲折のある回転寿司の歴史

米川
米川
褒められたんでさらにトリビアを披露させて頂きますと、今じゃこんな風に各席にお茶の蛇口がついているのが普通だけど、昔はお茶もレーンを回っていたんだよね。でも、こぼしてやけどしちゃうからポットになった。そしたら取りに行くのがめんどくさいってことになって、レーンの上にダクトを流してそこから出していたんだけど、高い位置にあるとこれまたこぼしちゃうし、夜には煮詰まって濃くなっちゃったりするし。そんな試行錯誤を経て、この形に落ち着いたんですよ。1958年から続く、回転寿司の歴史の一端ですな。
回転寿司の思い出に浸る高嶋さん。それにしても、ストリートミュージシャンの時代があったとは!

高嶋政伸さん、青春の回転寿司の記憶を語る

高嶋
高嶋
ってことは、58年前! 回転寿司って、そんな昔からあるんだ! そういえば子供のころ、元祖回転寿司・元禄寿司に行きたかったなぁ~。
米川
米川
回転寿司に最初に行ったのはいつ?
高嶋
高嶋
最初に食べたのは10代の頃、1983年ぐらいだったかなぁ。俳優を目指しながら、ストリートミュージシャンとして路上に立ってたんだけど……。
米川
米川
知ってますよ、相当荒稼ぎしてたっていうやつね。
高嶋
高嶋
いちばんおひねりもらった時は、45分で2万5000円だったなぁ〜! 演奏が終わると、仲間たちとそのお金を持って「回転寿司食いに行こうぜ!」って。いやぁ〜懐かしい。
米川
米川
いま以上に、渋谷は回転寿司激戦区だったからねぇ。この「熟成まぐろ3点盛」もいこうよ!
「熟成まぐろ3点盛」450円(税別)。左から醤油麹、燻製醤油、塩漬け。7月19日(火)までのフェア商品
高嶋
高嶋
どれも旨いけど、特に塩漬けがいいね。モチモチしてるし、柚こしょうが利いてておいしい!

まぐろ問屋だからこそ手に入れられる希少部位「頭身(とうみ)」

米川
米川
ここ「恵み」は、まぐろ問屋が母体にあるから、まぐろの事は熟知してるんですよ。あとはまぐろの頭身(とうみ)も食べないともったいない!
仕入れられる店はあまり多くないという希少部位「本まぐろ 頭身の大トロ」560円(税抜)
高嶋
高嶋
ものすごく脂がのってるなぁ! しかも上品な甘みもある。初めて食べたけど、こりゃうまい。
米川
米川
400キロクラスのマグロから約2キロしか取れない貴重な部位ですからね。通常の寿司屋だと、相当の高級店じゃなきゃ入手できないけど、マグロ一頭さばくお店ではこんな珍しいネタもあるんだよね。おお、気持ちのいいひとくちだね!
高嶋
高嶋
寿司はひとくちでいくのがやっぱりいいよね。
男らしく、ひとくちでパクっと食べる高嶋さん
米川
米川
おっ、こちらはお店のおすすめで「フォアグラハギの軍艦」だそうです。
高嶋
高嶋
回転寿司はこういう面白いものがあるからいいねぇ。ほぉ~! これは新感覚。塩とエゴマ油も効いていておいしい!
米川
米川
ここは、お酒もいいの入れてるんですよ! 「この寿司にはこのお酒」って絞られていて、寿司とお酒のマリアージュを楽しむ、っていう。
ウマヅラハギの肝を大きく育てた「フォアグラハギの軍艦」560円(税抜)。濃厚な旨みでフォアグラのような風味
高嶋
高嶋
これはもう奥さんと来ちゃうかもしれないなぁ。
米川
米川
えんがわ炙りも来ましたよ。
高嶋
高嶋
あぶった脂身のとろっとした舌触りがいいねぇ。
脂がのって上品な甘みの「えんがわ炙り」260円(税抜)。
米川
米川
お次は「山盛り中落ち軍艦」260円(税抜)。
高嶋
高嶋
回転寿司らしい、豪快なメニューだねぇ~! この大きさもおいしさのひとつだよね。甘みがあって、海苔の風味も良くって素晴らしい! しつこくて申し訳ないけど、好きなんで(笑)。
米川
米川
最近は海苔にこだわる回転寿司店がホント増えてるからね。政伸みたいに海苔好きにはぴったり。この山盛りになった中落ちを、チビチビとお酒のツマミにしながら一杯やるのがいいんだよ!
高嶋
高嶋
それはまたの機会に、よろしく!
こぼれんばかりの中落ちに思わずにんまりの高嶋さん

次回の「北条会」と「HOTEL会」は、回転寿司で開催!?

高嶋
高嶋
いやーでもうまかった! 一度、予約できるいい回転寿司ない? って聞いたこともあるじゃない? あれはドラマの「HOTEL」のメンツで行こうと思ってたんだよね。回転寿司に、ベテランの皆さまをお連れしようと思ってさ。
米川
米川
そうだったんだ!
高嶋
高嶋
結局スケジュールが合わなくて行けなかったんだけど、この機会にまた誘ってみようかな。あと、こないだ「北条会」ってのもできたんだよ(笑)。北条氏政・氏直と、板部岡江雪斎。僕と細田善彦くん、それに山西惇さん。
米川
米川
おお、北条家で! いいですねぇ。最近の回転寿司は、こんな風にボックス席にもレーンが流れてくるところも多いし、奥まった席を選べば芸能人だってお落ち付いて食べられるよね。
高嶋
高嶋
でも、まずは奥さんを連れてこようかな!
米川
米川
ごちそうさまです!
撮影にご協力いただいた「恵み」さん、ありがとうございました!
高嶋政伸(たかしままさのぶ)

高嶋政伸(たかしままさのぶ)

俳優

米川伸生(よねかわのぶお)

米川伸生(よねかわのぶお)

回転寿司評論家

取材メモ/「真田丸」の北条氏政や、「探偵はBARにいる」の加藤役など、ここ最近かなりクセのある役が多かった高嶋さんですが、その素顔はやはり「HOTEL」の赤川一平ばりに柔らかな雰囲気の方でした。成長した赤川一平がみたいので、「HOTEL」の新シリーズ希望です!

取材・構成=木村浩章(Roaster)、撮影=田形千紘(Roaster)

この記事を書いたライター情報

Yahoo!ライフマガジン編集部

Yahoo!ライフマガジン編集部

グルメ、おでかけ、イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を編集部が厳選して紹介します。

SPECIAL

SERIES