「パンの耳まで美味しい」と地元で評判の食パン専門店/和歌山

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【特集・第3回】地元人が推薦! グルメ甲子園 〜 食パン編 〜

2019/03/23

「パンの耳まで美味しい」と地元で評判の食パン専門店/和歌山

角型と山食の2種だけを販売。和歌山では珍しい食パン専門店の評判を聞きつけ、県外からもお客さんが訪れます。(「和歌山タウン情報アガサス」)

Yahoo!ライフマガジン編集部

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柔らかくて芳醇な甘みに幸せを感じる、お母さんの愛情食パン

住宅街の一角にひときわ目立つグリーンの外壁が目印

街角にふわっとパンの豊かな香りが漂う幸せ! 「ニューSつるが」は、2013年にオープンした和歌山では珍しい食パン専門店。鶴賀さんと娘さんが切り盛りする店舗はほとんどが製造スペースで、販売しているのは角型食パンとパン・ド・ミ 食パン(山食)の2種類だけというこだわり。お客さんが来ると窓を開け、朗らかに接客をし、また黙々と作業に戻る毎日です。

気さくな人柄が魅力のオーナー・鶴賀さん

パン好きが高じて、食パン専門店をオープン

オーナー 鶴賀さん
オーナー 鶴賀さん
「この場所でお店をオープンしたのは6年前ですが、大阪に住んでいた若い頃からベーカリーでパン作りの現場に携わっていました。平日は仕事で、休日には自分の趣味でパンを焼く…自分で言うのもなんですが、本当にパンが好きなんです(笑)」
オーブンに入れるのが少しでも遅れると、きれいな焼き上がりになりません

長年暮らしていた大阪から、和歌山に戻ってきた鶴賀さん。環境は変わっても、パン作りにかける情熱は衰えることを知らず、焼き上げたパンをご近所さんや知り合いに食べてもらうなど、地元でも着実にファンが増えていました。

鶴賀さん
鶴賀さん
「子育てから手が離れたのもあって、お店をやってみようかなと思いました。私が作りたかったのは、子どもからお年寄りまで家で食べてもらえる安心で安全な食パン。専門店にしたのは、私自身、食パンにこだわりがありますし、食パンなら毎日食事として食べてもらえるかなと思ったからです」
角型なら一度に8本焼き上がります

一般的にパン屋さんの日常が慌ただしいのは鶴賀さんも同様で、朝は午前4時に起床。「およそ10歩で」自宅併設の製造スペースに駆け込み、黙々と仕込みを始めます。パンの製造工程に注意しながら、開店時間の午前9時30分までの合間に家事をこなします。

このホワイトラインがおいしさの証し!
鶴賀さん
鶴賀さん
「イースト菌、砂糖、塩、乳製品……オープンした時から配合は変えていません。今の味にたどり着くまでは、毎日のご飯がパンになるほど本当に何回も何回も試行錯誤して、この配合にたどり着きました。焼き上げる回数は、日によって違います。マイペースでやらせていただいています(笑)」

食パンは角型と山食の2種類!

角型食パンは400円
この弾力! もっちり感がたまりません

「市販の食パンの耳は残しますが、こちらのは食べてしまうんです」と、取材時に買いにやって来たお客さんも絶賛の柔らかさ。ふわふわもっちりの食感でキメが細かく、しっとりした味わいが楽しめます。トーストしても、もちもちした食感が楽しめて、子どもからお年寄りまで大人気です。

鶴賀さん
鶴賀さん
「和歌山の人は柔らかいパンが好きなんでしょうか。角型食パンの方がよくお買い求めいただけます。サンドイッチ用として使っていただいたり、贅沢に分厚く3枚切りにしてというお客さんもいます。トーストする前に表面に深い切り込みを入れて、焼いた後、そこにホイップクリームを塗って食べたらおいしいですよ!」
パン・ド・ミ 食パン(山食)は400円

焼く時にふたをせず、ふんわり山型に焼き上げたのが山食。シンプルな配合でゆっくり発酵させることで、小麦の旨みを引き出します。表面はパリッとして、中はふわっと柔らかく軽い口当たり。 トーストすると香ばしさが増して、サクッ、パリッとした口当たりが際立ちます。角型に比べて焼き上がりの数量が少ないので、購入時はご確認を。

地域から愛される、街の食パン屋さん

鶴賀さんの笑顔にお客さんも癒やされます
鶴賀さん
鶴賀さん
「食パンを買いに来たお客さんとおしゃべりするのも楽しみの1つ。地域の人たちとのコミュニケーションも、この店をやっていて良かったなと思える事です」
「常に焼き立てのパンを買っていただけるよう頑張ります」
鶴賀さん
鶴賀さん
「『菓子パンも焼いて!』とお客さんに言われることが多いのですが、これからも食パンひと筋。お子さんからお年寄りまで食べてもらっても安全な素材を使って、毎日食べても飽きない食パンを、これからも自分のできる範囲で、自分のペースで焼いていきたいです」
地元のお客さんが中心ですが、評判を聞きつけ県外から車でわざわざ買いに来る人も

取材メモ/つるがさんで買ってきた食パンの袋を開封すると、一気に豊かな香りが満ちあふれて、それだけで幸せな気持ちに!「他にもおいしいお店ありますよ」と謙遜する鶴賀さんの謙虚な姿勢がお客さんを惹きつけるのだと思います。甲乙つけがたいですが、個人的には山食派です!

取材・文・撮影=松本雅樹

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