洋食メニューが人気の福岡の老舗喫茶店で昭和レトログルメ

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出張で行きたい! 個性的な店。

2019/02/22

洋食メニューが人気の福岡の老舗喫茶店で昭和レトログルメ

“福岡・博多の文化的サロン”としてにぎわっていた歴史を持つ老舗喫茶店を紹介!

Yahoo!ライフマガジン編集部

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福博の文化サロンとして人気だった 現存する福岡最古の喫茶店

大博通りから一本入った場所にある。博多山笠で有名な櫛田神社も近い
商人の町・博多の店屋町にある

JR博多駅からまっすぐ伸びる大博通りから一本入った“冷泉公園通り”に現在の店舗がある。レトロモダンな趣きのある外観が目印だ。

ブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が日本にコーヒーを広めようと1934年(昭和9年)にオープンした「ブラジレイロ」がルーツ。創業当初は東中洲の湖畔にあり、火野葦平や原田種夫といった作家らが通う“福岡・博多の文化的サロン”としてにぎわっていたという。

店内2階に飾られている、東中洲の川畔にあった当時の店舗の写真(1934〜37年頃)

本格的なブラジル珈琲や洋食を楽しめるとあり、おおいににぎわったが、戦時中の建物強制疎開で閉店。戦後、支配人の中村安衛が1950年、奥堂に「レイロ」として再開。翌年、現在地に移転した。

昭和の雰囲気が残る店内は、1階はカウンター席をメインに、その背面にはテーブル席も設ける。螺旋階段を上がると2階客席がある
ミンチカツレツ(990円)。1日15食限定

ブラジレイロの魅力は、本格的な自家焙煎のコーヒーももちろんだが、なくなり次第終了のほぼランチタイムの早めの時間に売り切れになる洋食メニューが地元客に人気。一番人気の「ミンチカツレツ」は、チキンとポークの合い挽(び)き肉を使用。表面はサクサク、中はふんわり仕上げる。

オムレツライス(930円)

トロトロの卵にソースが絡まる「オムレツライス」、名前がレトロな「ハンブルグステーキ」(1050円)、「ハッシュドビーフ」(1030円)等も人気メニューだ。

\この人に聞きました!/

中村久美子さん
中村久美子さん
中村久美子さん
「洋食のセットになる『マイルドブレンド』や、ブラジレイロのスタンダード『クラシックブレンド』など7種あるコーヒーは、赤外線と反熱風で自家焙煎した豆で淹(い)れる自慢の一杯です。トーストなどの軽食や、手作りのケーキもご用意していますよ」
トーストサンドセット 800円。サンドイッチメニューも6種類ある
チョコレート・パフェ 750円

名物のチョコレートパフェは、自家製シフォンケーキ入りでボリューム感のある一品。後味はスッキリしている。水出しコーヒーを使った「ミニ・コーヒーパフェ」(530円)や、「カフェ・ゼリー・パフェ」(550円)もあり。

ガトーショコラ(390円)、クラシックブレンド(500円)。ケーキはすべて手作り。「クラシック~」は創業当時からあるブレンドで、まろやかな味わい

ケーキは、ガトーショコラほか、「ベイクドチーズケーキ」(360円)や、「レアチーズケーキ」(360円)、「シューロールケーキ」(370円)、「シフォンケーキ」(310円)などがある。プラス400円でコーヒーや紅茶などが選べるケーキセットがある。さらにプラス150円でバニラアイスもつけることができる。

カフェカプチーノ(550円)。エスプレッソにシナモンの香りがいい
マドレーヌ(120円)。

お土産としてテイクアウトでも人気の「マドレーヌ」は、1個120円。しっとりとしていて、控えめな甘さだがコーヒーに合う。

取材メモ/私が個人的に好きなメニューは「ハッシュドビーフ」。ハヤシライスなのですが、ソースのレベルがビーフシチューなのですよ。それであの値段はコスパです。マドレーヌもコーヒーのお供にテイクアウトがオススメです。

取材・文=シーアール 撮影=高尾正秀

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