奈良市街からすぐ!歴史ある自然道と石仏を巡るプチトレッキング

2019/03/21

奈良市街からすぐ!歴史ある自然道と石仏を巡るプチトレッキング

近鉄奈良からバスで約30分、山間に佇む優美な円成寺から、自然道を歩き駅まで戻ってくるおすすめのコースを歩いてみました。

奈良っこ

奈良っこ

石仏が点在する滝坂の道

平安時代のものとみられる石仏が至るところにあり、水の流れを傍らに見ながら、古の石畳の道を歩いたりと、様々な魅力に溢れたプチトレッキングコース。暖かい季節にぜひ歩いてみては?

山間にひっそりと佇む姿が優美…円成寺

円成寺

まずは近鉄奈良駅前からバスで円成寺へ(約30分)。間近で拝顔できる運慶作の大日如来は国宝指定。本堂の柱には来迎の二十五菩薩が描かれ、ロウソクの灯りの中で厳かな雰囲気を漂わせています。

円成寺の道を渡ったところから今回のコースが始まります!
先に進むと…

滝坂の道を除いて、全体的にゆるやかな下りの道が続くので歩きやすく、山登りが苦手な人にも楽しんでもらえる道だと思います。

どんどん進むと…

杉の林の中、静かな山歩きが楽しめます。途中、広葉樹の集まる明るいエリアや、道の片側に大きなシダの茂るところがあり、変化があるのも◎

無人販売所

森を抜けて国道を左へ。少し歩くと視界がひらけ、右に茶畑、正面に田んぼが見えるT字路を右折。この集落では無人の直売所がいくつかあり、この辺りで収穫されたお茶や椎茸、鷹の爪などが売られていることがあります。

峠の茶屋

峠の茶屋 外観

集落を抜けると、風情のあるお茶屋さんが! 春から秋にかけては食べ物も提供していています。(冬期は生姜湯400円のみの提供)

地獄谷石窟仏

地獄谷石窟仏

茶屋を後にしてすぐ、大きなカーブの車道を左折。道沿いに歩いていくと左手に地獄谷石窟仏の入り口に到着します。この道は歩道がないので、車の往来に十分気をつけましょう。階段を上がってそのまま真っ直ぐ、この道程で一番急なアップダウンがあります。石窟仏は平安時代のものと言われており、岩を刻んだ上に彩色されています。その色彩が今日でもはっきりと識別できるのが凄い!

地獄谷新池

地獄谷新池

池の周りにはあずま屋がいくつかあり、お弁当スポットにちょうど良い♪

首切り地蔵

首切り地蔵

剣豪、荒木又右衛門が試し斬りをしたという伝承が残っているように、首のところで真っ二つに別れているお地蔵さん。

滝坂の道

滝坂の道

平安~鎌倉時代は南都の僧たちの修行場、江戸時代は剣豪たちが往来したといわれている歴史ある道。「奈良奉行所」によるといわれている石畳の道が風情を感じさせます。

朝日観音

朝日観音

その名前の通り朝日が差し込む方向を向いています。2mを超える弥勒如来磨崖仏を中央に3体の像が彫られており、人情味のあふれる顔が特徴的。1265年に彫られたといわれているみたい。

滝坂三体地蔵菩薩磨崖仏

滝坂三体地蔵菩薩磨崖仏

朝日観音と同じ作者と考えられていて、道沿いからは少し離れているのでお見逃しなく!

水と歩く

首切り地蔵からは、傍らに水の流れを見ながら歩け、新緑の季節が待ち遠しい

近鉄奈良へ

高畑周辺

森から出て住宅地を下って行くと、まだ辺りは深い森の雰囲気を湛えています。文豪やアーティストが好んで住んでいた高畑の周りにはおいしいケーキ屋さんなどもあるので、ここまで歩いて疲れた脚を休めてから駅まで歩いてみるのもいいですよ♪

月刊情報誌yomiっこ

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奈良っこ編集部が手掛ける、奈良の月刊情報誌「yomiっこ」

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この記事を書いたライター情報

奈良っこ

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奈良好き初心者にもディープな方にもそれなりに役立つ“奈良ならでは”の情報が満載!地域情報誌を発行して約40年、(株)読売奈良ライフの編集部員が、「奈良をもっと元気に」をコンセプトに、話題のグルメや旬のニュース、お得情報をお届けします。随時更新されるので、ぜひチェックしてください。

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