~唐糸御前の伝説~を今に伝える【唐糸御前史跡公園】

2019/03/03

~唐糸御前の伝説~を今に伝える【唐糸御前史跡公園】

藤崎町の「唐糸御前史跡公園」を訪れました。りんご畑にぐるりと囲まれたこの公園の中央には、とある女性の銅像が立てられています。

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~唐糸御前の伝説~を今に伝える【唐糸御前史跡公園】

公園から唐糸御前と岩木山を望む(写真引用元:アプティネット)

写真の中央に写っている旅人の格好をした女性は唐糸御前(からいとごぜん)と言う人です。
この唐糸御前には鎌倉時代から伝わる、悲しい言い伝えがあります。

【唐糸御膳の伝説】

-----唐糸御前は、鎌倉の執権・北条時頼に仕える、心根の優しい才色兼備の女性で、やがて時頼の愛を一身に集めるようになりましたが、周囲の女性の妬みを受けることとなり、鎌倉を逃れ生まれ故郷の津軽の藤崎に隠れ暮らしていました。時頼は、病で執権職を退いた後、仏門に入り諸国行脚の旅に出ました。そしてやがて津軽を訪れることになり、唐糸御前は一瞬胸をときめかせましたが、田舎に落ちぶれ見る影もなくやつれた自らの姿を悲しみ、近くの柳の池に身を投じて、はかない生涯を閉じました。村人たちが唐糸御前の死を泣き悲しんでいるおり、北条時頼がこの地を訪れて唐糸御前の死を深く悲しみ、唐糸御前が通っていた平等教院という寺院に墓を営みました。

引用元:藤崎町公式ホームページ

とても悲しいお話ですね。
唐糸御前の像が旅人風の格好をしているのは、鎌倉から藤崎に移動した際の姿なのでしょう。
公園内には、唐糸御前像の他、伝説にまつわる松の古木や、石碑もありました。

松の古木

この松の古木は、唐糸御前が通っていた平等教院があった場所だと云われています。
つまり、北条時頼が唐糸御前の墓を営んだ場所ということです。

私はこの松の古木から何か不思議な感じを受けました。

夜にこの場所を訪れると古木の前に佇む旅人の影が…。なんて噂がありそうです。

文字が彫られています
「昭和戊辰十一月」とか「昭和五庚午年」彫られていることから、昭和の初めころの建立でしょうか
梵字が彫られた石碑も

石碑は3枚あり、それぞれ違う時代に作られたと思われます。
何が書かれているか、詳しい内容はわかりませんが、もちろん唐糸御前に関することが書かれているのだと思われます。

何故かはわかりませんが、この場所には何か不思議な感じを受けました。
それがただの勘違いなのか、唐糸御前の無念が残っているのかはわかりません。

藤崎町に訪れた際にはぜひお立ち寄りください。

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